(ペトラ・トゥ・ロミウ海岸)
2012年5月12日にアルバニアのティラナからアテネ経由でキプロスのラルナカにに入り、キプロスが84番目の訪問国となった。ラルナカは首都ではないが、国際空港があることから便利なので、観光の拠点としてラルナカで4泊した。どこを観光するかは現地に行ってからバスのスケジュール等を調べて計画を立てたが、正確な情報に欠け、苦労した。
13日に世界遺産のヒロキティアという古代遺跡に行く予定であったが、スケジュール的に無理であることが判明したので諦め、急遽行先をビーチ沿いのリゾート、レメソスに変更し、レメソス城(中世博物館)とアマサスの古代遺跡だけは見学できた。
14日にパフォスとクリオンの古代遺跡を訪ねる日帰りバスツアーに入った。36ユーロと比較的安くかつ月曜のみの催行だったので、これを利用すればパフォスにも、レメソスにあるクリオンの古代遺跡にも行けるとのことで急遽決めた。しかし、このツアーは幸運と不運がミックスする結果となった。パフォスは街全体が世界遺産になっていることもあり、見どころも多く大変よかった。また、バスの途中の休憩所がたまたま世界遺産のヒロキティアが目の前だったため、20分の休憩時間を使って、前日に諦めたこの遺跡をかけ足ながら見学することができた。
ただ、不運なことも起きた。もともとラルナカからツアーバスに乗ったが、帰りにうとうとしていたのか、ラルナカを過ぎたのに気が付かず、バスガイドもすでに降りていて、次のアヤ・ナパというところで降ろされた。 どこで降りたか地図を見てびっくり、ラルナカからバスで1時間も離れたところで、しかも、ラルナカに戻るバスは約3時間後しかないことが判明。仕方なく見知らぬ街で夕食をとり、当初から約4時間も遅れてホテルに戻る羽目となった。トラベルにはトラブルが付き物という出来事であった。
15日はバスでキプロスの首都、ニコシア(レフコシア)に行き、丸一日ニコシアの街を散策した。南ニコシアでは、昔の面影を残す「ライキ・ギトニア」と呼ばれる一角をはじめ旧市街を歩き回ったが、ついにキプロス考古学博物館を訪れ、あこがれの「アフロディテ」大理石像の本物に接することができた。この大理石像はキプロスのいろいろな刊行物や入場券にもキプロスのシンボルとしてよく描かれていたので、本物はどこにあるのかを調べた上で、月曜の休館を避けての訪問であった。
「アフロディテ」は、愛と美と性を司るギリシャ神話の女神で、前日には、パフォス近くにあるアフロディテ生誕の地と謂われるペトラ・トゥ・ロミウ海岸も見てきたので、感慨もひとしお。美しい女性美をじっくり鑑賞することで、何となくキプロス観光を達成したという満足感があった。
