前回からもう二月ちかく経ちますか。早いなあ(^^;
自分の中では5末で終わった国立西洋美術館「グエルチーノ展」の余韻がまだ若干残っている感じ。良かったですねえ。なんとなく「バロックの、良い意味でアベレージ」な感じのグエルチーノですが、それだけに“バロックど真ん中”にどっぷり浸かる感覚を味わえました。もちろん大作揃いだったことも効いていて。
・・・客は少なかったですけどね(^^; その点はちょっと残念。
 
ほとんどの作品は故郷イタリアはチェントの街に帰ってしまったわけですが(or他の国に巡回中?)、1点だけ、西美でいつでも見れるわけですね。
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グエルチーノ 「ゴリアテの首を持つダヴィデ」

サイズは大きくないながら、出来がかなり良いですよね。西美所蔵のバロックものの中でも看板作品といってよろしいかと。(特別展終了後は展示されていないようですが、またすぐ復帰しますよね?)
 
そうそう、バロックといえば、西美は来年3月「カラヴァッジョ展」を予定してるんですよね。来るモノ次第では・・・グエルチーノの記憶が薄れちゃいそうな(^^;
 
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今週末6/28くらいのところで春からの展覧会はほとんど終了。続々夏シリーズに突入という感じですね。ここから夏休みいっぱいやっているものも結構あり、短いところは夏休み直前まで、というところもあるからプライオリティには注意が必要。ということで上野のお山から。
 
西美6/23から「ボルドー展」がスタート。ボルドー美術館展とかでなく、ボルドー展。土地縛りですか。原始古代ものから・・・ドラクロワ?ルドン?結構いろいろですね・・・。古楽好きとしては、吟遊詩人(トルバドゥール)を生んだ旧アキテーヌ公領の中心地ということで、中世のラングドック地方の文化みたいなものも見れると良いなあなんて思いつつ・・・あるのかな?
当然ワインネタもあるんでしょうが・・・せっかくネタを仕入れても、きょうびボルドーは高くてですね(^^;
 
東博「クレオパトラとエジプトの王妃展」7/11から。古代エジプト展は毎年どこかしらがやってますが、日本の博物館の総元締め(?)のエジプト展がどんなものか、期待して拝見しましょう。というか、エジプトも東博のテリトリーだったんですね。確かに東洋館にはミイラさんがいらっしゃいますけどね。東洋じゃないですよね、エジプト(笑)。
都美「大英博物館展」6/28(日)まで。ドログバってほんとですか(・・;) その後7/18から「伝説の洋画家たち 二科100年展」。…不得意ジャンルだ(苦笑)。
 
 
つづいて東京駅エリア。
出光「没後180年 田能村竹田」がスタート。三菱一号館「画鬼・暁斎」6/27(土)から三井記念「晴信一番!写楽二番!」もスタートしていて、なぜか東京駅周りは江戸後期に集中してる感じ(・・・ああ、お江戸の真ん中だからか・笑)。個人的には・・・興味の範囲のぎりライン上の案件たち・・・。出光の竹田は8/2まで、三井記念晴信は8/16までなので、注意。出光はその後8/8から桃山の美術。これはど真ん中(^^;
 
渋谷~六本木エリア、Bunkamura「ボッティチェリ」6/28(日)まで。目に痛い真紅の壁紙については言いたいことはやまやまですが・・・まあ、記事にするのもおっくうかなあ。来ている作品が素晴らしいだけに気を使って欲しかった。その後7/8から「エリック・サティとその時代」。一昨年のブリジストン「ドビュッシー」展以来の音楽ネタに期待↑↑。こっちは壁紙の心配は要るまい。多分。
根津「江戸のダンディズム-刀から印籠まで」7/20まで。ま、刀は・・・最近ちょっと人気みたいですが(ゲーム発人気って…^^;)、個人的にはいまいち興味なしジャンル。7/30からのコレクション展「絵の音を聴く-雨と風、鳥のさえずり、人の声-」待ちとします(^^;
サントリー「乾山見参」は・・・素晴らしいですよ。必見です。蓋物4つ並べなんて、遠目でも凄い。こちらも7/20までなので、お早めに。その後8/5からも「藤田美術館の至宝」と期待値高めキープ。国立新「マグリット展」6/29(月)までですか。もう相当混んでる?当初からけっこう人出てましたからね。でも良かったからもう一度行っておきたい。
 
そのほか。
庭園美術館「マスク展」6/30(火)まで。まだ行ってない。その後7/18から「アール・デコの邸宅美術館 建築をみる2015 + ART DECO COLLECTORS」。建物見せ+個人コレクターのアール・デコ作品の展示だと。展示用の新館が出来ましたからね。以前の建物見学オンリーより充実度がかなり高そう。
損保ジャパン東郷青児美(略し方変?w)「ユトリロとヴァラドン」6/28(日)まで。行こう行こうと思っていてまだ行ってない。そろそろ混んでますかね。それが終わると7/7から「旅の風景 安野光雅 ヨーロッパ周遊旅行」
 
初登場・印刷博物館「ヴァチカン教皇庁図書館展Ⅱ」。これ凄いです。ダンテ「神曲」(ボッティチェッリ挿絵・ラウレンティイ刊)、トマス・モア「ユートピア」、コンラート・ゲスナー「動物誌」、エラスムス「格言集抜粋」、ルター訳「9月聖書」、マルコ・ポーロ「東方見聞録」、イグナチオ・デ・ロヨラ「霊操」、さらもヘロドトス「歴史」(アルド・マヌーツィオ刊)、アンジェロ・ポリツィアーノ訳・ホメロス「イリアス」、プリニウス「博物誌」(ニコラ・ジャンソン刊)、ヘルメス・トリスメギストス「ポイマンドレス」(トゥルネーブ刊)、ウィトルウィウス「建築書」(シルベル刊)、とイタリア・ルネサンス人文主義が産み出した輝かしい主要著作の原書がズラリ!
“ダンテ”とか“フィチーノ”とかの固有名詞でときめいちゃう人wは必見。もちろん開いてあるページを眺めるだけで、手に取って読めるわけじゃないですが(そもそも中世ラテン語が読める人はそうそういない)、私のように和訳の本ですら買うだけ買って読まないまま積み上がって、それで知識を得たような気になってるような人には、まさにドンピシャ企画といえよう(大笑)。一方、各所に和訳本がたくさん置いてあって、自由に読めるのはさすが凸版印刷様(笑)。
マルコ・ポーロから天正遣欧使節、切支丹迫害と日本~アジア布教史関連の極めて貴重な資料も並び、ここだけでもポイント極めて高し。「ぎやどぺかどる」「どちりなきりしたん」のホンモノを初めて見た。
交通の便はやや悪いが、文化史好きの方は必ず行かねばならぬ。7/12まで
 
あとは・・・千葉市美ですか。7/7から「没後20年 ルーシー・リー展」。うちからは遠いんですけどねえ。ちと惹かれるやつ。
 
いちおう今週末終了の物件だけまとめておきましょうか。
6/28(日)終了が都美「大英博物館展」、Bunkamura「ボッティチェリとルネサンス」、東郷青児「ユトリロとヴァラドン」、永青文庫「細川家起請文の世界 / 大名細川家の茶席と加賀九谷焼展」、千葉市美「ドラッカー・コレクション 珠玉の水墨画」など。
6/29(月)終了が国立新「マグリット展」など。
6/30(火)終了が庭園美「マスク展」、練馬区美「シリーズ時代と美術3 1970-80's 牧野邦夫〔インパール〕を中心に」など。気になってる展覧会があったら、お見逃しなく~^^
 
【注意事項】
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・誤り・変更情報等ありましたら教えて頂けると幸いです。お礼は・・・言葉だけになると思いますが(ケチ)
・私自身も表に載せてる展覧会全部に行くわけではないし、ましてや全部記事になんて出来ませんw
・「Romanesca、あんた絶対こういうの好きでしょ」みたいな展覧会情報がありましたら教えて頂けると幸いです。お礼は・・・
 言葉だけになると思いますが(ケチ)