というわけで久々に展覧会スケジュールをチェック。
ま、現状、ルネサンス~バロック好きとしてはまさに絶賛開催中の上野の2件、都美の「ボッティチェリ展」と西美の「カラヴァッジョ展」に尽きる感じだったんですが、ボッティチェリ展はもう残り数日になっちゃったし、ここ2~3週間でけっこう出物が入れ替わりますので、春から始まる展覧会をざっと見てみましょう。
 
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まずは桜も咲き始めた上野のお山から。
バロック好きとしては、なんといっても西美「カラヴァッジョ展」!期待値もデカかったのですが、それにも違わぬ素晴らしいラインナップ。カラヴァッジョ関係の本を開けば必ず出てくる有名作が目白押しで嬉しくなっちゃいます。これが6月までやってるというのが有り難い。これからTV露出なんかもあるでしょうし、混んでくるのは確実ですけど、何度か、何度か通いたいと思います。
 
東博「黒田清輝展」がスタート(平成館)。先行する日本人画家や黒田に学んだ画家たち、さらに同時代のフランス近代絵画なんかもあるみたいで、面白そう・・・でも要は「湖畔」ですよねw? 5/15まで4/12(火)からは表慶館で「黄金のアフガニスタン」。動乱をくぐりぬけ生き残ったシルクロードの文化財たち。
あと春の恒例「博物館でお花見を」4/10(日)まで。ま、その後も展示される作品も多いですが。庭園解放は4/17(日)まで。ただ前も書いたことがありますが、花の絵は花が散った後に懐古モードで見るのが好き。というか、上野公園でリアルな満開の桜の生命感を実感した後だと、いかな名品名画でもくすんで見えてしまうんですよね。これは根津のカキツバタについても言えるんですが。
 
都美「ボッティチェリ展」4/3(日)で終わって、4/22(金)から「若冲展」。これまた混みそうだなあ。GW前後1か月の短期だし。若冲は今、もうここしばらくブームって感じですもんね。5/24まで
 
 
続いて東京駅エリア。
出光は開館50周年記念シリーズがスタート。第1弾が4/9(土)から「美の祝典Ⅰ -やまと絵の四季」(5/9まで)5/13から「美の祝典Ⅱ―水墨の壮美」。「美の祝典」は3回シリーズで、国宝「伴大納言絵巻」(三巻)を各展に一巻ずつ展示するとのこと。なお、周年シリーズの最後は、来年2~3月に久々の古唐津展を予定しているようです。これ楽しみ~^^
三菱一号館「PARIS オートクチュール― 世界に一つだけの服」5/22まで。19世紀後半~21世紀へと続くパリ・オートクチュールの歴史。
三井記念「三井家のおひなさま」4/3まで4/12から「北大路魯山人の美 和食の天才」がスタート。女将(おかみ)を呼べッ!(違)
 
渋谷~青山~六本木エリア。
Bunkamura「俺たちの国芳 わたしの国貞」が開催中。この二人の組み合わせ、非常に「お江戸でござる」度が高い感じ。サントリー「宮川香山」4/17(日)まで4/29(金・祝)から「広重ビビッド」と、こちらも浮世絵。
森アーツセンターギャラリー「フェルメールとレンブラント」3/31(木)まで。4/29(金・祝)から「世界遺産 ポンペイの壁画展」。こういうのって壁画持って来ちゃうんだから凄いですよね。
国立新美2Fでは「MIYAKE ISSEY展:三宅一生の仕事」開催中。基本POPにもファッションにもあまり御縁のない私ですが、むかし若桑みどりさんがユリイカに「イッセイ・ミヤケこそ最大のマニエリストだ!」と書いていたのを覚えているので密かに興味はあり。いっぺん行ってみようか。1Fの「すばらしき大原美術館コレクション」4/4(月)まで。なにしろ倉敷からエル・グレコさんが来ているので見に行ったんですが、その部分と展示後半部分とのノリの違いにやや困惑(^^; 4/27(水)から「オルセー美術館・オランジュリー美術館所蔵 ルノワール展」
根津はコレクション展「ほとけの教え、とこしえに。 -仏教絵画名品展」3/31(木)までで、4/13(水)から「国宝 燕子花図屏風―和歌をまとう絵の系譜」。恒例・春の燕子花図屏風。今年はこの国宝屏風を含む、和歌との関わりのある絵画作品を集めての展示との事。同時に個人蔵の「伊勢物語絵巻」(室町時代)も展示されるそうで、いい企画ですねえ。5/15まで
 
世田谷エリア、五島はコレクション展「恋歌の筆のあと」4/2(土)から。「イセリナ、恋のあと」かと思った(笑)。君の父上がいけないのだよ。5/8まで5/14から「近代の日本画展」
静嘉堂文庫「よみがえる仏の美~修理完成披露によせて~」4/23(土)から。「・・・運慶作か!?と話題の仏像「木造十二神将立像」のうち4?」が登場。「…か!?と話題の」って、それ微妙(^^; けど結構面白そうだ。
 
その他。
目黒の庭園美術館「ガレの庭」4/10(日)まで。比較的ほんのりした内容でしたが、やはり展示空間とのマッチングが素晴らしかった。
そして・・・4/22から「メディチ家の至宝 -ルネサンスのジュエリーと名画」。個人的にはカラヴァッジョの次はこれ!フィレンツェのウフィツィ美術館のなかに“銀器博物館”という部門があって、装飾品やガラス器など、特に私が大好きなマニエリスム期のものを核にした工芸品のコレクションがあるんだそうで、大体は絵画館を見て満足しちゃうんですが、前から一度行ってみたかったんですよね。
が、行く前にそのコレクションが来日!加えてブロンズィーノ他による肖像画なんかも来るとの事で、まさに注文通り。ありがとうございます(笑)。で、16世紀フィレンツェの金工といえば、のベンヴェヌート・チェッリーニは・・・1点くるのか。(?)マーク付きだけど(^^;
ん、これ楽しみ。
畠山記念館4/2(土)から「光琳とその後継者たち」。去年“琳派400年”で散々盛り上がったわけですが、今年は今年で尾形光琳没後300年だと(笑)。というか、光悦と光琳て、そういう年齢関係なんですね・・・。
日本民藝館「朝鮮工芸の美」4/2(土)から。5、6年前の朝鮮の陶磁展がいまだに記憶に残っていて、これも楽しみ。
永青文庫「桃の節句 細川家のお雛さまとかわいい仲間たち」4/10(日)まで4/16から「千利休と武将茶人-茶入を中心に」。ここの茶道具展は久々かな?以前見た茶入のコレクションが素晴らしかったので、これまた楽しみ。
江戸東京博物館「レオナルド・ダ・ヴィンチ-天才の挑戦」4/10(日)まで。目玉の「糸巻きの聖母」について、前回「画像を見たかんじ、真作かどうか微妙」みたいなこと書きましたが、展示全体を見ると「さすがレオナルド先生」と云わざるを得ませんね。ていうか、レオナルドの弟子連中が酷すぎ(^^; 他が下手過ぎて、本作は師匠の作以外には考えられなくなるという(苦笑)。“三巨匠”の他二人、ミケランジェロやラファエッロと比べても、弟子の質が際立って低くないですか?
そして4/29(金・祝)からはこの博物館恒例の大河ドラマ展、今年は「真田丸」。今年はドラマも好評だし、人出多そうですね。今年も美術的なモノより、資料系中心ですかね。
 
 
てなところで・・・そうだ、終了近いところをまとめておきましょうか。
明日3/31(木)終了 ・・・根津「ほとけの教え、とこしえに。」、森アーツセンターギャラリー「フェルメールとレンブラント」など。
4/3(日)終了 ・・・都美「ボッティチェリ展」、三井記念は「三井家のおひなさま」、横浜美「村上隆のスーパーフラット・コレクション」など。
4/4(月)終了 ・・・国立新美「すばらしき大原美術館コレクション」など。
4/10(日)終了 ・・・庭園美「ガレの庭」、世田谷美「ファッション史の愉しみ」、永青文庫「細川家のお雛さまとかわいい仲間たち」、江戸東京博「レオナルド・ダ・ヴィンチ-天才の挑戦」、練馬区立美術館「国芳イズム―歌川国芳とその系脈」など。
4/17(日)終了 ・・・サントリー「宮川香山」、国際版画美「清親 ―光線画の向こうに」など。

んー、カラヴァッジョ展以外も見たいものたっくさんありますねー。GWなんかも見据えつつ、これは優先順位付けて、休日プランをしっかり組まないと見逃しが発生しそうだ。・・・ま、楽しみなわけなんですが。
 
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・誤り・変更情報等ありましたら教えて頂けると幸いです。お礼は・・・言葉だけになると思いますが(ケチ)
・私自身も表に載せてる展覧会全部に行くわけではないし、ましてや全部記事になんて出来ませんw
・「Romanesca、あんた絶対こういうの好きでしょ」みたいな展覧会情報がありましたら教えて頂けると幸いです。お礼は・・・
 言葉だけになると思いますが(ケチ)