ようこそ、毒魔女図書館へ。

 

パッケージに、

アンニュイな顔の妻夫木くんと、

ぽわーんとした夏帆。

 

けだるいでしょう、

あんたたちゲロー

Red

 

結婚し、

不自由ない暮らしをしている夏帆が、

昔の男と再会し、

爆発してしまう。

 

人生の赤信号、チカチカ中

 

 

例えば、

偶然に、元カレを見かけたとしよう。

「あれ?」

と思い、女は男を追いかける。

 

「久しぶり」

「お、びっくりしたー」

 

追いかけず、スルーする場合も多いが、

まぁ、話したとしても、その程度だろう。

 

が、

このお方たちは、違う。

妻夫木君は、

夏帆が追ってくるのを計算して、

誰も居ない部屋にスーッと隠れる。

夏帆が入って来た途端、腕を取り、

 

モーレツなキスシャワードキドキドキドキドキドキ

 

 

まじで?チーン

そーいうお話でしたか。

 

その後も、

妻夫木、夏帆は、

チュッパチャプスのように、

300回くらい、ペロペロが続く。

映画館なら、

チュッパペロペロの音が響いたろう。

 

 

 

勿論、

家には、オットも待ってるし、

子育てもせにゃいかん。

義母も同居しとるし、

チュッパチャプスは放るべきだが、

理性が負けちゃうのだ。

 

死ぬほど大好きな人

 

 

 

本作も、原作が島本理生。

先日書いた、ナラタージュ記事と同様に、

 

 

男も女も生気がないのが特徴ゲロー

 

仕事は出来るのだろうが、

気だるくって、伏し目で、

のろーっと歩いている。

 

 

夏帆も同様。

口をポカーンと開けて、

目玉を伏せたり、

相手をじーっとただ見つめたり、

菊人形のように大人しそうだが、

突然のペロペロ攻撃にも、

素晴らしい応戦をするという、ギャップ!!

 

 

性的な雰囲気というのは、

スーパーの卵売り場とか、

肉の大安売りとか、

そういうガチャガチャではなく、

ちょっとお疲れ気味の、

だるだるとした気だるい雰囲気が重要なのだ。

 

 

男が途切れない、

恋愛体質というか、

スキのある女。

男にとって魅力的って、

こういうことなのかも真顔OK

しかし、

女友達は絶対少ないメラメラ