心臓の脂肪と恋
子供が生まれたとき、心臓に欠陥があることが判明した。
なので自治体の「救急救命訓練」を受けに行きました。
心臓マッサージと人工呼吸。
心臓マッサージは「アンパンマンのマーチ」を歌いながらそのリズムに合わせてが良いマッサージのコツ、ということで、一生懸命「そおだ・おそれないで・みーんなのために♪」と参加者たちは歌いながら、バコバコバコ・・・とマッサージの訓練をしました。結構な圧迫をしないとマッサージにならないとあって、汗かきかき・・。私は人形の胸部圧迫の反動で飛ばされました。ぼよんって。真面目にやれって怒られました。
人工呼吸は大人の場合、顎をそらし、鼻をふさいで、ぶしゅーっと。
子供の場合、鼻も口も自分の口で覆うんです。
子供の月齢年齢に応じてやり方が大人と違うので、必死で「子供の場合は、どうするんですか?」「0歳児の場合は?」といちいち質問していました。母必死。
喉や胸にモノがつかえたときも、小さい子供は対応が違いました。小さな子供をお持ちの方はちょっと調べておいた方がいいと思います。
これが2013年のこと。
今2016年で、少し忘れてきました。
http://www.tfd.metro.tokyo.jp/lfe/kyuu-adv/life01-2.html
http://www.fdma.go.jp/html/life/pdf/oukyu2_kaitei4.pdf
↑こちらのリンクを見ながら思い出しました。
過去に訓練や講習を受けた方でも、年々救命措置にも改定があるので確認しておくといいですね!
心臓停止時にマッサージをするのは、心臓を蘇生させるためというよりは、動かなくなった心臓の代わりに血流を作り、脳への酸素供給を続けるためなんですって。マヒや障害が残ったら、命が助かっても辛いですもんね。倒れている人を見たら、駆け付け、周囲に救急車とAEDの手配を命じた後、心肺の停止を確認したら心臓マッサージをお願いします。
肋骨折れて肺に刺さったら困るけど、脳に酸素行かない方が困るので。
心臓が停止するのは何故か。
なぜでしょう。
血液の流れが止まるからです。
なぜ血液の流れが止まるか。
血管が詰まるからです。
何が詰まるの?
脂肪だそうです。
歳を重ねて運動してないと心臓に脂肪がついてくるんですって。心筋梗塞になるんですって。
内臓脂肪が多い人に多いんですって。心筋梗塞。40歳超えたら心配ですね。うんうん。
でね、毎日少し、脈が速くなる程度の心臓のドキドキ30分が心臓に脂肪がつくのを防いでくれるそうなんです。
えっ。
心臓のドキドキが?
それは、一日30分恋をすればいいってことだな?
と、思ったんですね、わたしったら!
夫に全否定されました。
早歩き、とか、階段上る、とかで30分。
です。
人工呼吸器がはずれる話
クリックミスで、自分が昔書いた記事が出てきて読みました。「3人暮らしできるまで」最終記事です。
子供が心臓手術を受けた直後の日記でした。自分で書いていてけっこう大変そうだなと思いました。
今、子供が風邪ひいたり結膜炎とか、そしてそれうつされたりして「弱り目に祟り目」だな・・・と思っていましたが、その記事を読んで、現在起きているトラブルなど何も気に掛けることのモノではないなと思います。
過去の記事↓
翌日は雨でレインコートと傘を差して自転車で出かけた。
5月の雨は風を伴ってなかなか運転しにくい。
以前使っていた透明な傘はちょっと風にあおられるとひっくりかえって骨が折れてしまったので普通の傘を差す。傘を傾けると前が見えない。差す角度が難しい。
雨の中を縫って金平糖の香りが鼻をくすぐった。
今日のような日は香りを吸い込むような余裕は無い。
だいぶ濡れて病院に着き、自転車を置いてICUへ行く。
子の隣に居ても何も出来ることは無く、ただ泣いているのを見ているだけ。子のそばに血が付いたようなガーゼが置き忘れられている。鼻には鼻管と酸素、口には呼吸器、お腹にはドレーン、胸には心拍を測る電子線、脚の付け根には輸血や点滴、足指には酸素を測る電子線、沢山の管が配備されているけれど、
「輸血や点滴は数が減ってきています。自分で息が出来るようになったら人工呼吸器が外れます。明日の午前中にその処置があります。息がまだ出来なかったらもう少し呼吸器を着けることになります」
と看護士さんが説明した。
帰り道、帰ってから眠るまでも人工呼吸器が順調に外せることを願った。
翌日、病院に行こうとしていると電話があって、人工呼吸器が外れたとのことだった。ICUに行くことをドキドキしていたけど先に知らせが来て安心した。
会いに行くと呼吸器は外れていたが、声はまだ出ない子が泣いていた。かわいそうなのは一緒だけれど、私はこの様子に少し慣れてきたらしく、気持ちは落ち着いていた。もうすぐまたNICUに戻れる。
ここまでが過去の記事。
NICUは赤ちゃんのICU(集中治療室)です。
生まれてすぐ抱くこともなくNICUに緊急入院した子供。転院や手術やらで3か月ほど病院暮らしし、そのご10ケ月になると再手術した記録です。自分で書いてて今はもう当時のこと思い出せないなあ。読んでみて、「失ったら・・」と差し迫った思いに暮らしていたことを思い出します。
先週神戸の切り絵教室の途中、海外に心臓移植手術を受けるべく募金を呼び掛けているのにささやか応援させてもらいました。生まれて3か月ほどの女の子の赤ちゃん。
8月末にも同じ募金を募っていたけれど、なかなか集まらないんだなと、親御さんの心中を思うと目が熱くなりました。
子供が生まれてから自分が出会う親子連れさん達は、次々と弟や妹がお元気で誕生されるけど、なぜ私の子供は病を持って生まれたのかと、考えます。
私には深く考えるべきことがあるんでしょう。
子供を持つと、どんな年齢の人を見るにつけ、「この人はここまで元気に生きることができてよかったな」と思うようになりました。もちろん、元気そうに見えても持病があったりはされるんですけどね、生かされてるんだなって思うんです。
一病息災。







