Spell on me !

Spell on me !

癒される曲、奮起剤となる曲、哀しみを深める曲、懐かしく温められる曲
様々な想いを届ける魔法の呪文、おまじない、そんな1曲をおひとつ

数あるジャズのスタンダードナンバーから『Left Alone』を聴きます

よく観るストリーミングサービスで目を引かれた映画があって

『Left Alone』で映画ときたなら…邦画の「キャバレー」(1986年/角川映画)

……ではなくてですね(^^;)

 

「The United States vs. Billie Holiday」(2021年/米国)

合衆国 VS ビリー・ホリデイ?

実は私ビリー・ホリデイは名前はわかるけど…程度でして

映画を観る前にビリーについて改めて追ってみたのです

(ほら、どんな映画にもフィクションは大なり小なり入るので

 ヘンな思い込みを先につけたくなくて事実から先に)

いや、もうなんか…生まれたその時から最後まで

これほど壮絶な生涯だったアーティストって他にいないんじゃないだろうか?

言葉にうまくできないですね、なんだかどう書いても上っ面になりそうです

 

それでレディ・デイことビリー・ホリデイに注視したなら

選ぶべきは『Strange Fruit(邦題:奇妙な果実)』なのでしょうけれど

この曲は重すぎて聴いたらしばらく引きずりそうになるので…

映画の焦点となるのも、黒人差別への抗議を歌ったこの曲でした

 

こないだまで名前しか分かってなかったような管理人が

付け焼刃で語るのは嘘くさくなりそうなので

いろいろ資料を読んでようやく落ち着いてひと息つけたこの曲を

今日の1曲に聴いてみようと思います

ビリーが詞を書いたけれど彼女が歌っていない曲

曲を書いたマル・ウォルドロンで1961年『Left Alone』

 

 

ビリーの詞で歌ったなかからアビー・リンカーンのバージョン(1961年)を

 

 Where's the love that's made to fill my heart

 (この心を満たせる愛はどこにあるの)
 Where's the one from whom I'll never part

 (決して別れぬ相手はどこにいるの)
 First they hurt me, then desert me

 (傷つけられ、見捨てられ)
 I'm left alone, all alone

 (私は孤独だわ、ただひとりぼっち)
 There's no house that I can call my home

 (我が家と呼べる家などない)
 There's no place from which I'll never roam

 (さまようことなく落ち着ける行き先なんてない)
 Town or city, it's a pity

 (どこのどんな街であろうが、悲しいことにね)
 I'm left alone, all alone

 (私はひとりぼっち、たったひとりきりよ)
 Seek and find they always say

 (“探せば見つかる”なんて人は言うけど)

Lyrics by   Billie Holiday

 

今日の1曲 マル・ウォルドロン 『レフト アローン』