映画「夏の砂の上」を観ました。原作は松田正隆さんの名作戯曲です。
大学の授業でも触れた作品だったので、楽しみにしていました。
舞台は水の出なくなった夏の長崎。原爆のイメージが背景にあります。
松田さんの文に加えて、オダギリジョーさん、松たか子さんはじめキャストがとてもよく魅入ってしまいました。静かな作品ですが、胸に迫るものがあります。ご覧になった方は原作を読んでみるのをお勧めします。
先日、歌舞伎座の夜の部を観劇しました。今月は鬼平犯科帳と舞踊蝶の道行です。
鬼平は昔、父親が故吉右衛門さんのテレビドラマを観ているのを時々みていたので、吉右衛門さんの舞台は観ていませんが鬼平の人というイメージがあります。
その鬼平を甥の幸四郎さんがドラマで引き継いで演じており、今回歌舞伎座での上演です。
今回のストーリーでは、本所の銕と呼ばれていた鬼平の若い頃が描かれていて染五郎さんが演じています。20歳ながらも、お父さんそっくりな台詞回しと派手な立ち廻りでハマり役だったと思います。
全体的には歌舞伎の要素は薄く、普通の時代劇という感じでした。
最後に染五郎さんと團子さんの舞踊蝶の道行。現世で結ばれなかった若い男女が蝶となって、地獄の責苦にあうというストーリーです。
恋の悲恋が見事に表現されていました。ラストに相応しい舞台だったと思います。
若いお2人のこれからがとても楽しみです。




















