高橋朗磨のブログ 七転八起 

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弟子修行のこと、舞台の感想、大学生活その他もろもろ

昨日は、誕生日でした。20歳です。自分が20歳になるなんて大分先のように感じていましたが、気がつけばあっという間です。

特に実感はありませんが、新しい気持ちで修行と勉学に励もうと思います。今後ともよろしくお願いいたします。


第8回大阪マジックセッションご予約受付中です!

今回は素晴らしいゲストに加え、師匠の手妻をたっぷりとご覧いただけます。お近くの方はぜひお越しください。


ご予約フォーム⏬

https://www.quartet-online.net/ticket/8thosakamagic





ミュージカル、ビリーエリオットを観劇しました。ロンドンで初演され、日本では3度目の上演です。


音楽はエルトン・ジョンによる作曲です。原作の映画を観て感銘を受け、自ら舞台化を提案したそうです。


主人公は炭鉱町に暮らす少年ビリー。サッチャー政権に反抗するストの影響で町全体が不況で暗い雰囲気です。 ボクシング教室に通っていますが、ある日たまたまバレエ教室のレッスンに参加します。家族にも隠しながらバレエを続けます。


やがてビリーの夢が周りの大人たちにも影響を与えています。ビリーの真っ直ぐな姿に胸を打たれます。

 

バレエはもちろん、タップなどもあり、観ているだけでも負担の大きい役だなあと感じました。この役をできる子どもが4人もいるのに驚きです。


東京公演は10月まで。


当日のキャスト。




ハリー・ポッターと呪いの子を観劇しました。以前から観たかったのですが、今回運良くゴールデンスニッチチケットに当選したので行って来ました。 


赤坂駅に降りた時から世界観が広がっています。




当日のキャスト。




いよいよ開演。ハリーがヴォルデモートを倒してから19年後の物語です。ハリーの次男、アルバスをメインに展開していきます。ハリーがどんな父親になったのかも見どころのひとつ。


ロンドンで2部に分けて上演しているものを短くしているとはいえ、3時間を超える大作です。

スピーディーに展開していくので飽きることはありません。ストーリーに関してはあまり言ってしまうとネタバレになってしまうのでこの辺で。


そしてやはり見所は舞台で行われる魔法の数々。映画でもおなじみの魔法が舞台上で繰り広げられます。マジシャンとしても勉強になる舞台でした。

今、日本で観られるストレートプレイでは一番ベストな作品ではないでしょうか。ぜひ一度観劇されることをおすすめします。




第5回GIFT OF MAGIC いよいよ今週に迫りました!まだご予約いただけますので、ぜひお越しください。

ご予約⏬




事務所の向かいに山と樹さんというお店があります。お昼には行列のできる人気店です。


久しぶりに師匠といただきました。ラーメンも久しぶりです。

自家製の太麺でコシがしっかりしています。

暑い日にラーメンを食べるのも悪くありません。


高円寺にお立ち寄りの際はぜひお試しください。




 真夏日が連日続いています。ちょっと外へ出るにも危険です。周りでも熱中症で倒れたという話が聞こえてきます。気がつかないうちになってしまいますから、水分補給をこまめにしなければいけないですね。


先日、国立劇場が主催している歌舞伎鑑賞教室へ行ってきました。国立は閉場中ですので、新国立劇場など各地の劇場で開催しています。建て替えの目処がたたず空き家状態なのは疑問に感じます。やはり歌舞伎の為の劇場で観たいところですが…


今回は調布グリーンホール。演目は義経千本桜の川連法眼館の場、通称四の切です。


鑑賞教室ですので、歌舞伎の解説つきです。玉太郎さんが登場して、演目についてからどのような音楽が使われるのかまで丁寧に説明してくださいます。

休憩をはさみいよいよ本編。今回の公演では、いくつかの役がダブルキャストになっています。忠信は芝翫さんと橋之助さん。この回は橋之助さんでした。 




まずは川連法眼の館に潜んでいる義経のところへ本物の忠信が現れます。どっしりとした武士のカッコよさがあります。ここでその姿を印象づけないと後半の狐との対比がわかりにくくなってしまいますね。


義経から、供をしていた静御前はどうしたのかと訊かれますが、故郷から戻ったばかりの忠信は身に覚えがありません。 

そこへ再び忠信が静御前を連れてやってきたとの知らせ。静は「初音の鼓を打つと忠信が現れる」と話し、義経は静に詮議せよと命令します。


静が初音の鼓を打つと忠信が現れますが少し様子が違います。静が詰め寄ると狐であると告白し、「その鼓は私の親でございます。」といいます。


この場での忠信は狐ですから、機敏な動きをしたり特徴的な言葉づかいになります。橋之助さんの演じ分けが素晴らしかったです。


四の切は昨年も観ていますが、早替わりや宙乗りなどのケレンが豊富な二世猿翁さんの演出がもとの澤瀉屋でした。

今回の上演ではケレンの少ない音羽屋型です。見た目の楽しさというのはあまりないかもしれませんが、芝居をじっくり観れたという印象があります。


同じ作品でも、こんなに印象が変わるのかとおもしろい発見でした。


第5回GIFT OF MAGICご予約受付中です‼︎

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先日、末広亭へ行ってきました。建物も風情があり、桟敷席もあって寄席の中では1番好きなところです。あらゆるエンタメが高価である中、一日いても3000円というのはとても行きやすくてありがたいと思います。


この日は毎年恒例の、人間国宝神田松鯉先生の怪談がお目当てです。松鯉先生がトリとあって、一門の阿久鯉先生、伯山先生、松麻呂さんも出演。

寄席でこれだけ講談が聴ける機会も中々ありません。


ヒザ前に遊雀師匠。「電話の遊び」という、茶屋に行くのを止められた旦那ができたばかりの電話を使って遊女と遊ぶ話。鳴り物も入って賑やかでした。ボンボンブラザーズのお二人が客席を盛り上げて、いよいよ松鯉先生。


この日はネタ出し『お岩誕生』。お岩さんが産み落とされた時の話です。照明が落ちた瞬間の顔が何ともいえない不気味さで怖さを倍増します。


最後に幽太の紹介が入りますが、伯山先生門下の若之丞さんと、なんと遊雀師匠。人生で初めてだそうです。貴重な瞬間に立ち会えました。


怪談興行は明日までですが、お時間のある方はぜひ行かれることをおすすめします。




ブログもご無沙汰してしまいました。暑い日が続いて外に出るのが億劫です。今日は七夕で都知事選挙ですが、僕は戸籍上都民ではないので投票はできません。少し悔しいですね。


今日は先月30日に行われた第21回マジックマイスターについて。

 

今回のショーは、フライヤー作成、出演者への連絡や当日の運営など、前回までは大成兄さんがやられていたことも一から任された初めての仕事でした。当日無事に終わるまでとても不安でした。

 

今年は昨年よりさらに増えて22名の出演者になりました。リハーサルも限られた時間の中で行わなければなりません。


16時半に開演。昨年に続き1番目の出番です。

今回は久しぶりに洋服での演技をしました。自分で組み立てた手順を、前日まで師匠に見ていただきながら色々変更をしたのでこの日の出来はまずまずです。さらに改良を加えてしっかりと自分の作品にしていきたいと思います。自分の出番は終わりましたが、今度はステージハンズへまわります。休憩をはさんで第二部。まだ師匠の演技がありますから今度は後見衣装に着替えます。


この日は植瓜術。入門してから一番やっている芸です。古典の味わいがありますし、掛け合いもあってお気に入りです。

トリを能勢裕里江さんがつとめてくださり、フィナーレ。4時間超えになってしまいましたが、お客様も楽しんでいただけたようです。


会場を片付けて、師匠と食事をして帰ってきました。文字通り走り回った一日でヘトヘトになりました。




撮影:藤山博士さん









 早いもので6月になりました。雨が続いたり暑くなったりで何とも落ち着かない天候です。


さて、今月11日には師匠のレクチャーが開催されます。内容は先月からの続きになりますがもちろん今回の参加も可能です。詳しくは東京イリュージョンのHPをご覧ください。


そして30日には第21回マジックマイスターがございます。師匠の生徒さんや素晴らしいゲストの方が大勢出演されます。

ぜひお越しくださいませ。


チケットご予約⏬






 昨日は、品川船清さんの屋形船を貸し切り師匠の手妻をみる会を行いました。僕は屋形船自体が初めてでしたので、とても楽しみにしていました。2時間半ほどの遊覧で景色を楽しみながら食事と手妻を楽しむという実に贅沢な時間です。

品川を出発し、お台場の辺りでしばらくとまります。 

 食事は新鮮なお刺身や天麩羅。衣がたっぷりついて絶品です。そして師匠の演技です。波に揺られながらですのでなかなかやりくくはありましたが、お客様もとても楽しんでくださりまたやってほしいという声もきかれました。

 演者としても気持ちのいい時間でした。季節ごとにやりたいですね。