N中ソフトテニス部の軌跡 No.35
運・鈍・根
2026.1.8
少しむずかしい話をします。とても大切なことです。
「運(うん)・鈍(どん)・根(こん)」という言葉があります。世の中で成功する人に必要な3つの要素(ようそ)として使われています。
「運」とは、文字通り運に恵まれることです。「鈍」とは、動作(どうさ)や反応(はんのう)が鈍(にぶ)いけれど一途(いちず)で辛抱(しんぼう)強いことです。そして「根」は根気(こんき)があることです。
天才のような人は、人が苦労(くろう)する技術をあっという間に身につけてしまうかもしれません。これは、ソフトテニスでも同じです。教えられたことをすぐにできてしまう人がいます。
一方で、生まれ持った才能(さいのう)がない。自分を「鈍」だと自覚(じかく)している人は、地道(じみち)に努力を続け、長い時間をかけてやっと習得(しゅうとく)することができます。
どちらがいいのでしょうか。実は本物になるのは、後者(こうしゃ)の「鈍」の場合が多いのです。「鈍」であることが長所(ちょうしょ)になるのです。
ソフトテニスの練習をしていると、アドバイスを聞いて、すぐにできてしまう人がいます。それに対して、教えられたようにやろうとするのですが、なかなかうまくできない人がいます。次の日もうまくいきません。そして、何日か経(た)ちます。今までできなかったのに、急にできるようになることがあります。
あきらめないで、やり続けることが大切なのです。努力していれば、できるようになります。必要なのは、うまくなってやるという強い気持ちでしょうか。いろいろ試してみる積極性(せっきょくせい)と勇気(ゆうき)かもしれません。
才能はあったほうがいいでしょう。しかし、一番大切なことは、努力できるかどうかです。強い気持ちをもてるかどうかです。すなわち「根」です。努力と強い気持ちがあれば、成功する可能性が高くなります。そして、「運」も味方してくれるようになります。
「運・鈍・根」は、どんなことにも通じることです。まずは、ソフテニスでやってみましょう。その経験は、きっとみんなのこれからの人生を支(ささ)えてくれることでしょう。
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