N中ソフトテニス部の軌跡 No.35

                 運・鈍・根

                                                        2026.1.8

 

    少しむずかしい話をします。とても大切なことです。

 「運(うん)・鈍(どん)・根(こん)」という言葉があります。世の中で成功する人に必要な3つの要素(ようそ)として使われています。

 「運」とは、文字通り運に恵まれることです。「鈍」とは、動作(どうさ)や反応(はんのう)が鈍(にぶ)いけれど一途(いちず)で辛抱(しんぼう)強いことです。そして「根」は根気(こんき)があることです。

 天才のような人は、人が苦労(くろう)する技術をあっという間に身につけてしまうかもしれません。これは、ソフトテニスでも同じです。教えられたことをすぐにできてしまう人がいます。

 一方で、生まれ持った才能(さいのう)がない。自分を「鈍」だと自覚(じかく)している人は、地道(じみち)に努力を続け、長い時間をかけてやっと習得(しゅうとく)することができます。

 どちらがいいのでしょうか。実は本物になるのは、後者(こうしゃ)の「鈍」の場合が多いのです。「鈍」であることが長所(ちょうしょ)になるのです。

 ソフトテニスの練習をしていると、アドバイスを聞いて、すぐにできてしまう人がいます。それに対して、教えられたようにやろうとするのですが、なかなかうまくできない人がいます。次の日もうまくいきません。そして、何日か経(た)ちます。今までできなかったのに、急にできるようになることがあります。

 あきらめないで、やり続けることが大切なのです。努力していれば、できるようになります。必要なのは、うまくなってやるという強い気持ちでしょうか。いろいろ試してみる積極性(せっきょくせい)と勇気(ゆうき)かもしれません。

 才能はあったほうがいいでしょう。しかし、一番大切なことは、努力できるかどうかです。強い気持ちをもてるかどうかです。すなわち「根」です。努力と強い気持ちがあれば、成功する可能性が高くなります。そして、「運」も味方してくれるようになります。

 「運・鈍・根」は、どんなことにも通じることです。まずは、ソフテニスでやってみましょう。その経験は、きっとみんなのこれからの人生を支(ささ)えてくれることでしょう。

 

『人生を彩る6つのまなざし』クエーサー出版
 https://www.amazon.co.jp/dp/491089358X?tag  
『人生は、燦燦と 校長室だより100選』文芸社
 https://www.amazon.co.jp/7/dp/4286256049
『表現者を育てる授業 -中学校国語実践記録ー』風詠社
 https://www.amazon.co.jp/dp/4434327100

園長通信~こころ~ №367
                      昭和100年史
                                                                                          2026.1.8
                                                                            
    年が明けた。新たな年がスタートし、1週間が経過した。年が変わるタイミングで、3冊目となる自著が世に出た。『人生を彩る6つのまなざし 元校長が綴る日々を見つめ心を育てるエッセイ集』(クエーサー出版)である。エッセイ集としては、2冊目となる。1冊目のエッセイ集『人生は、燦燦と 校長室だより100選』(文芸社)は、「校長室だより~燦燦~」1000編の中から100を選んだ。今回のエッセイ集は、「園長通信~こころ~」が元になっている。アマゾンや楽天などネットで購入できる。                                                                

    さて、次はどうするか。すでに決まっている。『昭和100年史』(講談社)である。20ページにわたり、自分の人生、生き様を振り返るものである。もちろん教員として生きてきたエピソードが中心となる。そこには、自ずと人生論や教育論、哲学などが反映されることになるだろう。    

    そこで、この紙面を使って、我が人生を振り返ってみることにしたい。今までも、断片的に、単発的には振り返ってきている。それらをまとめれば、ある程度の振り返りはできる。だが、抜けている部分がある。計画性がないままやっていると、こうなる。
 今回は、一通り満遍なく綴っていこうと思う。そうすれば、新たな気づきや発見があるかもしれない。重視すべきところとそうでもないところも明らかになっていく。いわば自分史のようなものだろうか。詳細な記録を残すわけではない。自分の人生や生き方に影響を及ぼした出来事やエピソードを中心に書いていくことで、何かが見えてくることを期待している。ここらへんで、一区切りつけようとしているわけである。                                               
    何でもそうだが、まとめてみないと見えてこないものがある。もしかしたら一本筋が通っているかもしれない。何かに引っ張られている可能性もある。大きな影響を受けている存在があるかもしれない。普段は、こういったことには気づかないまま生活しているように思う。                  

    ちょっと立ち止まり、今まで歩いてきた道のりを今までとは違った視点から眺めてみる。すると、見えてくるものがあるかもしれない。このような作業が、20ページにわたり、書籍の一部として残るとしたら、それは価値のあることだろう。普通の教員が歩いてきた道だからこそ、かえって読む人の心に伝わるものがあるかもしれない。普通といわれるものの中にこそ、ものごとの本質のようなものがあるような気がする。                                                            

    明日から、一年一年を振り返っていくことになるが、自分でもやってみないとわからない。それ故に楽しみでもある。

 

  『人生を彩る6つのまなざし』クエーサー出版
 https://www.amazon.co.jp/dp/491089358X?tag  
『人生は、燦燦と 校長室だより100選』文芸社
 https://www.amazon.co.jp/7/dp/4286256049                                                                  

N中ソフトテニス部の軌跡 No.34

                 県北Sリーグ

                                                   2026.1.7

 

     N中ソフトテニス部が出場する次の大会は、2月8日(日)の「県北地区中学生Sリーグ」となります。

 この大会には、福島支部から4チーム、伊達支部から2チーム、安達支部から2チームの計8チームが出場します。この8チームを、Aブロック4チーム、Bブロック4チームに分けます。そして、予選リーグ戦を行います。したがって、3試合できる

わけです。リーグ戦ですから5ゲームマッチで3試合すべて行います。

 Aブロックの1位とBブロックの1位が決勝戦を行い、優勝した1チームが、県Sリーグに出場することになります。ただし、県新人大会団体戦で優勝したクラブチームは、県Sリーグの出場権をもっているため、今回の県北Sリーグには出場しません。したがって、県北Sリーグに出場するクラブチームは1チームです。決勝戦まで

勝ち進み、このクラブチームに勝たないと県Sリーグには出ることはできません。

 そうなると、チームの目標は、決勝戦でクラブチームに勝つこととなります。これは、簡単なことではありません。たくさん練習しなければなりません。しかし、練習できる時間は、体育館がなかなか取れないため、かなり限(かぎ)られます。技術的に追いつくのはむずかしいでしょう。

 では、どうすればいいのでしょうか。気持ちと作戦で勝つしかありません。気持ちだけでは、いい試合はできるかもしれませんが、勝つことはむずかしいと思われます。勝つためには、作戦が必要です。その作戦を少ない体育館練習でやってみるしか

ありません。

 県北Sリーグに出場するメンバー8名は、1月31日(土)までに決めます。それまでに、誰(だれ)が伸(の)びてくるのか、うまくなるのか、強くなるのかはわかりません。試合に出るのは、6人です。その6人をめざして、みんなに努力してほしいと思います。それが、チームの力を高めることにつながります。

 

『人生を彩る6つのまなざし』クエーサー出版
 https://www.amazon.co.jp/dp/491089358X?tag  
『人生は、燦燦と 校長室だより100選』文芸社
 https://www.amazon.co.jp/7/dp/4286256049
『表現者を育てる授業 -中学校国語実践記録ー』風詠社
 https://www.amazon.co.jp/dp/4434327100

N中ソフトテニス部の軌跡 No.33

                    有言実行

                                            2026.1.7

 

    1月6日(火)が、打ち初めとなる今年最初の体育館練習でした。しばらくボールを打っていなかったので、まずは、ボールをたくさん打つことと、少し動いて打つ練習を行いました。チームの雰囲気(ふんいき)は変わることなく、うまくなろう、強くなろうという姿勢(しせい)がみられるものでした。

 中には、練習していないはずなのに、うまくなっているように思える人もいました。それは、ラケットが原因(げんいん)かもしれません。今までは、思うようにボールがとばなかったのが、ラケットを替(か)えた結果、ラケットがボールをとばしてくれているようでした。

 新しい年となり、目標を決めたことでしょう。1月10日(土)は、体育館での部活動となります。練習ができるのは、9:00~10:00の1時間ですが、練習が終わった後に、ミーティングを行います。そこでは、一人ずつ次のことを発表しても

らいます。

 

 ○   強くなるために、ソフテニス以外でがんばること

 ○   ソフトテニスでの今年の目標

 

 なぜ、みんなの前で発表するのでしょうか。それは、「有言実行(ゆうげんじっこう)」のためです。「有言実行」とは、発言(はつげん)したことを責任をもって必ず実行することです。言ったことは必ずやるのです。みんなの前で、私はこれを必ずやりますと約束をするわけです。そうやって、自分を追い込むのです。

 また、他の人の考えを聞くことで、自分の考えを広げることができます。自分のためになるわけです。

 ソフトテニスの目標では、大会で勝つことを考える人が多いと思います。ソフトテニスは、相手との競技(きょうぎ)です。相手に勝たなければなりません。したがって、勝てるかどうかはわかりません。成功すなわち勝つことは約束されてはいません。しかし、成長は約束されています。目標をもつことで、自分を成長させるのです。チームの目標をもつことで、チームを成長させるのです。だから、目標は大切です。

 一人一人が、どんなことを考えて、みんなの前で発表するのか、楽しみです。みんなで、「有言実行」をめざしましょう。

 

『人生を彩る6つのまなざし』クエーサー出版
 https://www.amazon.co.jp/dp/491089358X?tag  
『人生は、燦燦と 校長室だより100選』文芸社
 https://www.amazon.co.jp/7/dp/4286256049

N中ソフトテニス部の軌跡 No.32

                 行動してみよう

                                           2026.1.5

 

     新しい年となりました。明日からまた体育館練習が始まります。「打ち初め」です。2026年、令和8年になり、新年の抱負(ほうふ)、目標などを考えたことでしょう。「今年は~」「今年こそは~」その中には、部活動のこと、ソフトテニスのこともあるのではないでしょうか。

 何でもそうですが、最初が肝心(かんじん)です。すなわち、明日の練習が大切だということです。そこで、みんなに伝えておきたいことがあります。強くなるために、うまくなるために、勝つために、「行動してみよう」ということです。

 グリップテープの話を聞いたら、グリップテープを替(か)えてみる。違うラケットを使ってみる。カットサービスを打ってみる。テニスシューズのひもをきつく結んでみる。乱打で相手のシュートボールを打ち返してみる。国語塾の体験に行ってみる。そして、もっと大切なことは、練習中に、こうやってみたらと言われたことをやってみることです。アドバイスされたことをできるかどうかで、うまくなっていくか

どうかが決まります。

 やってみることで、わかること、気づくことがあります。やってみない人は何も変

わりません。思っているだけで行動しないのは、結局(けっきょく)は思っていないのとさほど変わりません。

 これをやってみよう、あれをやってみたいと思う人はたくさんいます。しかし、実際に行動する人はそう多くはありません。そして、やり続ける人となると、とても少

なくなります。

 なぜ、やらないのでしょうか。行動しないのでしょうか。性格的なこともあるでしょう。失敗をおそれているのかもしれません。どうせとあきらめているのでしょうか。やってみようとする勇気が足りないのでしょうか。

 積極的(せっきょくてき)と消極的(しょうきょくてき)という言葉があります。ポジティブとネガティブという言葉もあります。積極的に行動して、ポジティブに考

えられる人のほうが強いと思います。

 行動してみて、うまくいかなかったとしても、必ず収穫(しゅうかく)があります。やってみた結果、失敗などというものはないのです。行動しない人は、失敗はしませんが得るものもありません。すなわち成長や進歩がないのです。

 試合のことで考えてみます。積極的な人と消極的な人と、どちらが勝つ可能性が高いでしょうか。積極的な人でしょう。積極的な人は、前向きに攻めていくので、ミスが少なくなります。声も出ます。一方、消極的な人は声も出ずにミスが増えていきます。そして、負けてしまいます。

 試合で積極的になりたければ、日頃(ひごろ)から積極的に行動しなければむずかしいでしょう。令和8年は、どんどん行動してみましょう。一人一人が、行動しようとすれば、チームは、ますます強くなっていくはずです。みんなの行動してみようとする気持ちに期待しています。

 

『人生を彩る6つのまなざし』Amazon

『人生は、燦燦と 校長室だより100選』Amazon