娘をいつも通り保育園に預けて、電車の乗ってすぐにケータイのアラームが鳴り響きました
電車の揺れなのか地震の揺れなのかよくわからないまま電車は停車
駅を出てすぐでまだ電車の半分はホームにかかっている状態で、それでもドアは開くことなくしばらくそのまま待機
少しして、電車をバックさせてホームに戻す処置をしてドアを開けてくれました
幸い普通車で、座れる状態だったのでそこまで辛くもなく、ドアが開いてからもしばらくは車内で待っていたのですが、全く動く気配がなく、まだ歩けば自宅へ戻れる距離だったので歩いて自宅に戻りました
午後からは私の利用する電車は復帰したようですが、出社したところですぐに帰らなければいけないので、そのままお休みさせてもらいました
私以外は既に出社していた方も多く、会社にも幸い被害はなかったので通常通りだったようです
帰宅に苦労した方は多かったようですが・・・
帰ってニュースを見るまで事の大きさにそこまで実感がなく、「仕事休める~」とか呑気なことを思ってましたが、被害の大きさが明らかになり、自分の自覚のなさを反省しました
私は阪神大震災の時も、学校行事で自宅にいず、事の大きさを知ったのはその夜遅くでした
あの頃はネットもなく、テレビを見るまでほとんど情報なんてありませんでした
家族は子供たちの無事を確認するために学校に殺到したそうです
そう思えば、今は家族の安否確認もすぐ出来るし、被災状況も地震の大きさもすぐに把握できる
それでも、すぐ身近に被災された方がいて、不便な生活を強いられている方がいて
たくさんの自然災害を見てきても尚、やっぱり実際に経験しなければ他人事のままなのだと改めて思いしりました
電車が止まればどうなるか
歩いて帰るならどうすべきか
家族との連絡方法は
何かあった時どうするか
仕事中に何かあったら、娘をどうするか
遠くで働くことを戸惑うほど、災害時、人は無力だなと思いました
普段の生活はたくさんの「便利」のおかげだということも改めて思いました
わたしが自分のことしか考えてない間も、ライフラインの復旧に尽力されているたくさんの方がいることも忘れてはいけません
皆さん、ほんとにプロですね
たくさんのことを思い知らされ考えさせられた一日でした
被災された方々に早く平穏な日々が訪れますように