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君がため

ROMとかカプリコとか中毒書感想文とか(雑走記)


 今月の読了本




『嫌いなら呼ぶなよ』綿矢りさ 著

『うちの子が結婚しないので』垣谷美雨 著




まず、『嫌いなら呼ぶなよ』は綿矢りささんの短編集


    


「一応、暴力だろ。

石でも言葉でも嫌悪でも」

妻の親友の家に招かれたら突然

僕の不貞の行動をめぐって

ミニ裁判が始まり…


心に潜む“明るすぎる闇”に迫る

全4作収録の作者新境地!




綿矢りささん、全4作!

外見に囚われ、流行に追いつこうと必死なOL「眼帯のミニーマウス」

Youtuberのリアコストーカー女「神田タ」

不倫を正当化する男の表題作「嫌いなら呼ぶなよ」

作者自身をディスり、リアルすぎる設定の「老は害でも若も輩」




4編のタイトルがどれもこれも秀逸な←
目につらい(チカチカギンギン)この表紙に負けず劣らず、綿矢さん節が光るヒリヒリとした有毒だらけの4話

どのお話もコロナや流行りのものをふんだんに取り入れられており、それぞれ屈折した癖のある主人公たちによる登場人物への人間観察というか、「こういう奴いるよな」と思わず頷けるようなブラックジョーク満載で、個人的には好みな内容で良かった!

そして個人的には表題作より、「眼帯のミニーマウス」が好きでしたが、主人公である整形依存症のぴえん系OL女子が作中でも自覚してたけど本当になかなかメンがヘラってて読み進めるごとにこちらまで病むわとw
「老は害でも若も輩」もまさかの自虐ネタぶっ込んできて笑った、ババア死ね\(^^)/



最後に、『うちの子が結婚しないので』は垣谷美雨さんの長編小説


    


老後の準備を考え始めたら

ふと独身の一人娘の将来が心配になり

不安を抱えた母、千賀子は

親同士が子どもの代わりに

見合いをする「親婚活」を知り

参加するが現実は厳しくて…


果たして娘の良縁は見つかるのか

親婚活サバイバル小説!



28歳で独身、彼氏なし、アパレル関係の仕事で給料も安い一人娘がこのままだと孤独な老後を迎えるんじゃないかと不安を抱えた母、千賀子は親同士がお見合いをする「親婚活」を始めるけれど、そこで厳しい現実を知ることに…


婚活やらイマドキの合コンの様子や人物描写がとにかくリアルで読んでてブルった(())
とりあえず婚活の中でも「親婚活」は、こちらの小説読んでる限りではかなり難易度高めじゃねえかと\(^^)/

自分はこの娘さんとまた同世代で境遇も酷似なので、痛いほど共感できるというかタメになるというか目を背けたくなるというか(白目)

ただ、この物語の娘と両親の親子仲はとても良好で、3人が結婚へ向けて一致団結して頑張っている様子は読んでいて何とも微笑まC…
家族で何でも言える家庭っていいですね(虚無)←





🐅行く年
来る年🐇


はい、そんなこんなでもう年末年始ですってよ忙殺ジーザス←
自分の中の今年の漢字は間違いなく「働」ですわ…必ず死ぬと書いて必死\(^^)/
今年もありがとうございました!!

来年もお互いよい年になるといいですね☆

実はオレオさんは来年が厄年とか大殺界とか…うん、知らない、クソ喰らえだピョン(爆死)!!!



チョコエッグがたまに食べたくなるお年頃(限界アラサー)


スーパーで見つけて気づけば買ってた…
食玩よりこのチョコ!!
たまに食べたくなりません?
え、食べたくならない???()





今月の読了本




『ウォーターゲーム』吉田修一 著




サムネイル

ついにもう1冊しか読めなかったマン


↑チョコエッグから出た景品①

すみっコぐらしのぺんぎん?

本読んでる、かわええ…(ニヨニヨ)






『ウォーターゲーム』は吉田修一さんの長編小説で、前作の『太陽は動かない』や『森は知っている』でお馴染み、AN通信と呼ばれる産業スパイ組織を主人公にした物語シリーズの最新刊!


    


突如ダムが決壊し、
濁流が町を飲み込んだ
産業スパイ組織である
AN通信の鷹野一彦は依頼を受けて
ダムを爆破させたとされる
首謀者を部下の田岡と共に追う

敵か味方か、嘘か真実か、善か悪か、
金の匂いに敏感な男女が裏切りあい
騙しあいながら“今”を駆け抜ける
超絶スパイ・エンタメ小説



映画・連続ドラマと『太陽は動かない』で実写化もされ、小説では3部作となるAN通信シリーズの3作目である今作は、世界中の水を支配しようとする多国籍企業が日本のダムを爆破するという衝撃的なシーンから物語が始まり、タイ、カンボジア、インドネシア、香港、イギリス、中央アジアを舞台に、AN通信の鷹野と田岡の産業スパイコンビが荒唐無稽な活劇を繰り広げていく大規模アクションストーリー



鷹野(藤原竜也※)、田岡(竹内涼真※)

脳内再生余裕でした((()))


※実写化キャスト
映画も非常に面白かったdeath\(^^)/



前作の『太陽は動かない』もそうでしたが、今作も相変わらずみんな規格外で(爆)魅力的な登場人物たちが生き生きと描かれていてよかった!
主役の鷹野が部下でありバディの田岡をしっかり育てようとしているところやお互い信頼しあって任務をこなす様子にもほっこりするし
同業者であり、味方にも商売敵にもなるデイビット・キムやAYAKOも今回もいい味出してる、そしてAYAKOはやはりイイ女(実写でもかなり綺麗な外国の女優さんが演じてた)←
そしてそして、本作の鍵になる謎の人物、リー・ヨンソンとは一体、何者なのか?


物語のラストまで気を抜けない度肝を抜く大どんでん返しとシリーズ屈指の圧倒的展開力に今作の『ウォーターゲーム』も震え上がること間違いナシです!


あと個人的に、作中で「最後の晩餐に何を選ぶ」という問いかけにデイビット・キムが「どんな豪華な食事より、とにかく美味くて、よく冷えた水を飲みたい」と答えてて、分かる!!!って超思った(蛇足)

いや最近ね、新しい浄水ポットを買って朝の起床後と夜の就寝前にも飲むようにしてるんだけど、お水ってこんなに美味しいんだなって(多幸感)←
ちょっとこの人、水中毒入っちゃってるかもしれないけど\(^^)/

昔は自販機で水やお茶を買う人の得体がしれなかったけど()今ならよく分かる…!
お金を払ってでも美味しい水なら欲しい!!
うん分かってます、歳取ったんやなってww


とまあ、完全に脱線しましたが(大事故)
吉田修一さんは前に読んだ『湖の女たち』が個人的にはあまり好みではなくて残念でしたが、AN通信シリーズはやはり期待を裏切らない面白さで最高でした!
続編という訳でもないけど、前作の『太陽は動かない』、『森は知っている』を読んでいると、より今作も楽しめるかと思います\(^^)/






サムネイル

閑話休題


↑チョコエッグから出た景品②(自慢コーナー)

スヌとウッドストック可愛いペロペロ(((自重)))




そんなこんなで今月ももう終わっていきますヨボヨボ←
来月から12月、もう今年も1か月ってマ?
全国旅行支援がもう何度目かになる延長に次ぐ延長で心身疲弊に軽く絶望(社畜日記)
12月も忙☆殺やろけどあっという間に過ぎそうですな(白目)


12月から寒さも厳しくなるみたいなので、感染予防+あったかくして皆々様もご自愛くださいね\(^^)/

今月の読了本





全体的に表紙の色合いが…(闇堕ち)



そして、




似てね?(爆)


※たまたまです





改めましてんっ



『八月の母』早見和真 著


『夜に星を放つ』窪美澄 著


『神様のケーキを頬ばるまで』彩瀬まる 著


『嘘つきジェンガ』辻村深月 著





今月も、まあまあ読めたわね…(麻痺)





まず、『八月の母』は早見和真さんの長編小説



    

 

 彼女たちは、蟻地獄の中で、

 必死にもがいていた


 うだるような暑さだった

 八月のあの日、

 あの団地の一室で何が起きたのか


 強烈な愛と憎しみで結ばれた

 母と娘の長く狂おしい物語


 ここにあるのは、

 かつて見たことのない絶望か、

 希望かーーー




『店長がバカすぎて』や『イノセント・デイズ』でおなじみの早見和真さん小説


『イノセント・デイズ』もかなり衝撃的でなかなかなトラウマ作品でしたが、『八月の母』はこれ…超えるやもしれない…(生唾ゴクリ)

衝撃に狂気が加わったずっしり超ヘビー級の社会派作品…!


テーマは、母娘3世代の鎖(負の連鎖)

ネグレクト、過干渉、家族や母親の在り方、子どもの居場所etc…と考えさせられることが山のようにあり〼


そして作中に出てくる、とある胸クソ事件が実際にあった事件をモチーフにしているらしくて、絶句してる\(^^)/


読み応えは半端ないけど、『イノセント・デイズ』以上の鬱展開と読後の後味の悪さに数日は引きずります(後日のリアル体験談)w



改めて、この作家さん、バケモノだわ…(文才と筆力の鬼)





次に、『夜に星を放つ』は窪美澄さんの短編集


    

 

 かけがえのない人間関係を失い

 傷ついた者たちが、

 再び誰かと心を通わせることが

 できるのかを問いかける


 人の心の揺らぎが輝きを放つ

 五編の短編集




第167回直木賞受賞作でもあります!


タイトルだけに星座に関する話が織り込まれていて、どの物語も登場人物たちの寂しさや「届かない(叶わない)思い」が描かれており、まるで遥か彼方にある星との距離のようで途方もなく、切なくなります…


けれど、どのお話も、もの悲しくなったり息苦しさを感じつつも、夜空にまたたく星のようなほの明るい希望も作中にささやかに散りばめられた素敵な1冊でした☆






次に、『神様のケーキを頬ばるまで』は彩瀬まるさんの連作短編集



    


 なにげなく働いているように

 見えるあの人も、

 何かに悩んでいるのかもしれない

 あなたと同じように


 ありふれた雑居ビルを舞台に、

 つまずき転んで、

 それでも立ち上がる

 人の姿を描いた感動作!




古い雑居ビルに入るテナントで働く4人と向かいのマンションに住む1人の、5人の物語からなる連作短編集


自分だけ上手くいかない、前に進まないと思ってしまうけど、上手くいっているように見える人も何かしら悩みを抱えて生きている…


どのお話も主人公たちがそれぞれ悩みを抱え迷いながらも、新しい一歩を踏み出していく再生の物語( ˘ω˘)


あと個人的に彩瀬まるさん作品はタイトルセンスがいつも抜群に良すぎる…!

『まだ温かい鍋を抱いておやすみ』とか『やがて海へと届く』とかいちいち刺さるんだが、最高すぎません?(語彙力)




最後に、『嘘つきジェンガ』は辻村深月さんの短編小説集



    


 幸せが欲しくて

 嘘にすがりついてしまう

 人間の哀しみが心に迫る

 3つの詐欺にまつわる物語



今回の辻村さん小説は詐欺を題材にした3編の短編集


どのお話も詐欺の騙す側、騙される側、それぞれの心理を巧みに描いていて圧巻…


いずれも見栄や寂しさ、不安などからポロッと言ってしまったほんの出来心でついてしまった嘘がどんどん積み上げられ、そして最後には嘘がバレて積み上げられたものが崩れていく様子は、これぞ正しくジェンガ…!


こちらもタイトル回収が美しすぎますね…





HAPPY ハロウィン★




10月も終わりを迎えますね、()


来月も人出は増えるばかりでしょうが、感染予防対策をしっかりとして、お互い我が身を守っていきましょう…!


だんだん寒くもなってきたので、体調を崩しませんように暖かくしてご自愛を☆