今月の読了本
全体的に表紙の色合いが…(闇堕ち)
そして、
似てね?(爆)
※たまたまです
改めましてんっ
『八月の母』早見和真 著
『夜に星を放つ』窪美澄 著
『神様のケーキを頬ばるまで』彩瀬まる 著
『嘘つきジェンガ』辻村深月 著
今月も、まあまあ読めたわね…(麻痺)
まず、『八月の母』は早見和真さんの長編小説
彼女たちは、蟻地獄の中で、
必死にもがいていた
うだるような暑さだった
八月のあの日、
あの団地の一室で何が起きたのか
強烈な愛と憎しみで結ばれた
母と娘の長く狂おしい物語
ここにあるのは、
かつて見たことのない絶望か、
希望かーーー
『店長がバカすぎて』や『イノセント・デイズ』でおなじみの早見和真さん小説
『イノセント・デイズ』もかなり衝撃的でなかなかなトラウマ作品でしたが、『八月の母』はこれ…超えるやもしれない…(生唾ゴクリ)
衝撃に狂気が加わったずっしり超ヘビー級の社会派作品…!
テーマは、母娘3世代の鎖(負の連鎖)
ネグレクト、過干渉、家族や母親の在り方、子どもの居場所etc…と考えさせられることが山のようにあり〼
そして作中に出てくる、とある胸クソ事件が実際にあった事件をモチーフにしているらしくて、絶句してる\(^^)/
読み応えは半端ないけど、『イノセント・デイズ』以上の鬱展開と読後の後味の悪さに数日は引きずります(後日のリアル体験談)w
改めて、この作家さん、バケモノだわ…(文才と筆力の鬼)
次に、『夜に星を放つ』は窪美澄さんの短編集
かけがえのない人間関係を失い
傷ついた者たちが、
再び誰かと心を通わせることが
できるのかを問いかける
人の心の揺らぎが輝きを放つ
五編の短編集
第167回直木賞受賞作でもあります!
タイトルだけに星座に関する話が織り込まれていて、どの物語も登場人物たちの寂しさや「届かない(叶わない)思い」が描かれており、まるで遥か彼方にある星との距離のようで途方もなく、切なくなります…
けれど、どのお話も、もの悲しくなったり息苦しさを感じつつも、夜空にまたたく星のようなほの明るい希望も作中にささやかに散りばめられた素敵な1冊でした☆
次に、『神様のケーキを頬ばるまで』は彩瀬まるさんの連作短編集
なにげなく働いているように
見えるあの人も、
何かに悩んでいるのかもしれない
あなたと同じように
ありふれた雑居ビルを舞台に、
つまずき転んで、
それでも立ち上がる
人の姿を描いた感動作!
古い雑居ビルに入るテナントで働く4人と向かいのマンションに住む1人の、5人の物語からなる連作短編集
自分だけ上手くいかない、前に進まないと思ってしまうけど、上手くいっているように見える人も何かしら悩みを抱えて生きている…
どのお話も主人公たちがそれぞれ悩みを抱え迷いながらも、新しい一歩を踏み出していく再生の物語( ˘ω˘)
あと個人的に彩瀬まるさん作品はタイトルセンスがいつも抜群に良すぎる…!
『まだ温かい鍋を抱いておやすみ』とか『やがて海へと届く』とかいちいち刺さるんだが、最高すぎません?(語彙力)
最後に、『嘘つきジェンガ』は辻村深月さんの短編小説集
幸せが欲しくて
嘘にすがりついてしまう
人間の哀しみが心に迫る
3つの詐欺にまつわる物語
今回の辻村さん小説は詐欺を題材にした3編の短編集
どのお話も詐欺の騙す側、騙される側、それぞれの心理を巧みに描いていて圧巻…
いずれも見栄や寂しさ、不安などからポロッと言ってしまったほんの出来心でついてしまった嘘がどんどん積み上げられ、そして最後には嘘がバレて積み上げられたものが崩れていく様子は、これぞ正しくジェンガ…!
こちらもタイトル回収が美しすぎますね…
HAPPY ハロウィン★
10月も終わりを迎えますね、()
来月も人出は増えるばかりでしょうが、感染予防対策をしっかりとして、お互い我が身を守っていきましょう…!
だんだん寒くもなってきたので、体調を崩しませんように暖かくしてご自愛を☆