私の誕生日に
娘がくれた手紙には
 
「うまれてきてくれてありがとう」
と書かれてあった。
 
 
手紙は
 
「ママがうまれてくれて私を産んでくれたから…」
 
と続いた。
 

 

はじめましての方は プロフィール

メニュー 一覧こちら

スケジュール こちら

 

 
私は
 
女にうまれてきたことで
 
理不尽な扱いを受けて育った。
 
 
 
 
祖父から虐待を受け
 
まわりの大人は知らん顔で
 
弟だけが大事にされた。
 
 
 
 
小学生の頃には
 
近所に住む男から
 
性的イタズラを受けた。
 
 
 
 
電車に乗ると
 
痴漢や変質者に遭った。
 
 
 
 
 
私は男性が怖かった。
 
そして憎かった。
 
 
女であることが恨めしかった。
 
 
 
 
 
子供の頃から
 
早くこの人生を終わらせて
 
男の子に生まれ変わりたいと
 
本気で何度も考えていた。
 
 
 
 
そんな家庭から逃げるように結婚した。
 
幸せな家庭に憧れていた。
 
 
 
けれど
 
暴力を振るう夫と離婚した。
 
 
再婚した相手は性依存性。
 
 
 
私にとって男性は敵だった。
 
 
 
 
そんな私が
 
人生を変えるために
 
美世さんのマスター受講を決めた。
 
 
 
 
 
自分と向き合い
 
過去を掘り返し
 
仲間の力を借りて
 
感情を吐き出し
 
前提をひっくり返し
 
新たな気付きを得たことで
 
 
私の苦しみの根源となっていたものを
 
昇華させることができた。
 
 
 
 
 
マスターの仲間からもらった
 
『私は今の私のまま幸せになっていい』
 
という言葉の
 
『今の私』の部分は
 
 
私にとっては
 
『女でいい』
 
という意味合いが深かった。
 
 
 
 
 
『許せない人を許さなくてもいい』
 
という言葉を噛みしめるなかで
 
 
女である私を
 
認めてくれなかった祖父のことを
 
 
許せない自分を
 
許せなかったことにも気付いた。
 
 
 
 
 
そんなふうに
 
心が大きく変化した中で迎えた
 
誕生日の朝
 
 
娘からの手紙に心が震えた。
 
 
 
 
 
私は
 
女にうまれてきたから
 
娘を産むことができた。
 
 
 
 
そう
 
 
私は女だから
 
娘を産むことができた。
 
 
 
 
私は
 
女にうまれてよかった。
 
 
手紙を読みながら泣いた。
 
 
 
 
そこに起きてきた娘へ
 
「お手紙ありがとう。
 
ママは女にうまれてきたことで
 
ずっと苦しんできてん。
 
 
理不尽な扱いを受けて
 
とても悲しかったし辛かってん。
 
 
でも
 
この手紙を読んで
 
ママは女にうまれてよかったって
 
この人生の中で
 
いま一番そう思ってる。」
 
 
 
と、泣きながら伝えた。
 
 
 
 
 
 
あんなにも
 
感情を乗せた会話が苦手だった私が
 
泣きながら本心を伝えた。
 
 
 
 
 
 
娘は
 
もらい泣きしながら聞いてくれた。
 
 
 
 
 
 
私は
 
こんなにもまっすぐに
 
自分の気持ちを
 
伝えられていることに驚いた。
 
 
 
 
そして
 
それを受け止めてくれる娘に感謝した。
 
 
 
 
 
 
これからも
 
生きていくなかで
 
いろんなことがあるはず。
 
 
 
 
 
でも
 
 
素晴らしい仲間に出逢えて
 
大切な人たちがいて
 
 
 
そして
 
私には私がいる。
 
 
 
 
 
だから
 
この先なにがあっても
 
私はきっと大丈夫。
 
 
 
娘からのプレゼントは
女性らしさにあふれていました。
 
 
 
 
 
今日もあなたの心が穏やかで
愛に満たされますように。
 
 
 

☆公式LINE☆

気軽に話しかけてくださいね。

(私へのメッセージは他の人には見えません)

@ssr4846kで検索