小学生の頃
 
近所に住む男から
性的なイタズラを受けたことがある。
 
 
それは
誰にも話せず
ずっと隠してきた。
 
 
 
当時は
よくわからないなりにも
 
恥ずかしいことで
 
自分が悪いわけでもないのに
いけないことで
 
親に話せば怒られることだと
思っていた。
 
 
 
その男から
「誰にも言うな」と
言われたせいもあるかもしれない。
 
 
 
イタズラを受けたことが怖かったし
親に隠し事をしていることも怖かった。
 
 
 
だから
 
 
なかったことにしようとした。
 
忘れようとした。
 
 
そのときの感情を封じ込めた。
 
 
 
中学生になり
電車に乗ると痴漢に遭った。
 
 
高校生になり
毎日の通学でも痴漢に遭った。
 
 
 
満員電車を避けるために
一時間以上早起きして通学した。
 
 
それでも
露出魔に遭った。
 
 
気持ちが悪くて仕方がなかった。
 
 
 
大人になり
電車に乗る機会は減った。
 
というか極力乗らないようにしてきた。
 
 
 
 
マスターコースに通うため
電車に乗ることになったけれど
 
もう若くもないし
大丈夫だと思っていた。
 
 
 
けれど
また何度も遭った。
 
 
 
悩んだ私は
美世マスのアシスタント講師
ようめいに相談した。
 
 
 
時間がなくて
幼少期の件までは話すことができず
 
ただ
いまだに痴漢に遭うのは
私のなにが原因?と訊ねた。
 
 
 
痴漢を怯える心が
引き寄せちゃうのかも
 
来るなら来い!
くらいの気持ちでいればいいと
 
アドバイスしてくれた。
 
 
 
なるほど
そうかと思った。
 
たしかに私は怯えている。
 
 
 
どうすれば
怯えることをやめられるのか
 
その夜ひとりで考えていた。
 
 
 
翌日のマスターで
 
性的被害に遭った人は
その相手を心の中で惨殺すればいい
 
ということを
美世さんから聞いた。
 
 
 
 
惨殺
 
その言葉にびびったけど
 
あぁ
自分に危害を加えた相手を
それほど憎んでいいんだ~と思うと
 
ずっと
心に黒くこびりついていたものを
はがせるような気がした。
 
 
 
 
そして
 
痴漢を引き寄せてしまう
私の恐怖心の根源は
 
幼少期の
アイツのせいだと思った。
 
 
 
いまでも
 
思い出すと
そのときの恐怖が蘇る。
 
 
でも
 
私はもう被害を受けた頃の私じゃない。
 
大人になった私は
アイツをやっつけることができる。
 
 
 
勇気を出して成敗してやる。
 
 
 
そして
 
怯えていた当時の自分を
抱きしめてあげる。
 
 

はじめましての方は プロフィール

ご提供メニュー 一覧こちら

ご予約スケジュール こちら

 

 

今日もあなたの心が穏やかで

愛に満たされますように。

 

☆公式LINE☆

気軽に話しかけてくださいね。

(私へのメッセージは他の人には見えません)

@ssr4846kで検索