![]() | イキガミ 1―魂揺さぶる究極極限ドラマ (1) (ヤングサンデーコミックス) (2005/08/05) 間瀬 元朗 商品詳細を見る |
近未来の日本には「国家繁栄維持法」という法律があって、
1000人に1人の割合で18歳~24歳のうちに必ず死ぬ、という設定。
24時間前に「あなた死にますよ」という通知書が配達される。
その通知書を通称、「イキガミ」という。
なんだかオーウェルの『1984年』のような世界観だが、
深そうに見えて、浅い。
「あと24時間で死ぬとしたらどうするか」
ということをテーマにしたらこういう設定ができたんだろうが、
結局、やってることはただのお安いヒューマンドラマ。
この設定で「感動」を狙うことは罪だろう。
もし、こんな話で読者が「感動」しているのならば、
それ自体が大きな間違いだ、
という作者の意図的な策略であるならば、
読者を突き放すその瞬間まで読む価値はあるが、
4巻まで読んだ限りではそんな様子は一切ない。
同じ題材を扱っていても、『ぼくらの』のほうが遥かに深く踏み込んでいる。
