220 生物と無生物のあいだ ★★★★ | ローリング・サンダー・レビュー

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生物と無生物のあいだ (講談社現代新書)生物と無生物のあいだ (講談社現代新書)
(2007/05/18)
福岡 伸一

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生命とは何か、という問いについて、文系人間は物質的に考えはしない。文系人間の自分が言うのだから間違いない。私たちが生命とは何かを考えると、結局は宗教にいきついてしまう。それはそれで正しい。が、だからこそ、物理的な現象としての生命を書く本書のような視点は実に面白い。生命が流れのなかの均衡であるというのが物理的な現象の正確な記述らしいが、これは仏教の思想に近かったりする。面白いなあ。
が、後半はなんだかご自分の研究の話をされていて、話についていけないというか、まあつまらない。ミクロレベルの話は興味がないのだ。ここらへんが文系人間の考え方なのかもしれないが。

~p.168 ★★★★★
p.169~ ★★

文系人間なら特に前半は絶対に読む価値があると思う。