ユイコ母というクソバカ女は自分が高卒なのを非常に気にしていて、というか、コンプレックスにしていて、何かと口論になると「高卒だからって馬鹿にして!」「大学院をでているからっていい気になって!」「上からモノを言ってるとロクな人間にならないよ!」などと言うのです。
ユイコはそれが非常に苦痛だったのですが、確かに大学院って詭弁家養成学校的なところもあるし、それは高卒と比べたら弁はたちます。言動の不一致に敏感だし、言葉を正確に扱えるように訓練を受けています。事実としてよっぽどのマイナス要素がない限り口論では負けることがないのです。だから、一方的に上からモノを言われている気分になるというか、実際のところ、客観的にみたら上からモノを言ってるの?と心配していたりしたのですが……。
ユイコもダンナも院卒ですが、それが何か?というキモチもあり。
だって、的はずれな憶測でモノを言ったり、侮辱したり、差別したり、理屈の通らないことを言う方が悪いんじゃないの?とずっと反駁したかったのですよ。高卒とかそういう以前に自分のメチャクチャな主張がなんでもとおるとうたがっていないあたり、人格うたがってたし……そういうところがクソバカだと思うのです。そういうことをずっと腹にためていました。
学歴とか職歴っていうのはしょせん本人のどういう経験をしたいかという選択の積み重ねだから、高卒で就職するのも院卒でケッコンするのも経験としては等価なんじゃないかとユイコは思っているんですが、おかしいですかね?だいたいそれでキレるって神経が信じられない。高卒で就職するって決めたの、自分じゃん!コドモじゃないんだからさ、自分の選択に責任持とうよ……べつに代々、医者の家系で跡をつがなくちゃいけなかったとかいうような不自由な家庭ではなかったんだしさー。
……というような話をカウンセリングでしたら(クソバカ女云々はさすがに口にしないよ!)、ユイコさんの主張は非常に正論ですね、と言われました。
やっぱりユイコはおかしくなかったんだ、おかしいと思ったら言いたいこと言って良かったんだ……良かった。もう、ちょっと大袈裟に言うと、院卒というだけでクソバカ女に対する発言権がないような気がしていてとてもイヤなキモチだったのです。なんでも言うことにしたがわなきゃいけないような、そんな雰囲気をクソバカ女は演出していたんですね。それをずっと「相手は病人なんだからデリートに扱わなきゃ」とユイコは思っていたのです。からくりがわかってみたらなんてことはありませんでした。クソバカ女が何かと体調不良を訴えるので洗脳されておりました。(^_^;)
カウンセラーの先生は「真正面からうけとめないで、ふざけた感じで『そうよ?院卒なんだから高卒よりアタマがいいに決まってるじゃない』などと言ってみたらどうでしょう?ペースが崩れると思いますよ」とおっしゃいました。
うーん、クソバカ女が更にキレそうな気がしないでもないけど、トライする価値はある、かな?
失敗したら失敗したでクソバカ女がマジ、救いようのないクソバカであるということなのでしょう。
この可能性、高い気がするんだけどね。だって、クソバカ女もイイトシで今から習慣を変えたり性格矯正したりとかむずかしいと思うのですよ。
診察では前回、クソバカ女をつれていって指導?していただいたのですが、風邪で倒れている間、一週間弱、行き来がなく(かんがえてみれば、ムスメが風邪でねこんでいるのに、自分がうつされたくないから、差し入れのひとつもしないなんて、スゴい利己的な母親だよね!)効果があったのかどうか、訊かれてもわからなかった……実感としてはあんまり変わったことはない気がするんだけど……。相変わらずウザイし、デリカシーないし。まあ、進歩したかな……と思ったのは、昨日、帰っても診察のことアレコレ言わなかったことくらいかな。でも、これってフツーだよね(苦笑)。