$Rollingcatの越境レポート。

トイレットペーパーが切れそうだ。
熱いから、体が水を欲しそうだ。

という、
生活の緊急の要請により、
のこのことSainsburyへ向かう道すがら、

「うぉおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお」
「ぐぉおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお」

という、
地鳴りのような、雄叫びが街中に響き渡り、

「何事じゃ!?」

事件か?!と、文字通りぎょっとして周りを見渡すと、
そこかしこの、
日曜の午後のパブの、
開け放されたドアから、ドアから、
大きな男たちの、女たちの、
叫び声。


はっ、そういえば、
ワールドカップ、イングランドの決勝リーグ、試合中なのでありました。


お店の中に入れない人が、
ガラス越しに、
パブの中を覗いていたので、
横に並んでみる。


惜しくも(?)、負けてしまいましたね。

クラスメイトには、イングランドもジャーマンもいるので、
アレですが、
やっぱり、イングランドに住んでいるからには、
ニュースで、痛々しい報道は聞きたくなかったなぁ、と、
思ってみたり。


それにしても、
「ワールドカップ時刻」で動いていないワタシ的には、
あまりに日常的にやり過ごしていた自分と、熱気とのギャップが面白おかしく、
さらには、
がらんどうとしたSainsburyにて、
朝食のシリアル選びに迷って、
(ナッツが多めのと、フルーツが多めのと…繊維多め?セール品?どれにしようかしら…)
取ったり、戻したり、うじうじしていたら、

「こんなに種類があって、僕もいつも困ってるよ。
シリアルなんて、こんなにチョイスなくてもいいのにね。
ま、今回は、食べたことないやつにトライしてみることにするよ。
じゃねー!」

と、
これまた日常的にお買い物中のお兄さんに声を掛けられ、
およそ30種類はあろうかというシリアル棚の前で、
ますますの個人的な日常を生きている現実を見て、
面白味が、増した。

かつ、
おお、これが消費者インサイト…
と、
職業病発症している自分にも、
面白味が、増して…?


ええっと…
次の日本戦は…
29日ですな??

こちら時間だと…午後3時?

次はばっちり、意識して、おきます目

でも何だか、
自分が観ると、負けちゃう気がするのは、
子どもの頃からの悪い癖。

観ないように、意識しよっと。

松井くん、川島くん、がんばってラブラブ
(松井くん=フランスで頑張ってるから。
 川島くん=GKなんて、自分だったら絶対嫌なポジションだから。)
$Rollingcatの越境レポート。

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帰国前に、観て来ました目
ラッキーすぎる。
追加販売席をゲットしたのでした。
ロンドンで見逃した、海老蔵様の埋め合わせか?
(それにしても、趣向が違い過ぎますが…)

主演は、前回「パイパー」に引き続き、宮沢りえさん。
野田さんの世界に、まっ白い一筋の光を注ぎ込んで、力強くて、とてもマッチしているなぁと、
カンゲキします。

ぐるぐると、
時空を超えて進むため、
酔ったように、
気持ち悪くなる舞台ですが、
気持ち悪くして理解しようとする価値が満載の、
大変面白い舞台だと思います。

片時も、
目が離せず、
脳みそを休ませることができず、
必死になっている間に、
言葉が笑わせたり、痛めつけたり、してきます。

当日券あるみたいなので、
東京にいらっしゃる方は、是非に。

今、
普遍とは何なのか。
衝突とは何なのか。
共存とは、デモクラシーとは、何なのか。

を、ぐだぐだと考えているわたしにとって、

”「幼さ」の中に「幻」がある”

というメッセージが、一番、響いたのでした。

理路整然とした、
分かりやすい環境を、
求めるのは、
幼さなのだと思っているから。

答えが必ずあるのは、
幼い世界にだけで、
それは幻で、
だからわたしたちは、
ノスタルジーにも似た、ナイーブさをもって、
その幻の世界を追い求めて、
失望したり、するのだけれど、
現実は、
思惑も、
魂胆も、(”魂胆の中には、「鬼」が住んでいる!”)
何もかもがうごめいていて、
曖昧で、
薄汚く、
気持ちの悪いもの。

気持ちの悪いものを、
生きて行くということが、
生きて行くということなのかもしれません。

成長して、或いは、老いていく中で。
丸山真男さんの、『日本の思想』より。

学部ゼミで輪読したこのことばを、
最近、実感することが多い。

日本における、コミュニケーションを考えるときに。

コミュニケーション、だけではなくって、
人のありかた、組織のありかた、
すべてに関わっている気がする。

宝の持ち腐れ。

「個性を豊かに!」なんていう、表面的な言葉で教育するんじゃなくって、
「You、まだ、”して”ないよね?」(ジャニさん風)って言われちゃった方が、
子どもだって、活き活きする、或いは、せざるを得なくなる気が、する。

だって、
”である”だったら、
生まれた瞬間に、人生終わっちゃってるんじゃない?

起こった瞬間に、過去になっちゃってるんじゃない?

「お前は既に死んでいる」ですよ、このままだと(『北斗の拳』風)。