Rollingcatのブログ
昨日、あたいはシャボン玉を飛ばしました。

こっそり、ベランダから。

誰か気づくかしら…なんて思いつつ、
しかし、
シャボン玉をするのに、
こんなに息を吸い込んだり、吐き出したり、
子どもの遊びっていうのは、本当に自然に、
大人になったら、ヨガ教室にいかなきゃ、
いちいちやらないようなことを、
やって、
心と、体を、
健康にしているのだなぁなどと思いながら、
すーっ
はーっ
と、
シャボン玉をして。

少しずつ、
棚が解体されて、
ダンボール箱が4つ出来上がって、
なんだか引っ越す人の部屋になってきた、
ベランダから、
荷物のなかから出て来たシャボン玉を、
ノスタルジックにふいてみたりした、
梅雨の合間の、
晴れ間。

そういや子どもの頃、
団地住まいだったせいからか、
午後になると、どこからか、シャボン玉が飛んできたっけな。
誰かが、いつも、どこかでふいて、いたっけな。

そういや最近、
どこからともなくシャボン玉が飛んでくるなんてこと、
滅多に起こらないから、
昨日のわたしのいたずらに、
誰かが気づいてくれたとしたら、
ちょっとうれしい。

わたしなら、
うれしい。

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『カルメン』ですよ。

この暑い夏の日に、熱い舞台を観てきました。

佐渡裕さんプロデュースオペラ@兵庫県立芸術文化センターです。

『カルメン』観たのは初めてだったのですが、
おー、この曲もそうかー、あー、これもかー!
という、ピースとして聞き慣れた曲が多くって、
オーケストラと、素敵な歌い手さんたちの織りなすメロディーが、
美しく、楽しく。

また、衣裳/舞台セットの色合いも、
もちろん洗練されているのだけれど、「土臭い」情感が表出されているように感じて、
心にどすんと来る、視覚で、
美しく、楽しく。

(凝視し過ぎて目が乾き、2幕の終了5分前にコンタクトが落ちるほど。)

それにしても。

「自由」ですよ。
「自由」とは何かですよ。

「飼いならす」、その支配欲とは、何かですよ。

"世界が故郷”という、壮大で自由なスケールで生きる、
ジプシーの女と。

家族がいる土地で、軍隊という、その領土に根付いた、
規律に基づいた組織で生きる、男と。

何かを飼いならすこと、
自分の手元におくこと、
支配すること、独占すること。

失うものがない、
のであれば、
権利とかそういう概念は存在しないのであって、
失いたくないから、
わたしたちの社会は制度を作ってきたのです。

自分以外に、失うものがない女が、
制度という権力の、ど真ん中にいる男と、
合うはずがないわけで。

結局、支配すること、独占することに失敗した男(ホセ)は、
女(カルメン)を、自らの手によって殺してしまうのだけれども、
わたしはこれを、
「自由」を駆逐することが、決してできないこと、の、
象徴なのかなと思って、観ていたわけで、あります。

「恋」に限ったことじゃなく、
「飼いならすことなんてできない」のが、
ひとりの人間の存在。

ひとりの人間が、持っている、価値基準。

結局、自分以外の人間を
飼いならそうなんて、できない話、なのです。

駆逐できない自由への、集団としての恐怖が、
制度を作ってきたのだけれど、
制度の側に、いてもいなくても、
個人である以上の自由を、すべての人がもっているとしたら、
当然、
制度には矛盾があって、不満があって。

だからこそ、
その制度から外れてしまった存在には、
嫌悪の目が向けられたり、
ペナルティが課されたり、するわけで。

でも、
例えば、日常を生き抜くときに、
自分以外のものを飼いならすことができない、
という自覚をもったときに、
「恋」に限ったことじゃなく、
もっと寛容になって、
もっと自由に、
この世界を生きて行けるのかもしれない、
と思ったりもして。

「平和」につながる考え方が、
やっぱりこういうところに、あるのではないかと。

ひとりの人間がそう思うだけではだめで。

それでも現実には、
「飼いならしたい」
という、支配欲や征服欲があるから、
痛みや憎しみや、嫉妬が、
うごめくわけなのですけれども。

カルメンなら、
そんなもの、
あざ笑って、しまうのでしょう。

誰かを飼いならすことが、手段として必要になるときでさえ、
それを命題にするのではなく、
まずは自分に忠実になること。

自分を飼いならすことができて初めて、
それについてくる、一緒にいることができる他者を、
見つける、育てることが、できるのかもしれないです。

恋だって、
社会的な、ミッションだって。




朝から、
お引っ越しのお見積もり、3連チャン!
と、
面倒くさがりなのに、
面倒くさがらず、
引っ越し多数人生にして初めての、
「あいみつ」
をとったのに、
(無職になるからね、一応節約しないと…)
一番最初に来た引っ越し屋さんに、
さんざん押しに押されまくって、
マニュアルどおりの運びなのも、
分かっていながら、
おー、
アイスブレークかー、
センシングかー、
クロージングかー、
と営業手法にふむぅふむぅと聞きながらも、
にっちもさっちも、
押し返せなくて、

…捺印…

「今ここで 他を断ってください!」的な。

「うん って言ってくれなきゃ帰りません!」的な。

…なんて強引なんだ…

いや、本当に、
お地蔵さんのように動かなくて、
正直わたしは、困り果てました。

こうやって
肉食系に食われて行くのだ、草食は、さ。

営業1件勝ち取った、
その彼の背中を見送って、
どっと疲れが…。

押しが強い人は、
どうにも苦手ですしょぼん

そんな自分に、
笑える。

まー、
引っ越し屋さん決定、は、
1コマ、進む。