先週は、

「Hugh Grantが57歳で5児のパパに」

というニュース(ゴシップ)が飛んで、

しかもお相手は、わたしと同年代。。。

 

ヒューさまファンとしては、

「ほっほー さすがですね」とか

「今のわたしがヒューさまとお付き合いして、彼の子どもを産むのかぁ むーん どういう気持ちかしらん」

といったことを無駄に(無駄でしかない)考えたりしていました。

 

そして、そういうトピックが、タイムラグなく自分の手元に届くという、

そのこと自体をしみじみと噛み締めていました。

 

 

大学1年生の時、英語の授業で、

「好きな映画俳優」について話すトピックで、Hugh Grantの名前を出したら、

先生に「あいつは最低な男だ!!そんなのが好きだなんて!!」

とけっこう激しめに否定されて、え…、となった経験がありました。

 

先生は、彼が、当時からすると数年前に起こしたスキャンダルについて、すごい嫌悪感を持ってたんですね。

 

わたしは、その事件を全然知らなくて。

その場で(だったか授業の後だったか)、彼がどんなに最低かの話になり、

えー、そうなのー…と少なからずショックを受けた記憶があります。

 


でも、それが事実なのかどうかを、「ググる」ことはせず、

「聞いた話」と、「自分が思うヒューさま」を頭の中で天秤にかけ、

「うん、わたしはやっぱりヒューさまが好き♡」

と結論付けて、このトピックはわたしの中で終了した。

 

 

その後、あまり思い出すこともなく。

 

 

時々、テーマをチェックして、「いいな」と思う映画を観る、程度のいたって普通な10代を過ごし、

その中で、声とか表情とかユーモア溢れ出てる感じとか、そういうのが気に入ってヒューさまを好きになったけど、

例えば、映画雑誌を読んだり、海外セレブのトピックを収集するほどには熱心でなかったので、

日本で普通に暮らしている限りでは、そんなスキャンダルって、すぐに目や耳に入ってくるものではなかった(と思う)。

 

そう、当時はインターネットも、わたしのような一般人については、

ようやく使い始め…という時期だったと思う。

日常的に情報収集したり調べ物をする手段としては、浸透していなかったのです!!

(高校の授業で出される課題は、もっぱら図書館に行って調べ物してた!)

 

旧時代〜〜〜〜

 

グーグル先生不在〜〜〜

(大体、Google創業と時を同じくする頃で、まだまだネット上で情報は整理されていなかったはず!)

 

最近になって、そういえば…って感じでネットを探ると、

まぁ色々出てくるわけで、大人になってしまったわたしは、すっかり過去の情報となったそのトピックを、

「ふーん」という感じで眺めるのだけど、

ティーンの頃にそういう情報に触れていたら、やっぱりショックはもっと大きかったかもしれない。

 

その後の、ヒューさま好き人生が変わっていたかもしれない。

 

 

今のわたしは、ちょっと何かで見かけた俳優さんやセレブリティについて気になると、

ぱぱっとwikiやらまとめサイトなどで調べてしまって、

経歴やらの(誰かが勝手に構成した)バックグラウンドを知り、

「なるほどこういう人なのね」的な、ある意味先入観とともに、

その作品や言動を見る、というのが、通常の行動になっている。

 

 

昔と、今とで、

好きになるなり方とか、

好きでい続けるい方(日本語変)とかが、

だいぶ様変わりしてるんだろうなと思う。

 

 

「何かよくわからないけど、好き!」が、きっと少なくなってきてるというか。

 

 

どっちがいいか(幸せか)わからないけど。

 

 

憧れは憧れのまま、が、許されないというか、必要とされない時代なのかもしれないし。

 

 

因みに去年は、勝手に「ヒューさま大復習年」がやってきて、

Amazon primeやら何やらでHugh Grant出演作品を一気見してました。

 

ヒューさまが美しいのは、"Notting Hill"(1999)だと思うけど(21歳の時、初めてロンドン旅行(一人旅!)した時、まっさきに行ったよね)、

わたしは”Four Weddings and a Funeral”(1994)が、一番好き。

 

そして、安心したいときは、

"Love Actually" (2003)。鉄板。

 

"Florence Foster Jenkins"(2016)は、まだ観れていない…観たい!!

 

そして、今年公開の"Paddington 2"、観てみたいな〜〜〜〜

ぼっちゃんも、これなら、行けるかな?

暗いの&うるさいの怖いから、映画館はやっぱりダメだろうか。

 

 

若いときも、年を重ねても、

ずっと追いかけられる俳優さんがいるって、なんか嬉しいなって思う。