自分が行方不明問題のもっとも大きな要素は、
ファッションかと思われます。
わたしの場合、
ファッションの選択肢において、
自分が好きでやってるのか必要でやっているのか
ポジティブな意思なのかネガティブな意思なのか
その辺がごちゃごちゃになって訳が分からなくなることに多くを起因しており、
さらにそこに、
他人のやたらめったらな評価が無邪気に降りかかり、
自分の「見た目」ポジショニングが完全に不慣れな位置に追いやられ、
内省的な混乱が、混乱を呼ぶ、
ということにあるのかと。
陣痛からのジェットコースターどっかーんで、完全「世の中」と隔離された感じの
「子育て集中!」みたいな時期には、こんなことも意識しなかったんだけど・・・
よくいえば余裕が出てきたのかもしれないし、
それゆえの「自分in社会」の浦島太郎状態なのかもしれないけれど。
例えば
ボトムス。スカートコンプレックス。
短めボトムス、結構好きだけど、
やっぱり、パンツは便利!
思えば、ずっと以前から、パリッとしなくちゃなんない時のスーツは、ずっとパンツ派だ。
そして、復職して、子どもの保育園送迎+部屋着に着替える間もないときもある帰宅後のお世話、
という流れに身を置くと、必然的にほぼ100%毎日パンツスタイル。
しゃがんで抱っこしたり、座り込んで靴履かせたりするし。
子どもが引っ張るし、無自覚にめくるし。
下着丸見え・・・なんてこと、避けねばならぬ。
例えば
シューズ。ハイヒールコンプレックス。
もともと、足が痛くなりやすいので、そんなに得意ではなかったけど、
ファッションアイテムとしての靴は大好きで、
ヒールの高さなんて割と気にせず、色や形などで買いそろえていた時期もあった。
足がキレイに見えるから(絶対比)、短めボトムスにはやっぱりヒール!と思っているけど、
パンツスタイルだったら、ぺったんこで、全然構わないよね。
スカートをあまり履かなくなったことと深く連動してるけど、
むしろ、いい感じじゃないの?
パリジェンヌみたいじゃないの?(想像)
自転車もこぐし、ぼっちゃん抱っこして階段も登ったり降りたりするし。
例えば
ヘアスタイル。ロングヘアコンプレックス。
結婚式前(←世に言う人生絶頂期?!)は、確かに伸ばしてたし、巻いたりもしてたし、
ヘアアレンジなんてものも、度々やってた。
でも、その後、すっかりショート。
思えば、社会人なってからはショートの時代が長いのだ。
その方が、どんな服にも合っていい感じだし、
自分の髪質的にも、体型的にもすっきりまとまる気がするし、
軽やかで、明るい気持ちになれる気がする。
子どものお世話しながらも、すぐに乾かせるし、スタイリングも楽だし。
そんな感じで、
「好きだからそうしてる」感覚と、
「小さい子を持つママ」として、わたし的に大変リーズナブルな選択をしているという自覚とが、
混ぜこぜになってる。
好きだからそうしてるのか、その方がいいからとか便利だからそうしてるのかとか、
わけがわからなくなっている。
じゃあ、「子ども」という要素を外したら、
いったいわたし、どうしたいんだ?
思えば、ことファッションに関しては、足掛け2年以上、
妊婦だからこれ履いてる、
授乳中だからこれ着てる、
みたいな生活に慣れきってしまって、
「まったく自由な状況で」選択していないんだ。
(食べ物に関しても、出産終わった瞬間、卒乳終わった瞬間、結構、「あ、わたし何食べてもいいんだった」みたいに、結構突然困惑したことがあった。)
クローゼットやシューズボックスやそこかしこには、
BC(Before Child)から続くスカートやワンピース、ハイヒール、ヘアアクセサリーなんかが並んでいて、
この物(者)たちに、いったいいつ、出番があるのか、と。
あの日から、突然不要になった物たち。
(「⚪︎回しか着てないじゃん!」みたいな切ない考えがよぎる物もあり。)
人生はシフトしたのだ。
子どもがいる自分がデフォルトの自分なので、
その要素を外したら・・・なんてことを考えること自体が愚問なのに、
そういう状況に案外まだ不慣れでいるところなんだろうけど。
そんなわたしの心の逡巡を知ってか知らずか(知るはずもない・・・)、
美容院に行った翌日、
「ママさんは、やっぱりショートがいいよね」
とか、言ってくる人あり!!!!
ちょっとぉぉぉぉぉ
ママさんだから・・・ママさんだから、なのか!?
ママさんだから、わたしショートがいいの?!
違う、違う、違うーーー!
半分そうかもしれないけど、半分違うーーー!
わたしのイメージの中の、あんまり素敵じゃないママさんショートがぐるぐる・・・
(悪い妄想ですよ)
同じ?それと同じに見えてるの!?
(わたしの中の悪い妄想ですよ)
そんなつもりじゃないのに!?
やっぱりそう見えちゃうの?!
ショックぅぅぅ
でもそもそも、
「ママさんに見える」
のが悪いことなのかどうなのか、
これは女性誌とかそういうのが作った価値観なのかもしれない。
(「ママなのにキレイ」とか、そういう類の・・・)
客観的には、
ジェンダーの話やら
家族観の話やらに展開されうる、なかなか問題ある価値観の話で、
それはそれで思うところがあるのですが、
正論を述べてみたところで、
ちいさなわたしはやっぱり、
「ママなのにキレイ(絶対比)」
の方がいいなと思っているということでしょう。
そういうわけで、いちいち、周囲のそういったレスポンスにおののいてしまうわけで。
そんなことやあんなことに、
時々落ち込みながらの、ある日。
眠り続けるハイヒールたちを、7~8足、一気に捨てた。
玄関にゴミ袋を持ち、立ちはだかる、ちいさく勇ましい(のか?)第一歩。
大げさだなぁ。
でも、「今は必要ない」と、思い切れる気持ちは、
大事にしたいと思ったのだ。
もちろん、残したものも、ありますよ。
でも明らかに、今の自分に必要ないものとは、すっぱり距離をとった方がいいと
思ったのでした。
この気分だって、
いつ変わるか、わからないけどね。
また別の、ある日。
お洋服屋さんでスカートを手に取っていたら、
「スカート、普段履かれるんですか~?」
と店員さんに”意外そうに”声をかけられ、びくっ。
・・・や、やっぱりママさんは履かないんじゃとか思われてるのかしら・・・
(子連れでなかったので店員さんに先入観ないはず・・・なのに、自意識過剰、重症。)
と、気恥ずかしいような、残念なような気持ちになりかけたらば、
「パンツスタイルがすごくお似合いだから!」
と続けてくださったではないですか。
この、褒め上手~~~~~!
そう、そう、そう、パンツスタイルが似合うんですよ、わたしはきっと・・・!!!!!!!
そして、好きなんですよ・・・!!!!
今は、パンツスタイルが、気分なんです!
と、胸を張って言えるような気が、した。
半分、リーズナブルで、
半分、気分。
いや、半分とか割合はどうでもいいから、
そういうミックスが、
全体としての、自分の「ありのまま」なのだ・・・
それに、理性と感性とどっちが先か後かを問おうが問うまいが、
どっちも、わたしの意思に変わりはないのだ。
と、思ったとか思わないとか、
一進一退の自分が行方不明問題。
まだまだ続きます。。。
ファッションかと思われます。
わたしの場合、
ファッションの選択肢において、
自分が好きでやってるのか必要でやっているのか
ポジティブな意思なのかネガティブな意思なのか
その辺がごちゃごちゃになって訳が分からなくなることに多くを起因しており、
さらにそこに、
他人のやたらめったらな評価が無邪気に降りかかり、
自分の「見た目」ポジショニングが完全に不慣れな位置に追いやられ、
内省的な混乱が、混乱を呼ぶ、
ということにあるのかと。
陣痛からのジェットコースターどっかーんで、完全「世の中」と隔離された感じの
「子育て集中!」みたいな時期には、こんなことも意識しなかったんだけど・・・
よくいえば余裕が出てきたのかもしれないし、
それゆえの「自分in社会」の浦島太郎状態なのかもしれないけれど。
例えば
ボトムス。スカートコンプレックス。
短めボトムス、結構好きだけど、
やっぱり、パンツは便利!
思えば、ずっと以前から、パリッとしなくちゃなんない時のスーツは、ずっとパンツ派だ。
そして、復職して、子どもの保育園送迎+部屋着に着替える間もないときもある帰宅後のお世話、
という流れに身を置くと、必然的にほぼ100%毎日パンツスタイル。
しゃがんで抱っこしたり、座り込んで靴履かせたりするし。
子どもが引っ張るし、無自覚にめくるし。
下着丸見え・・・なんてこと、避けねばならぬ。
例えば
シューズ。ハイヒールコンプレックス。
もともと、足が痛くなりやすいので、そんなに得意ではなかったけど、
ファッションアイテムとしての靴は大好きで、
ヒールの高さなんて割と気にせず、色や形などで買いそろえていた時期もあった。
足がキレイに見えるから(絶対比)、短めボトムスにはやっぱりヒール!と思っているけど、
パンツスタイルだったら、ぺったんこで、全然構わないよね。
スカートをあまり履かなくなったことと深く連動してるけど、
むしろ、いい感じじゃないの?
パリジェンヌみたいじゃないの?(想像)
自転車もこぐし、ぼっちゃん抱っこして階段も登ったり降りたりするし。
例えば
ヘアスタイル。ロングヘアコンプレックス。
結婚式前(←世に言う人生絶頂期?!)は、確かに伸ばしてたし、巻いたりもしてたし、
ヘアアレンジなんてものも、度々やってた。
でも、その後、すっかりショート。
思えば、社会人なってからはショートの時代が長いのだ。
その方が、どんな服にも合っていい感じだし、
自分の髪質的にも、体型的にもすっきりまとまる気がするし、
軽やかで、明るい気持ちになれる気がする。
子どものお世話しながらも、すぐに乾かせるし、スタイリングも楽だし。
そんな感じで、
「好きだからそうしてる」感覚と、
「小さい子を持つママ」として、わたし的に大変リーズナブルな選択をしているという自覚とが、
混ぜこぜになってる。
好きだからそうしてるのか、その方がいいからとか便利だからそうしてるのかとか、
わけがわからなくなっている。
じゃあ、「子ども」という要素を外したら、
いったいわたし、どうしたいんだ?
思えば、ことファッションに関しては、足掛け2年以上、
妊婦だからこれ履いてる、
授乳中だからこれ着てる、
みたいな生活に慣れきってしまって、
「まったく自由な状況で」選択していないんだ。
(食べ物に関しても、出産終わった瞬間、卒乳終わった瞬間、結構、「あ、わたし何食べてもいいんだった」みたいに、結構突然困惑したことがあった。)
クローゼットやシューズボックスやそこかしこには、
BC(Before Child)から続くスカートやワンピース、ハイヒール、ヘアアクセサリーなんかが並んでいて、
この物(者)たちに、いったいいつ、出番があるのか、と。
あの日から、突然不要になった物たち。
(「⚪︎回しか着てないじゃん!」みたいな切ない考えがよぎる物もあり。)
人生はシフトしたのだ。
子どもがいる自分がデフォルトの自分なので、
その要素を外したら・・・なんてことを考えること自体が愚問なのに、
そういう状況に案外まだ不慣れでいるところなんだろうけど。
そんなわたしの心の逡巡を知ってか知らずか(知るはずもない・・・)、
美容院に行った翌日、
「ママさんは、やっぱりショートがいいよね」
とか、言ってくる人あり!!!!
ちょっとぉぉぉぉぉ
ママさんだから・・・ママさんだから、なのか!?
ママさんだから、わたしショートがいいの?!
違う、違う、違うーーー!
半分そうかもしれないけど、半分違うーーー!
わたしのイメージの中の、あんまり素敵じゃないママさんショートがぐるぐる・・・
(悪い妄想ですよ)
同じ?それと同じに見えてるの!?
(わたしの中の悪い妄想ですよ)
そんなつもりじゃないのに!?
やっぱりそう見えちゃうの?!
ショックぅぅぅ
でもそもそも、
「ママさんに見える」
のが悪いことなのかどうなのか、
これは女性誌とかそういうのが作った価値観なのかもしれない。
(「ママなのにキレイ」とか、そういう類の・・・)
客観的には、
ジェンダーの話やら
家族観の話やらに展開されうる、なかなか問題ある価値観の話で、
それはそれで思うところがあるのですが、
正論を述べてみたところで、
ちいさなわたしはやっぱり、
「ママなのにキレイ(絶対比)」
の方がいいなと思っているということでしょう。
そういうわけで、いちいち、周囲のそういったレスポンスにおののいてしまうわけで。
そんなことやあんなことに、
時々落ち込みながらの、ある日。
眠り続けるハイヒールたちを、7~8足、一気に捨てた。
玄関にゴミ袋を持ち、立ちはだかる、ちいさく勇ましい(のか?)第一歩。
大げさだなぁ。
でも、「今は必要ない」と、思い切れる気持ちは、
大事にしたいと思ったのだ。
もちろん、残したものも、ありますよ。
でも明らかに、今の自分に必要ないものとは、すっぱり距離をとった方がいいと
思ったのでした。
この気分だって、
いつ変わるか、わからないけどね。
また別の、ある日。
お洋服屋さんでスカートを手に取っていたら、
「スカート、普段履かれるんですか~?」
と店員さんに”意外そうに”声をかけられ、びくっ。
・・・や、やっぱりママさんは履かないんじゃとか思われてるのかしら・・・
(子連れでなかったので店員さんに先入観ないはず・・・なのに、自意識過剰、重症。)
と、気恥ずかしいような、残念なような気持ちになりかけたらば、
「パンツスタイルがすごくお似合いだから!」
と続けてくださったではないですか。
この、褒め上手~~~~~!
そう、そう、そう、パンツスタイルが似合うんですよ、わたしはきっと・・・!!!!!!!
そして、好きなんですよ・・・!!!!
今は、パンツスタイルが、気分なんです!
と、胸を張って言えるような気が、した。
半分、リーズナブルで、
半分、気分。
いや、半分とか割合はどうでもいいから、
そういうミックスが、
全体としての、自分の「ありのまま」なのだ・・・
それに、理性と感性とどっちが先か後かを問おうが問うまいが、
どっちも、わたしの意思に変わりはないのだ。
と、思ったとか思わないとか、
一進一退の自分が行方不明問題。
まだまだ続きます。。。