わたしは嫉妬する。

自分でも嫌になるくらい、嫉妬する。


女性にも男性にも、
友人にも同僚にも、
或いは家族にも、恋人にも。

それでもっと若い頃は そんな気持ちになる自分をどう扱ってよいのか分からず
むしろ 嫉妬するのは 醜いこと 恥ずかしいことだと
神経過敏な自分に嫌悪感を抱き

寛容な気持ちになる方法を研究したりしてみた。

けれども

どこまでいっても、
自分は嫉妬するし、
嫉妬はもはや日常化していて、

そして何より厄介なのは

自分は自分が嫉妬を感じる人の側に居たいのだという
紛れもない事実。

嫉妬を感じる人に 魅力を感じるわけで
嫉妬を感じながら その人の側に居ることが
自分に嫌悪感を抱きつつ
自分に刺激を与えつつ
自分を満足させるのだという

つまるところの、天の邪鬼。

嫉妬を感じなくなる瞬間は
その人から大きな興味を失う瞬間であり



なんか自分今、ネクストステージ?
的な
感覚を自覚する瞬間であり


それで関係が終わってしまうことはないにしても
わたしの中での関係性が、終わることはある。


始まることもある。


ひとつのバロメーターだから


嫉妬によって何かが保たれている関係性。


何だか不思議かなこれって?