風邪ひいたときは
普段あんまり食べない焼き肉(豚肉希望)を食べて焼酎を飲むとか
元気がないときは
薬膳鍋食べるとか
なんか大げさな(?)おまじないみたいな食べ物ってあるけれど


もっと素朴で
もっと身近な
元気の源的 精神的支柱的食べ物は
わたしにとって

おにぎり であるおにぎり


飛行機乗る時とか
会社行く時も
留学先でも
ポットラックにお呼ばれなときとか
差し入れとか
どんなときも
おにぎりが一番安心。

震災のときも
お鍋でお米を炊いては
おにぎりを何食分か作り置きして
いつ何があってもいいように
準備してたりした。

おにぎりが常に重要だっていう意識は
これは子どもの頃からの習性で

うちは田舎のおばあちゃんが
家族の食べる分のお米を作ってくれていたから
お米だけはどんなときも豊富にあって
母はいっつも
おにぎりを作っていてくれたから


特に

夏はやっぱり おにぎりしかないのだ。


食欲がなくなるときも
おにぎりなら食べられる。


中学のときも高校のときも
部活で忙しいときだって、
「勝負の夏」といわれる受験生のときだって
その暑い暑い夏を
わたしはいつも母の作るおにぎりと共に過ごしたわけで
そのときに
母が凝っていた具とか(梅とクルミを刻んでいれるのとか)
母が凝っていたおにぎりグッズとか(コンビニ方式で海苔を別に包めるラップとか)
そういうものの記憶も鮮明。


この
気分が萎えそうな猛暑(しかも夏風邪をひいて体調微妙)
何かと自分を奮い立たせるのは
そういう懐かしい思い出のつまったおにぎりで
このごろでは毎朝
えっちらえっちら握っているわけであります。


こうやって
ハムハムとおにぎりを食べている間に
暑い夏が
終わって行くのかな。


自分でつくったおにぎりにも
お母さんの匂いがするよ。


子どもの頃の自分の
匂いがするよ。


いつも夏って ドラマチックだったなって

今年の夏は
これからどんな展開を見せるだろう。