今日は久しぶりの第九練習で、
垂水まで出かける。

JR在来線で、神戸駅より西に行ったのは初めてで、
須磨で間違えて降りる、などのハプニングもありつつ、
車窓の風景を、しばし眺める。

何だかわたし、
こんなにも海辺に近く暮らしているのは、
人生で初めてだったり、するのだなぁ、
と、改めて、この運命の流れ方に、不思議を感じる。

よく知らない、けど、
体は慣れてきた、
この海辺の風景に。

出会いという偶然の必然性。

わたしはここで何をつかもうとしているのか、
何を感じようとしているのか、
どこまで達すればよいのか、
アーケードの手相見に委ねたい気持ちに駆られたり、
はたまた「声」が聞こえるのを期待したりするけれど、
結局は自分か、
或いは契機というものの訪れしか、
自分を導けるものはいない。

契機すら、
自分の心とその周囲にしか、
きっと存在しない。

快速電車は、
より見慣れた方向へわたしを連れ戻して、
さぁ、山と海に挟まれた、
部屋へと、帰ろう。

すっかり秋の匂いです。
二周目の、秋の匂いです。