オバマ氏の、大統領の、民主党候補使命受諾演説を見ていて、
ごくごく自然に、

「あ、これはライオンキングだ」

と、思った。

動物だと、思った。

そこにあるのは、ジャングルにいる頃と、何ら変わらない、
人間の、動物として、集団として、群れる姿に変わらないと。

動物として、強いもの、魅力あるもの、の前に居並び、
雄叫びを上げ、
その、百獣の王の、一挙手一投足に、反応する。感嘆する。

その、若く、精悍な候補者は、
ライオンの名にふわさしく、
力強く、輝いていて、
自分のことばが、これほどまでに、人を熱狂されるのを、知っているのだ。

その、演壇のデザインがまた、
まるで、
その上に立つ人を、
あの、崖の上から、叫ぶライオンに、見立てて作られたような。

何もかも。

クリントン氏との指名争いが、
なんだかうやむやのうちに収束していたところから、
実際、あまり彼に対する興味も持っていなかったのだが、
このライオンが、
本当にアメリカのライオンになるのか、
その結果、どうやって、その雄々しい公約を果たしていくのか、
見物である・・・

などと、
きっと、他のジャングルで、
ひとり餌を求めて彷徨っている動物として、
考えていたり、した。

わたしのところまで、
恵みは、届くだろうか?
なんて。