電車の中吊りは、遠くからでもわかるほど鮮明に、
マルイスパークリングセールの広告は、昔から変わらない。

デザインのみならず、
名称そのものすら、変わっていない。

あの、
「スパークリング」
っていう解放感あふれることばと、
「第1期」
とか、そういう女心(?)をくすぐる設定と、
闘牛を呼び寄せるかのような真っ赤な色合い。

ティーンの頃、
大学生の頃、
はまりましたねぇ。

思えば、高校~大学まで、乗り換えしていた主要な駅に、マルイがあったもので。

マルイカードなんかも、持ってたな。

あのとき買った、ストールとか、かばんとか、ツインニットとか、
覚えてるな。

もう、あんまり、残ってない・・・かな?

オシャレに、ちょっと必死だったとき。

芸能人でいえば、広末涼子とか、わたしの中ではすごく大きな存在で、
例えば、化粧品もマルイで買ったり、してたっけ。
資生堂のプラウディアとか、今はもうないブランド。

あ、なんか、すごくすごく、懐かしい!!

デパートって、デパートごとに、
家族でクリスマスとかに行くと決まっていたところとか、
母親とこっそりごちそうを食べに行くのに使っていたところだったりとか、
女友達とラルフローレンを買いに必死だったところとか、
アルバイト代で、なんとか効率よく自分を飾ろうと出かけていたところとか、
デートではよく立ち寄っていたとことか、
一人暮らしのご褒美用に、ちょっといい食材を買いにいくところ、とか、
なんだか、しんみりと思い出があるもんだなぁと、改めて思う。

今でもよく出かけるデパートはあるけれど、
大人になって行かなくなった場所のひとつに、
そういえばマルイがあるなぁなんて、
それはやっぱり、「そのときのわたし」に必要な場所であって、
「いまのわたし」には、もう必要じゃない場所、だからなんだろうな。

きっと電車の中に、
あの広告を見て、胸を躍らせている子が、いるんだろう。

あのときのわたしみたいに。