あけましておめでとうございます。

明けてから半月も経っていますが、この挨拶は15日まで使っていいそうなので使います。
ちなみに、関東は7日までの所もあるみたいです。

今年もよろしくお願いします。


今週の土曜日と日曜日はセンター試験です。
今月末には東北芸術工科大学の一般入試前期もありますね。
私は去年どっちも受験しましたが、ずいぶん昔の話のような感じがします。
一つ言えるのは、受験票は無くさないように気を付ける、ってことですね。
私は一般入試の時、試験会場内で受験票を無くして心が乱れました。
国語と英語の後、ショートストーリーまでに時間が空いていて、その時無くしたんだったと思います。
確かお昼を食べた部屋で自力で見つけたのですが、時間がギリギリだった気がします。
これを読んでいる受験生の方、もしいらっしゃったら気をつけて下さい。
まぁ、ほとんどの人は大丈夫ですよね。

ついでに言うと、去年の入試情報を見て倍率の高さにビビる人もいると思いますが、倍率はそんなに気にしなくていいと思いますよ。
願書を忘れずに期限内に出し、当日に自分が今までやってきたことをやりきるのが大事だと思います。
当たり前ですね(笑)
まあ、やってみないと分からないってことです。


久しぶりにブログ書きました。
受験生のことよりも自分のこと気にした方がいいですね……
でも、「今年はもっとブログ書きます」とは嘘になる予感がするので言いません(笑)
前期と同じく課題に追われているので、しばらくはそっちを頑張ります。
ではまたいつか~
夕暮れの時間が早まって、水道工事もそれと同じ時間帯に行われていた。
工事の音は当然都会の喧騒より煩わしいし、近くで耳にするだけでむかむかした。作業員の方に罪はない。ただ、騒音がすこぶる苦手である私には、どうしても身体を削り取られるような感覚を覚えてしまう。
ドリルの音に対し、物とも言わない少年が同じ団地に住んでいた。
私の兄妹の友達の弟だったか、どちらにしても関係のない他人だった。面識はないが、なんとなく儚げな雰囲気のある少年だと思った。彼は学校が終わればすぐブランコに乗る、ちょっと変わった少年だった。
夕日を浴びながらいつも「ああ、またブランコ乗ってる」と一瞥して階段を上る。それが日課になっている。
少年も「帽子被ってる人か」と思っているだろう。一瞬私を見る。それだけで認識を終える。

私は階段を上って行く。2階、3階、もぎ取られた蛾の羽根をほくそ笑んだりしながら埃っぽい床を踏みにじって行く。
そして、我が家のドアノブに手をかけないうちに工事が始まってしまう。
下から上って来る破砕音は鉄筋で出来た階段によく響く。それは狙って心臓を刺し貫いていく。

夕日は少年の背中を焼いていた。
木枯らしも今の季節にしてみれば酷く冷たいけれど、それでも少年を守るように風を吹かしているようだ。
破砕音だって、無表情の彼にはどうでもいいことのように見えた。

無情に響くブランコを漕ぐ音は、とどめのように私の心臓を軋ませた。
お久しぶりです!

3ヶ月以上書いていませんでした…
また始めようと思いますが、ペースは遅いと思います。


時間が経つのは早いもので、後2ヶ月ちょっとで今年が終わってしまいますね。

まだ終わってないのに言うのは変ですが、今年は一年が終わるのが早かったです。
こういうことはよく言いますけど、今年は特に早く感じました。
新しい環境になって色々忙しかったですからね。

それで何となく、
「充実した一年だったなぁ~!」
って思ったんですけど、本当に充実した年って長く感じますよね多分。

長い一日だった……

みたいな台詞はよく、小説でも漫画でも聞きますし。

だから、
「今年は、ただ周りで起こる出来事に流されただけだったか…」
と思い直したんですけど、それでも、やっぱり充実した年でした。

流されて充実っていうのもおかしいですね(笑)
良い一年でした。

流されるのはもう楽しんだので、来年は行動する一年を過ごしてみようかと思います。

ということで、だらけないように気を付けながら、後2ヶ月流される生活を楽しみます!
彼が静かな寝室で身体を横たわらせていると、ちょうど廊下を挟んだ先の茶の間から、父が顔を出した。
「お前便秘だろ。」
彼は思わず目を剥いた。
父の頬に赤みが差していた。昨年の年末に、バランスを崩して戸をぶち抜いた直後の顔と同じ色だった。酒がまわれば舌も体もまわる。そんな父が自分の体の異変に気付けるわけがない。
「小指だよ。」、左手を上げると、皮の剥がれた無骨な手が、茶の間の光をバックに開かれた。
「中指がおれで、人差し指が母さんだろォ。最近調子がいいんだよ。仕事中、小指怪我しちまってなァ、ホラここ、ちょうど指の腹に絆創膏貼ってあるべ。お前お腹痛めて苦労してんだなァって、一発でわかったよ。」
あぁ、と落胆した。携帯を手の中に収めさっきよりもぐったりした。そんなことだろうと思った。
「お父さんとパイナップル食べないか、明日から。」
その響きに、若々しい、清々しさが伴っていた。
「パイナップルはほとんど繊維質でできてんだ。おれは毎日パイナップル食べてたおかげで毎日腸が好調だぜ。」、いっつもさえないギャグだなあとあきれてしまった。父は上機嫌のまま彼の返事を待たずに戸を閉めた。

翌日はパイナップルを食べなかった。
その翌日に昨日の分もまとめて喰わされてしまった。
自分の絵の展覧会。
他人に絵を見せようと思ったのはこれで最初で最後だろう。


絵を描く、それは私の有意義な時間の一つであった。
それは趣味の範囲のものであり、評価されたいとも、誰に見せたいとも考えていなかった。
何故だか、描いている時間は無心に筆を走らせることができ、心が軽く感じていた。
格段に特異的なものではないもので、気が向いたら描く。それをただ繰り返していた。

「何を描いてるの?」

初めてそう問われたのは、気分転換に公園でスケッチをしていた時である。
公園で遊んでいた子どもの一人が私の元にやってきて、好奇心の満ちた目で私の絵を覗いた。

「公園の風景だよ。今日は、とても天気がいいから」
「……とっても綺麗な絵だね、なんていうか、こう、写真みたいな!」
「ただのラフスケッチなんだけどなあ。……いる?」
「いいの?欲しい!」

今思えば、初めて自分の描いた作品を他人の手に渡したのは、これが初めてだったと思う。
部屋に籠りきりで描いていたので、滅多に外には出る事がなかったから。

「お姉さん、絵描きさんなの?」
「違うよ。ただ会社で働いてるOLだよ、これは趣味」
「もったいないなあ、すっごいのに」
「ふふ、ありがとう。褒めてくれて」
「今から絵描きさんになったら?」
「あら、お世辞の巧い子ね。……考えてみても良いかもね」

そう呟くと、その子はにこにこと微笑んだまま、言い放つ。

「大丈夫、絶対になれるよ。なれないわけがないんだから」

そして、すぐに背を向け、ぱたぱたと走っていく。
私のあげた絵を掲げながら。