休息日
皆様御無沙汰しています。桐島です。昨日はローマ字で申し訳なかったです。今日はゆっくり皆様のメッセージを読むことが出来ました。本当に嬉しいです。今日は休息日なのでバイクのエンジンをオーバーホールしています。シャワーも5日ぶりに入りました。それにしてもダカールの規模はすごいです。アフリカに入ってからビバークでの宿泊が続いているのですが、毎晩飛行場で寝ています。基本的には主催者が8機ほど飛行機をチャーターしていて、毎日荷物を次のビバークにピストン輸送している状態です。僕たちの荷物はサポートチームであるチームスガワラさんのトラックにて運ばれてきます。彼らは舗装路で直進してくるので僕たちよりちょっと速く到着するわけですが、たまに遅れて到着する場合もあります。昨日はまさにそのパターンで僕たちがゴールした2時間後に到着した状態です。そんな事はともかく、レースの詳細をレポートしたいと思います。
モロッコはダカール経験者たちに前もって忠告されていたように石の多い路面が続きます。これが手首や腕に相当の負担を伸しかけてくるので大変。それも転倒すると地面が堅いのでマシーンにダメージが多いです。僕のフロントカウルはレース三日目にはぼろぼろな状態に変貌してしまいました。ただモロッコの景色は素晴らしく、途中に通り過ぎた集落などは本当にフォトジェニックでした。残念なことにいっぱいいっぱいで写真はほとんど撮れていません。って、言うか本当に毎日が忙しく、ゆっくり出来ないのが現状。到着したらすぐに翌日の準備があるし、どっちにしろ真っ暗なので写真なんか一切撮れません。今日は初めて明るいビバークを見れたって感じですから。
モロッコからモーリタニアに渡るステージでは天候がかなり悪くなり、朝から最悪の状態でのスタートでした。何せ、2メートル先も見えないほどの砂嵐。そしたら雨がふってきて、国境渡りの路面は200キロ以上の泥が続く悪夢のリエゾンでした。まさか、リエゾンであんなに苦労するとは思いませんでした。残りの400キロは基本的に早い路面が続きましたが、単調でそれはそれで、集中力を維持するのに苦労しました。
昨日はかなり厳しかった。砂、キャメルグラス、石、砂丘とすべての要素が含まれた耐久ステージ。それも朝は砂嵐で路面が一切見えない状態でのスタートでした。普通だったら80キロアベレージで走れるような道も昨日の場合は慎重に走らないといけなかったのが痛かった。前半200キロ終えた状態で既に一時を越していたのでもう駄目かと思っていたら運がよくレースの最終セクションがキャンセルになり、急遽407キロでゴールになりました。でも300キロ地点の砂丘はまさに悪夢。何十台もの車やバイクが砂丘の餌食になっていました。僕は途中までは順調に走り抜けていたのですが、最後の最後で砂丘のすり鉢に入り込んでしまい、脱出するのに一時間以上掛かってしまいました。あまりにも疲れたので途中なんども諦めようと思いましたが、知恵をしぼってどうにか乗り越えることが出来ました。ゴールしたときはマジで泣きそうになってしまいましたが、まだまだレースは続きます。とりあえず本当の意味の勝負は明日と明後日。その二日を乗り越えれば完走も夢ではありません。ただ順位は期待しないでください。かなり丁重に走っています。それでも危険なのです。
そんなわけで、また時間が出来たらコメント書きます。これからも応援お願いします!!!
桐島ローランド
モロッコはダカール経験者たちに前もって忠告されていたように石の多い路面が続きます。これが手首や腕に相当の負担を伸しかけてくるので大変。それも転倒すると地面が堅いのでマシーンにダメージが多いです。僕のフロントカウルはレース三日目にはぼろぼろな状態に変貌してしまいました。ただモロッコの景色は素晴らしく、途中に通り過ぎた集落などは本当にフォトジェニックでした。残念なことにいっぱいいっぱいで写真はほとんど撮れていません。って、言うか本当に毎日が忙しく、ゆっくり出来ないのが現状。到着したらすぐに翌日の準備があるし、どっちにしろ真っ暗なので写真なんか一切撮れません。今日は初めて明るいビバークを見れたって感じですから。
モロッコからモーリタニアに渡るステージでは天候がかなり悪くなり、朝から最悪の状態でのスタートでした。何せ、2メートル先も見えないほどの砂嵐。そしたら雨がふってきて、国境渡りの路面は200キロ以上の泥が続く悪夢のリエゾンでした。まさか、リエゾンであんなに苦労するとは思いませんでした。残りの400キロは基本的に早い路面が続きましたが、単調でそれはそれで、集中力を維持するのに苦労しました。
昨日はかなり厳しかった。砂、キャメルグラス、石、砂丘とすべての要素が含まれた耐久ステージ。それも朝は砂嵐で路面が一切見えない状態でのスタートでした。普通だったら80キロアベレージで走れるような道も昨日の場合は慎重に走らないといけなかったのが痛かった。前半200キロ終えた状態で既に一時を越していたのでもう駄目かと思っていたら運がよくレースの最終セクションがキャンセルになり、急遽407キロでゴールになりました。でも300キロ地点の砂丘はまさに悪夢。何十台もの車やバイクが砂丘の餌食になっていました。僕は途中までは順調に走り抜けていたのですが、最後の最後で砂丘のすり鉢に入り込んでしまい、脱出するのに一時間以上掛かってしまいました。あまりにも疲れたので途中なんども諦めようと思いましたが、知恵をしぼってどうにか乗り越えることが出来ました。ゴールしたときはマジで泣きそうになってしまいましたが、まだまだレースは続きます。とりあえず本当の意味の勝負は明日と明後日。その二日を乗り越えれば完走も夢ではありません。ただ順位は期待しないでください。かなり丁重に走っています。それでも危険なのです。
そんなわけで、また時間が出来たらコメント書きます。これからも応援お願いします!!!
桐島ローランド