以前はコピー機のデザインってだいたいどのメーカーも同じで白というかクリーム色を基調とし、他の色が少しだけ入ってというパターンでした。
ところがここ数年は各メーカーによって結構デザインに特徴があるものとなってきました。
コニカミノルタというメーカーがブラックを大きく取り入れたモデルを発売して以来のような気がします。
同様なブラック系では京セラミタが追従し、シャープはシルバー、キヤノンはゴールドというかブラウンのような色になりました。
なぜかゼロックス、リコーは大きく変わっておらず、相変わらず白メインです。
いずれにしてもあんまり脚光を浴びることのない色・デザイン部門でも差別化が図られるようになってきたわけです。
実用的な面でのブラック系の特徴としてはやはり「経年劣化」を感じさせない点。
白やクリーム色を基調としたモデルではどうしてもオフィスのタバコ、工場・現場などでは粉塵の影響を受けやす
く、そのような環境ではやはり見た目オンボロに見えるという欠点があります。
ブラックにはそのようなデメリットが少ないといえます。
ただしそのような特徴もいいことばかりではないようで、耐久性が犠牲になってしまう下位メーカーではどうしても
経年したモデルを「早めに」後継機種に入れかえたい、といういわば「売り重視」の姿勢が強い傾向があり、
ユーザー側の「まだ見た目新しいしまだまだ使える」という買い控えの気持ちとミスマッチしているようです。
「デザイン一新!」もいいことばかりではなさそうです。
→案件依頼 新潟の営業マン らっしゅへメールする