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自分の思いを伝えたかったり

 

 

相手の思いを受け入れたかったりするけど

 

 

これが簡単なようでなかなか難しいのですよ。

 

 

そもそも自分を形成してきたバックボーンがあり、それによって培われた思考回路があり

 

 

信念があり、それに基づいて生きている。

 

 

思いを伝えることは、相手の信念を半ば破壊するような行為であり

 

 

同じく、思いを受け入れるというのは自身で信念を破壊する行為である。

 

 

「破壊」なんて言葉を使うと若干大袈裟な表現になってしまうが

 

 

大まかにはそういうことだ。

 

 

 

だが、その相互破壊を繰り返すことで

 

 

新たな思いを再構築していき、良い意味でリニューアルされた人間形成が生まれる。

 

 

難しく言ってますが、これが「人付き合い」ですよね。

 

 

会社、友人、家族、恋人、全てにおいてこの行為をもって成熟していく。

 

 

 

冒頭で「それが難しい」と言ったのは、ある程度「自分」という生物を把握してしまうと

 

 

心や信念の再生活動が鈍くなっていき

 

 

「自分は自分」だというパーフェクトバリアを張ってしまう。

 

 

そうなってしまうとそもそも思いを受け入れるスタンスもとられていないし

 

 

伝えたところで全く響かないという結末になる。

 

 

否、むしろ響かないどころか敵対して跳ね返ってくるぐらいかもしれない。

 

 

それを恐れるというのも難しくさせる一つだろう。

 

 

 

「自分の物差しこそ全て、もしくは一般的だ」と思い込んでいるような人が

 

 

誰かに押し付けるように心理や思考を植え付けようとする。

 

 

そもそも「自分の物差し」は「自分の物差し」であり

 

 

一般的である根拠などどこにもなく、ましては同調させるものでもない。

 

 

頭と心は人の数だけ多種多様である。

 

 

似たようなものはあるかもしれないが、全てが唯一無二だ。

 

 

「隣は隣!うちはうち!」みたいなことをよく親から言われていましたが

 

 

知らぬ間に「隣(一般)がこうするだからうちも(あならも)こうしなさい」という思考になりつつある。

 

 

私もパーフェクトバリアが完成されつつあるのだろう。

 

 

同調することは決して悪いとはいわないが

 

 

同調するさせるというより、尊重してあげるような考え方を大事にしたいですね。

 

 

「あなたはあなたで素晴らしい」

 

 

「私も私で素晴らしくありたい」

 

 

 

双方に自己向上を目指すスタンスさえあれば、もっと良い人間関係を築いていけるのになあ。

 

 

パーフェクトバリアって風呂カビぐらい頑固ですからねぇ。。。

 

 

こんなことを延々と突っ込んで考えてしまうひねくれ者の話。

 

 

終わりなき旅。。。