オリンピックが終わりました。
最初から最後まで胸が熱くなる瞬間を届けてもらいました。
当たり前なんだが、メダル争いに食い込む場面ほど熱が増すのは仕方がないが
そういう場面を期待するのでなく、選手各々の集大成を期待して観ている。
競技によってはそれが伝わりやすいものや、瞬間的に結果が出るようなものもあるので
なかなか背景が見えてこなかったりがあるが、プレー時の表情だったり、それ以外の場面での感情表現だったりで何となく伺える今までの歴史がある。
大袈裟に言ってますが、つまりは映像を通して伝わるものってのがあって
それは自国の選手だとか、順位がどうだとかは全く関係なく
しみじみと自分の心に沁み訴えかけてくる。
涙の裏にも、そして笑顔の裏にも並大抵ではない苦労や努力があったろうと
今回はさらに某ウィルスによって色んな葛藤も抱えながらの大会だったし
会場の盛り上がりも例外的にほとんどなかったが、それが逆に選手たちの生の声が
響き渡り、鬼気迫るような心も感じ取ることが出来た。
臨場感以上の迫力を味わえたような気もしている。
細かいことは置いといて、単純に言うと「世界運動会」に
これほどまでに感動するのは
「個の努力を皆で称えあう所」を凝縮して楽しめるところなんだろう。
もちろんそうでない場面も少なくはないが
それでも何らかの熱い感情は届いているから素晴らしい。
そして、その経験を経て自分自身の考え方をどう更新していくか。
「オリンピック良かったなぁ~。。。」で終わるのでなく、例えば
「諦めないって大事だな」とか「認め合うって素敵だな」とか、人によって受け止め方は色々あるが、視聴者としても4年に一度のこの機会を大事にして活かしていけたら
この先も良い人生が送れるのではと感じている。
悪いところばかりが目の前に溢れている昨今だが、そんななかでも必ず良いところも同じようにある。
出来る限りは後者のようなキラキラしたものを拾っていきたいものです。
2週間ありがとうございました。
フランスでまた感動願います。
