時事ネタにしては若干遅めだが・・・・。
プロレスラー、三沢光晴選手の不幸を知ったときは、自分の耳を疑った。
しかも試合中の出来事とあっただけに余計に。。。
中学生の頃、よく深夜にプロレスを見てたものだ。
どちらかというと私は新日派だったが、あまり興味のない全日でも「三沢」という名前は別だ。
そんな偉大な選手の壮絶な事件・・・・。
そして、その事件で「プロレス」というスポーツの真の深さを知る。
三沢選手は試合中、バックドロップ(と聞いた)の受け身をとれず、死亡したとあった。
普通は聞き流されるようなことかもしれないが、この一連を知った時恐怖を感じる。
「バックドロップ」という技は基本的な技の一つ。
プロレスの試合で見ないことはない。
そんな頻繁に使う技が、「受け身をとれなかった」だけで死に至らしめたのだ。
「バックドロップは人を殺す力をもっている」
そんな答えが頭をよぎった瞬間、身体に冷気が走った。
バックドロップより恐ろしい技なんて、まだ色々あるのに・・・・
しかし、その答えのさらに裏が私の心を熱くさせた。
昔は「プロレスなんてショーだ、お客に派手に見せてるだけ」
なんて考えていたが
まさに彼らはリングで
「命を賭けた闘いをお客に魅せている」のだ。
言い過ぎ、考え過ぎなのかもしれないが、私はそう考えたい。
私の中で三沢はそう教えてくれたんだ。