アドラー心理学では、幸福になりたいのなら、
競争しない生き方をしないと言っています。
もし、競争に明け暮れる人生であれば、
いつも、焦りと緊張にさいなまされて、
幸福な心理状態には、なかなかなれないものです。
また、他者は敵であり、競争相手であるという認識になりますから、
対人関係でも、多くの摩擦やひずみが生まれます。
もちろん、資本主義社会は競争社会ですから、
この世界には、競争が満ち溢れていて競争だらけです。
それでも、アドラー心理学では、そんな中でも、
競争から降りて、自分の人生を生きなさいと言っているのです。
アドラー心理学では、自分自身でいることにより、
幸福が得られると言っています。
もし、競争に明け暮れるようになれば、
他者に勝つことだけに全身全霊を傾けますので、
それは、まさに、他者に振り回される人生なのです。
したがいまして、真の幸福をつかみ取りたいならば、
競争から降りて、自分自身の人生を生き始める必要があるのです。
競争に満ちたこの世界で、競争から降りることは、
非常に勇気がいることです。
それでも、アドラー心理学では、競争から降りるように言っているのです。
もちろん、競争から降りるということは、
権力闘争や、地位争いからも降りるということです。
そんなことに巻き込まれても、緊張とストレスで、
心の病に陥ってしまうのがオチです。
実際のところ、競争社会の典型であり、勝者だけが称賛されるアメリカでは、
勝つことばかり考えているために、心の病になる人が非常に多いです。
その証拠に、カウンセラーやセラピストの数が、ものすごく多いです。
したがいまして、本当に幸福になりたのなら、
競争から降りて、自分自身を生きるようになってください。
まさに、「我が道を行く」心境で、自分の心の声に従って、
本音の人生を送るようにしていただきたいと思います。