いつもありがとうございます。ロルファーのユキです。
今月届いたJAFの機関紙。
そこにあった脚本家・北川悦吏子さんの寄稿のお話が興味深かった。
タイトルは“しあわせの呪縛”。
ざっくり言うと、
幸せになりたいって思ってたりするけど、「しあわせ〜」と口に出す時って些細なことで、ひょっとして「しあわせ」という言葉に対して意味を持たせすぎてるのでは
というようなお話。
特に、
大きな仕事が終わった時とかに、「やったー!」と言っても「幸せー!」とは叫ばないよね
というような文章に、「確かに」と思った私。
だから、私も考えてみた。
思わず「あーしあわせだなー」と言ったり感じる瞬間。
一人で気持ちいい温度のお風呂に使った瞬間。
気持ちいい洗いざらしのシーツの上に大の字になった瞬間。
子供達がすやすや寝ている姿を眺めている瞬間。
(こればかりは、死ぬ時にこうやって死ねたらいいな、と思うくらい幸せを感じる)
たくさんのお客さんの前で舞台に立ってる瞬間。
(特にカーテンコールは幸せでしかない)
舞台のことが頭によぎるまでは、
幸せって、身体が弛緩する時に感じるのかなぁ、って思ったり。
(大好きな美味しいもの食べたり、お風呂入ったりした瞬間の「しあわせ〜」って口から出る時って、身体は緊張してないですよね)
けど、舞台に立っている時には、緊張感がないわけでもない。けど、その緊張感もふまえて幸せだったりする。
幸せの定義も人によって違うんだろうなぁ、と。
私にとっては、
生きてる!と感じる瞬間(舞台)
愛しいもの感じる瞬間(家族)
身体の中が広がる瞬間(お風呂、シーツ)
が幸せの瞬間なのかな、と候補として上がりました。
でも共通して言えるかな、と思ったのが、
幸せを感じる時は「今ここにいる」というプレゼンスの感覚であること。
過去を考えることもない。
未来を考えることもない。
ただただ、今という瞬間を味わっている。
そう思うと、最近流行りのマインドフルネスや瞑想とかを利用して「今ここ」な感覚を学んでいくのは、幸せをより感じることにも繋がるのかなぁ
とか
やっぱり身体がガチガチに緊張した状態では、私の場合、なかなか「幸せ」って言葉は出にくいから、ほどよく身体が弛緩できることも、幸せをより感じることに繋がるのかな
とか
私の思いは広がるのでした。
私は指導者対象の講座の中で、受講生自身の身体を使って体感し体現していくことをミッションにしていて、
その過程の中で出てくる「瞬間を感じる」という
テーマは、あくまで身体の持ってる力を出すための科学的な要素でしかないんだけれど、
それによって幸せに繋がり、またそれがそれぞれの生徒さんの輪に広がっていっていたらすごくいいなぁ
なんていう思いも生まれたのでした。
瞬間を感じて動ける身体は、しあわせを運んでくれる身体なのかもしれない♡
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