ピラティスやヨガ、バレエやスポーツなどをしていて、
「肩甲骨を滑るように動かす」
「肩甲骨をおしりに向かって滑らせる」
なんていう表現を聞いたことはありますか?
身体を使う業界にいると、指導の中でよく耳にする言葉のひとつ。
指導のキューイングとしてよく聞くと同時に、ロルフィング®︎のクライアントの方々からよくいただく相談もこの言葉で、
「肩甲骨が滑るようにと言われるんだけれど、その感覚がわからない」
というもの。
指導の世界ではポピュラーな表現でも、一般の方々にとっては体感したことがなかったり、イメージがわかなかったり、
指導者自身でも、自分の身体を動かす時に「滑らせよう」とはしていても、「自然に滑る状態を感じられている」ことがない人もいたりします。
肩甲骨は肋骨の上に乗っていますが、
肋骨についている筋肉の筋膜と、肩甲骨の裏側についてる筋肉の筋膜が滑りあって動いています。
膜と膜がぬるぬるっと液体の中で滑りあう感じです。
肩こりなども、実は、
肩甲骨の動き方の癖などから、あまり動かさない箇所があることで、この「ぬるぬる感」がなくなり、動きが悪くなって起こったりするんです。
肩甲骨はぎゅーぎゅー動かすものではなく、するっと滑らせて“動かす”ものでもなく、するっと滑るように“動く”ものです。
これがなかなか、一度体感してみないとイメージできなかったりするもの。
まだ感じたことがなく、「肩甲骨が滑って動く」感覚を本当に感じたい方は、ぜひ近くのロルファーはじめ、肩甲骨の動きを感じさせてくれるインストラクター、トレーナー、先生のもとへ^_^
滑って動く感覚は、一度ちゃんと感じられるだけで、肩甲骨の動きを大きく変えてくれます。
滑らせて動くのではなく、そもそも、滑るように動くのが本来の状態。どうしたら、その本来の状態に近づけることができるかが、肩甲骨の動きをよくする上での鍵です
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