いつもありがとうございます。アドバンスト・ロルファー™のユキです。
しばらく前に、アメリカの大学でダンスを学ぶことについて書きましたが、それについて最後に書いて載せていなかったものに、けっこう大切なことが書いてあったのでアップしておきます!
過去記事こちら
○アメリカの大学でダンスを学ぶということ(設備とパフォーマンスの機会編)
★アメリカの大学のダンス学部で学ぶということ③★
コロラド大学ボルダー校ダンス学部で過ごした4年間。
最後は、この大学に限らず、アメリカでダンスするということもふまえて、私が教わったことをシェアしておきます。
ダンスの現実と心得編
からだのサイズ
私は日本人としても、平均よりだいぶ小さいです(148cm)。なので、アメリカへの留学を決め、オーディションのためにニューヨークへ発ち、当時お世話何なっていた現地でプロダンサーとしてカンパニーで活躍していた知人の日本人の女性に言われたことがあります。
「その身長では、ソロとして選ばれるくらいの実力をつけない限り成功できない」
…と、にこやかに、そしてはっきりと伝えてくださいました。ご自身も大きいほうではなかったので、ご自身の経験も大きかったんだと思います。
バレエやジャズなど、外見が重要視されるものは本当にそうで、私の身長では問題外なことも多く、実際、在学時には作品によってはオーディションを受けることさえできないこともありました。
差別うんぬんということではないんです。厳しい世界。当たり前です。
ダンスのジャンルによっては美意識が統一されているものもあり、顔はお化粧で誤魔化せても、身長はグループでラインを揃えたかったりする時に、1人だけ小さくてはどうにもなりませんからね。
大学に入る前からそう聞いていたおかげで、そのことはわかっていたし、今思うと、本当に売り込む努力をよくしていたなぁと思います。
あいにく?、コンテンポラリーでは、逆に多様性が流行り始めていた時期でもあったので、在学時に毎年プロの振付家がゲストで来てオーデイションで作品を作っていましたが、全作品に参加することができました。これは逆に、小さかったからこそ、そして、学部唯一のアジア人だったこともプラスになったと思います!
人と違うことがプラスに転じる良い例です。笑
自ら前に出る
大学のお休み中にはニューヨークのダンススタジオにもよく通いましたが、多くのスタジオで、クラスの前を陣取っているのは日本人でした。一生懸命自分を売り込むために。そして、スキルもあり真面目な日本人を好んでいる先生もとーっても多かった!
アメリカでは、私の知る限り、怒ったりしてお尻を叩いてくれる先輩や先生はいません。自ら頑張らなければ、ただ埋もれていくだけです。
これはダンスに限らず、何でもそうではないかと思います。
なので、出たい作品があれば、出たい気持ちを伝えたり、オーディションでも出来るだけ目につく場所に立つ努力をしたり(もちろん可能であれば)、クラスでも前に立つ努力をしたりしたのが懐かしい!!!
私は出来るんだ、と、とにかく伝える努力を惜しみませんでした。
見る力がつく
大学に入学当初は英語がからっきしダメだったこともあり、その期間のおかげで、見る力を養うことができました。
言葉でわからない分、目で見てつかもうとするんですよね。
在学時からその後まで参加してたダンスカンパニーの練習では、言葉を発さずに動きをつかんでいくこともしていきました。
その力は、いま、ロルファーとしても、ダンサーとしても、とてもとても役立っています。
大学を海外に行く、ということはもとい、大学でダンスを勉強する、なんていう就職には全く繋がらなさそうなことを可能にしてくれた家族に、心から感謝です。
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