ロレックス用語辞典-Rolex Dictionary Blog- -5ページ目

ヨットマスター II

2007年バーゼルワールドで発表されロレックススポーツモデルの新たなモデル。


秒針、短針、長針のほか、クロノグラフ針と10分間のカウントダウンを表示する針がある。秒針は6時位置にスモールセコンドとなっている。


レガッタというヨット競技用に開発されたカウントダウン式の“レガッタクロノグラフ”が搭載されており、90度回転するリングベゼルと言う名前のベゼルを回すことでクロノグラフのプログラムが可能であるようだ。


キャリバー新たなCal.4106。


イエローゴールドとホワイトゴールド2つのラインナップがある。

巻き板ブレス

1960年代~70年代にかけてに見られるブレスで、金属板を巻いて整形したコマ が使用されている。


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ヘアライン仕上げ

ケースやブレスなどのつや消し仕上げのひとつ。一方向に研磨することで流れる髪のようなシルエットに見えるため名づけられた。


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バルジュー社

ムーブメント専門のメーカー。手巻きデイトナにはこの会社のムーブメントが搭載されていた。後期のデイトナに搭載されていたバルジューCal.727は特に評価が高い。

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アプライド

ダイヤルにインデックスと異なった素材の金属を貼り付けたり、植字などをして立体的に見せる技法のこと。見た目にも豪華な雰囲気であり、1970年代まで頻繁に使われていた。アンティーク市場では今でも人気が高い。


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ミネラルガラス

アンティークに見られる風防。初期モデルのプラスチックよりは傷が付きにくく、現行のサファイヤクリスタル よりは傷が付きやすく強度も劣る。


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デイトナ

ロレックスのクロノグラフ。ロレックスで最もステイタス性を持つモデル。正式名称は「コスモグラフデイトナ」。


1989年までは手巻きであったが、Ref.16520の登場により自動巻きとなり、現行モデルRef.116520にいたる。手巻きデイトナのRef.6263、Ref.6265はアンティーク ロレックスの中でも最も人気のあるモデルのひとつだ。


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サブマリーナー

山岳向けのエクスプローラー I が誕生した1953年に、海洋向けモデルという位置づけで誕生した。


1950年頃に誕生したターノグラフ が初めての回転ベゼルを搭載しており元祖サブと言われている。


デザイン的には現行と大きな変化はないものの、1960年に誕生したRef.5512までは、リューズ ガードの採用、サークルライン の消滅、クロノメーター の有無、Ref.6538での369インデックス の採用、Ref.1680の一部のダイヤルに赤い文字でのSUBMARINER表記(赤サブ )、Ref.5510、Ref.6538でデカリューズの採用など、細かい部分でデザイン的な混乱があったが、70年代に入るとクロノメーター &デイト付とノンクロノメーター&ノンデイトという2つの流れが確立した。


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バネ棒

ケースとブレスをつないでいるパーツ。内部にバネを持ち伸縮性を持たせている。


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エクスプローラーII

エクスプローラー I の上位機種として1972年に誕生。I に比べてリューズガードの採用、デイト表示とGMT機構の搭載により、過酷な条件下での山岳・洞窟探検用としての使用に耐えうる。


Ref.1655から始まり、Ref.16550をへてRef.16570の現行モデルへと至る。

ファーストモデルのRef.1655はデザイン的に現行のモデルとはだいぶ違っている。誕生当時は人気がなかったが去年一年で価格が40%以上上がるなど最近では人気が急に高まっている。

またRef.16550よりダイヤル カラーにホワイトにが増えたが、わずかながらアイボリーダイヤル もあり、レア度は非常に高い。


エクスプローラー I の異常な人気にはかなわないが、機能性の高さや使いやすさから人気の高まっているモデルのひとつである。


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