地球のゆかりんです。

2年前に絵を書き始めて、
その頃、せりちゃんに出逢った。


なんというか
透明な、無垢な、
キレイなものを纏った
妖精のような人だなあと思った


はじめて逢った時に
描き始めたばかりの拙い絵を
3枚もお迎えしてくれた


自宅のお部屋に飾った写真を送ってくれて、たくさん褒めてくれて
それがとても嬉しかった





その頃、
世の中は疫病騒ぎの真っ只中

職場で、家庭で
いろんな事があった

それまでの人間関係が
それまでの生活環境が
それまでと同じではなくなり

おっきな変化の波に
翻弄されていた



せりちゃんが
それまでの仕事を辞めて
新しい職場で働きはじめて

わたしの絵を
展示販売する場所と機会を
2回も与えてくれた

学芸員を目指した事もあるという
せりちゃんは、生みの親のわたし以上にw.、丁寧に絵を扱ってくれた

選ぶ言葉も同じように
たいせつに発する人

そのせりちゃんの投稿を読んで
わたしは泣いた




中学二年生になった娘に手紙を送りました。


おじいちゃんが、おとうになぜか、子どもの時、 予防接種をいっさいさせなかったことがありまし た。


それは、おとうが赤ちゃんの頃、なんの予防接種かわからないけど、注射をした日の夜中、ひきつけを起こして、おとうは意識がなくなり、おじいちゃんはそれをみて、「あぁ、この子はもう駄目かな」って思ったそう。あきらめかけていた時に おとうは息を吹き返したそう。


それから、おじいちゃんは、もうこんな想いはしたくないと、おとうが大人になるまで、いっさいの予防接種をさせませんでした。


だから、おとうの左腕には注射の跡がありません


おとうは小学校のころ、予防接種の日は、仲の良い友達からは、「おまえばかり注射しないでずる い」ってさんざ言われました。


当時は、保健室で年輩のお医者さんが予防接種を行っていましたが、お医者さんは、おじいちゃんの手紙をみて、真っ先に「注射は控えましょう」って言いおとうに注射をしませんでした。


それから、学校の先生からは、おとうは落ち着きがなく、ほかの生徒と違うから、先生からそれは 、「予防接種をしてないから」と差別を受けました。


その後、おとうはクラスメートから村八分のいじ めにあって、小学校の五年生の時に大宮小学校の 屋上から飛び降りようと決心し、靴を揃えて飛び 降りようとしたら、下降から、生暖かい空気と枯 れ葉が舞ってきて、無条件に「あぁ、こんなことしてはいけない」って反省し、家に帰りました。


その後、おじいちゃんや兄貴に「どこ行ってたっ」 ってさんざ叱られ、 泣きながら布団に入ったことは今でも、忘れられません。


それから、中学に入ったばかりにも、同じ奴から いじめにあいました。


そのいじめは、プロレスごっこから始まり、後ろから首を絞められて、おとうは「影くん、もうやめて、死んじゃうよ」って泣きながら訴えまし た。


影○くんは、笑って「死んじゃえ」って言った。


おとうは視界が真っ白になりました。その時、あまり覚えてないけど、「必死に死にたくない」って心の底から湧き上がるものがあり、 気が付いたら、影くんの体へ馬乗りになっていて、顔面を強打していました。影山くんは泣きながら、「もうやめて」って言ってたけど、おとう は「さっき人殺ししようとしてたよね」って言って 、顔面腫れあがるまで殴った。


その時、偶然教室に入ってきた担任がそれをみて 、「芹澤、何やってんだ」って、おとうを殴り蹴り 飛ばし、おとうは顔面をぼこぼこにされた。


家に帰ると、おじいちゃんが、おとうをみて、「 なんだその顔は」...


「階段から落ちた」...


おじいちゃんは、おとうの左手の脈をみて、「早く休め」って家に入れてくれた。


おじいちゃんはおとうを守るのに必死だった。


親は子の命が何より尊い。


結ちゃん、それは、おとうも同じです。




いつかかならず

その言葉の奥にあるものに

娘さんが気づく


そして その想いは

時を経て

世代を超えて

繋がっていく


和多志は思うよ


たくさんの愛のカタチ

どれも根っこは繋がってるからね




最後まで読んでくれて
ありがとうございます✨
またね(^^)