下北半島〜十和田湖を巡る旅(7)弘前到着後に食べたもの | 美食家じゃない人の食ログ集積所

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美食家ではない。
ただ食べるのが好きなだけ。
そして、どうせ食べるなら美味しいのが食べたい。

敢えて名乗るなら、「多食家」かもしれない人の食の履歴です。

前回の続きです。

ここからいよいよ津軽編です。



…え?タイトルがおかしい?

もう変えるの面倒だからゴリ押しします!(笑)


弘前市内ではひとつだけやることが決まっていました。

弘前公園に行くことです。


言い方を変えると、ここで予定が全て終わる見込みだったのです。


早く到着していれば2日目の最後が城エンドだったと思われますが、さすがに夕方5時前にホテル到着ですからそうなりませんでしたし、どうせ最終日にはさほど予定がなかったので3日目に廻すことに。


私としてはここで「ザ・津軽!」的な夕食といきたいところでしたが、少しズレることにはなりました。

このあたりから母(いい加減普通のものが食べたい)と私(札幌で喰えるものは要らん)の戦いが始まっているんですよね。でも母が自分で最も大衆居酒屋を選んだくせにクレームつけてきたのは気に食わない。こちらに任せてくれたら秒でいい店につれていったというのに。


ただし、ここの中のレストランなら私も了承した。



俺の青春です。


北海道と東北からイトーヨーカドーが撤退するので、私がこの弘前駅前のヨーカドーに行くのは最後の機会でした。


下着や靴下を補充する名目で訪れましたが、店員さんのイントネーションが懐かしく(「標準語でもイントネーションだけ残る弘前の店員さん」には思い入れがある)、ようやく私の知ってる青森県に来たなと思いました。


この少し前までずーーーーっと山脈だらけでしたから、目立った山が岩木山しかない風景も落ち着くんですよね(笑)。黒石方面だと八甲田近いですし、白神山地に向うとまた違う「山」の風景もあるのですが。

今回の旅で「下北」と「三八」と「上北」と「津軽」の文化の違いを生む源泉を感じられたと思います。北海道民が言うのも何なんだけど、1つの県に詰め込み過ぎじゃないですか(笑)。


話がズレましたね。


母が現在の弘前駅も見たいというので(昔のしか知らなかったので)、この時に行ってみました。妙なところにストリートピアノ置いてるね。


そのついでに、「BRICK A-FACTORY」に立ち寄り、フリースペースで一息入れました。



いやー、忘れてた。今函館と弘前で桜ミクさんのコラボやってたんですよね。2月に行った新千歳空港の雪ミクミュージアムで紹介されてましたよ。


BRICK A-FACTORYにて購入した、シャイニーの「スパークリングアップル(ドライ)」です。この旅でようやくシャイニーきました。

甘みが抑えられている分、シードルを飲んでいるみたいでめっちゃ私好みでした。あくまで炭酸割りなのでアルコールの心配もない。

それから、駅ビル「アプリーズ」にて、しかないせんべいの「らぷる」を初めて購入しました。


余りを札幌に持って帰ったので、それでブツ撮りしました(笑)




コンセプトは「やわらかい津軽せんべい」。

なので、生地は津軽せんべいのそれをベースにしているそうです。

中にはりんごのコンポートが詰まっています。シャリシャリのいい食感です。


そしてこれ、見た目ほど甘くないです。

このビジュアルなら来そうな洋菓子的な甘みが、来ない。甘みの度合いがせんべいのそれ。


これは他にないお菓子ですね。

美味しいけど脳がバグる…(笑)。


そして、件の夕飯の話になります。


場所は「海鮮居酒屋 九十九 弘前駅前店」。まあ普通に大衆居酒屋です。私としては青森っぽいものも出してくれるということでの期待はありました。

といっても、実際食べたものは多くないのですが。本当の専門店ではないので、「青森県っぽいもの」ですから、ホテルの料理ともかぶってきちゃうんですよね。

(だから、じゃっぱ汁が売り切れはいただけなかったなー!?)


お通し(お出汁しみしみ)


アスパラベーコン


あと串盛り合わせ5本もありましたね。ここが母の気に食わないところだったらしい。


私としてはこちらの焼きそばが重かったので、「黒石つゆ焼きそば」があるんだからそっちにすればよかったなと。

あとはまぐり。

青森県っぽいもの。

まずは十和田湖で食べそびれたバラ焼き。


そしてりんごシャーベットです。
こちらは掛け値なく美味い。


本当なら本場で食べたかったバラ焼きですが、結局これが本当にそうなのか?はわからないなと。


みんな大好き「スタミナ源たれ」(札幌で買えることがわかったので、今回はこのメーカーの他のたれを購入・笑)のパワフルさを思うと、十和田の食文化って県内他の地域と異なるように感じられたのですよね。道の駅にきりたんぽあったし。


本当なら奥入瀬の道の駅にあったら食べたかったのですが、単品ではなく「バラ焼きまん」だったので、朝ごはんと具だくさんせんべい汁の後では食べられませんでしたし、本当なら十和田湖で…うぇーん。


九十九のバラ焼きは、美味しくはあるもののかなりこってり仕様でした。

その時父が食べていたお茶漬けのわさびが余っていて、母の勧めでこれを合わせてみたら更に激ウマでした。

思えば、肉にわさびは鉄板の組み合わせですし、確かにこれは約束された美味でした。


おまけ。



弘前駅前のセブンイレブンです。


今回はファミマ・ローソン・セブンイレブンと廻りましたが、お土産が充実したフェリーターミナル前のファミマを除くと通常メニューで一番「東北」感があるのがセブンイレブンなのに驚きました。チルドにまめぶ汁があるの強えなぁ。 

3ヶ月前の成田のセブンでは、マックスコーヒーくらいしか関東味なかったのに…(ノ∀`)