三回忌でした | 母が肺がんで旅立ちました。

母が肺がんで旅立ちました。

タイトル通りのできごとです。
肺腺がんのステージⅢbと判明してから約1年3か月後、2021年6月10日に旅立ちました。
大好きな母がいなくなり、寂しくて仕方ない自分の気持ちの整理として、
判明してからのことを振り返ってブログにつづらせてください。

今日は母の命日です。

昨年の一周忌法要と同じく、今年も自宅にお坊さんに来ていただいて無事に三回忌法要を終えました。

 

昨年、一昨年は良く晴れた6月10日でしたが、今年はちょっと微妙なお天気。

でも雨は降らず、自宅にいると窓から入ってくる風が涼しくて、丁度よいお天気だった気がします。

仏壇はないので、いつも母が座っている椅子とリビングのテーブルで、ちょっとした祭壇風に(笑)。

 

ひまわりは私が選んできました。

葬儀の時にお棺の上に飾ったのもひまわり。

昨年の一周忌法要もひまわりを飾りました。

 

いつまで経っても、母は我が家のおひさまです照れ

 

フラワーアレンジメントは今日一緒に法要に参加してくださった、母の長年のお友達お二人から。

 

今年もまた同じお坊さんにお越しいただきたかったのですが、諸事情でお寺から離れてしまわれたとのことで、他のお坊さんがきてくださいました。

今日のお坊さんも決めつけるような話や押し付けはなにもなく、お線香もない我が家を「それでいいのですよ」と言ってくださいました。

 

心に残ったお坊さんのお話は、人は2度死ぬのですよと仰ったことです。

1度目は身体の死、でもその死は残された人の心に亡くなった人の想いが残っていくことでつながっている。

2度目はその想いを残してくれていた人たちがみんな亡くなってしまうとき。

けれど命はずっと続いている…とお話してくださったので、2度目の死というのは、ないこともあるのかなと思いました。

母の身体はもうここにないけれど、それでも母の想いは私を通じて母が会ったことがない人にも伝わっていくような気がします。

そうして、ずっとつながっていって、2度目の死っていうものはむかえないなんてこともあるのかもと。

 

法要の後は、お寿司をとって母のお友達、兄と私の4人であれこれ話しました(兄はもっぱら聞き役)。

母の思い出話も出て、母らしい明るい三回忌になったと思います。

来てくださったお友達に感謝です。

 

夕方にはいつも私を支えてくれる友人が、旦那さんとかわいいかわいい息子くんとお花をもって手を合わせに来てくれました。

息子くんにっこにこラブ

にこにこはしゃいでくれている息子くんと母を一緒に撮ろうとしたものの、はしゃぐ子供を撮影するのは無理でした…。

息子くんだけぶれるぶれる(笑)。

 

とてもかわいい息子くんの様子に、母もいつも以上ににっこりしているように見えました。

子ども大好きですからね。

実の孫がいなくて申し訳ない。

 

明日はこの友人家族と、もう1人の息子くんファン仲間(笑)と母もつれてピクニック予定だったのですが、雨っぽく…。

ちょっと残念ですショボーン

 

ともあれ、良い三回忌となりました。

伯母(叔母)たちにも良い報告ができました。

 

お坊さんが帰り際、「まだまだ寂しいでしょう」と声をかけてくださって「まだまだですねぇ」とぽろりと涙がこぼれました。

いつか涙がこぼれなくなる日がくるのでしょうか。

まだまだ先な気がします。

 

昨年の一周忌↓