ほらでいっぱいの町にぼくのうそが白い息と共に流れてる -9ページ目

ほらでいっぱいの町にぼくのうそが白い息と共に流れてる

わたしはかもめ。飛べないかもめ。日記みたいなもの。


今日は本屋のバイト。
朝からの勤務は、最近時間通りに終わらなくて、まぁ、小遣いが増えたわいと思って、次のスケジュールを中止して帰宅した。
途中で霰が降ってきた。
3月なのにね。
冬の忘れ物に途方に暮れながら、誰かの物置の蔭で、雨宿りならぬ、霰宿りをする。
ニューちゃりになってから、どうもお天道様はご機嫌斜めのようだ。
気がつけば家の裏に置いてある前チャリの自転車カバーが外れてた。
でも、ペダルと前輪のタイヤ交換で下手したらちゃり一台買えるのだよ。わかってくれ、前チャリよぉ!

帰宅は預かり犬ビビ嬢と転た寝。

今はのんびり読書タイム。
BGMは英国モノの3枚組のコンピCDを聴いている。
今の音楽が悪いとは思わないけど、青春時代の音楽を聴くと気分的に落ち着くものだ。

その音楽達には、聴く度にその時の想いがミルフィーユの様に積み重なり、また新たな層が積まれていく。無意識にそっと羽のようにふんわりと記憶の層に落ちる。
それを僕は安心のひとときと呼びたい。
すべてにおいてそうなんだと思うんだけど、ドラマじゃあるまいし、予定調和で社会は動いている。
そこである疑問が生じるわけだけど、
企業と云う存在。
ある種の異質な村組織であって、俺が見る限り、複合組織で、純白な企業って、まず、ありえないと思う。
うちのような3流仕出しやでも問題あるんだから(笑)
本日もお偉いさんが視察に来ています。約半年ぶりに…。まだ半年だと、ブランクが短くない?
と感心してしまう。
もし、きちんとした状況を見極めたいなら3ヶ月に1回位のペースで巡回しろよと言いたい。
それで、「わかってない!」と怒鳴られてもね。
まぁ、怒られてるのは俺じゃないからいいんだけどね。
ただ、仕事するのなら、引き締めが必要だろう。
基本だらけすぎだよね。
ここを仕切るべき社員がね。
お偉いさんも、どうせ、今日、来たら当分来ないや。って、思われてるんだろうからね。
しかも、わざわざ、行きますと連絡している。
抜き打ちで来なくちゃ、本質は見ることできないよ。
俺は自分の仕事に自信を持ってるから、関係ない。
さっきみたいに、みなさん、おろおろしてる。
情けなくて笑いそうになっちゃった。
そんな姿見られたら、とばっちりくらいそうなので、慌ててロッカールームに避難しました。
ある種の予定調和は大切だと思うけど、無いことにしようと組織ぐるみで予定調和するのは良くないとおもうけど、そうなると大方の企業が経ち行けなくなるかもね。合掌チーン!
3月になって、
ようやく気持ちも落ち着いてきたのか、
読み止めてた本を2冊読みきった。

1冊は、
「美雪晴れ みをつくし料理帖/高田郁」(ハルキ時代小説文庫)

シリーズ第9作目。
いよいよ架橋に入ったと思ってたら、
次で完結とのこと。
思い起こせば、
「E-hon」と云うトーハンのネットサービスのトップページに紹介されてて、
興味本位で取り寄せたのが始まり。
店長に「なにこれ?」
って、云われたのが、
今ではうちの売れ筋商品である。
8月に最終巻が出る予定なので、
最終巻を読み終えたら、
もう一度最初から読んでみようかな。

ただ、いつもなら、買って数日で読んでしまうのが、
約半月かかってしまった。
これは作品云々じゃなくて、
読み終えたくない!
って、感情が出てしまったようです。
ちょうど、全4話のうちの2話までは、当日に読んで、
残りの2話は3月1日に読んだので、
実質は通常のスピードで読み終えたことになりました。
読み終えた後に、
そっと、ありがとうの気持ちを込めて表紙に手の平を乗せる。
それもあと、1冊だけなんだなと思うとちょっと切なくなります。

2冊目は、
今、さっき読み終えました。
「タワーリング/福田和代」(新潮文庫)

福田さんは去年、読んだ「ハイ・アラート」に続いて2冊目。
これも「ハイ・アラート」同様に犯人側と被害者側の状況を巧みに使い分けながら、
話が進んでいく。
だからだろうか、
「ハイ・アラート」がかなり切ない終わり方だったので、
これも途中でぴたっと読みが止まってしまった。
でも、昨日の晩から再び読み込んで、
後半は、半ば犯人の犯行理由がちょっと弱くない?
なんて、思いながらもずいずいと物語が展開して、
最後にその弱い犯行理由がちゃんと伏線となって、
読み終えた後に感動となっていく。
やられたぁ。
このひとことにつきます。

本を読み終えると、
ふっと幸せな気分になります。
本を読めるゆとり。
最高だなぁぁ。うんうん。