昭和59年11月22日木曜日 天候晴れ
九州に入って九日目 私は荷物を単車にパッキングして本渡にある天草ユースを後にした。
国道266号線で本渡の西南に位置する牛深に行きそこから海岸線を389号線で時計回りに本渡を回ってパールラインで熊本に渡る予定でいた。
266号線は本渡の島の中央を南西に縦断する形で延びている道路でなだらかなワインディングを楽しみながら私は走った。
牛深に到着したのがお昼ごろだったので私は牛深に架かる弁天橋の袂で昼食をとった。
弁天橋は天草のパールラインの第5橋のような構造で色は赤くてこの橋からの眺める天草灘はどこまでも碧く島の緑とよくマッチした光景はまさしく絶景であった。
しばらくこの景観を楽しんでから私は再び単車を走らせて389号線で海岸線を走るために266号線で北に向かった。
266号線と389号線の分岐点に着いたら389号線が道路工事をしていて通行ができなかったので仕方なく迂回路の地方道で山越えをして海岸線の天草町に向かうことにした。
266号線を北に3キロほど向かい左折して迂回路の県道に入って走った。この県道は実に狭い道でしかも峠道であった。
かなりきついカーブが続く峠の地方道を30キロ走行して389号線にぶつかった。眼前には天草灘が碧く広がり絶景であった。389号線を右折した。この地方道と389号線が交差した辺りの海岸線が妙見浦と言う海岸でここには13仏崎と言う場所があってここからの眺めは格別であった。
しばらく天草灘を眺めて私は389号線で海岸線を北に向け走り始めた。
妙見浦の海岸線は結構なワインディングがあって左手に天草灘右手に天草の山々を眺めながらワインディングを右に左にヒラリヒラリと軽快に楽しみながら走った。
389号線はいつしか324号線と変わって天草の本渡市街へと続いていた。
本渡の町に到着したのが夕方であった。
宿泊先を決めていなかったので決めようと町で単車を降りて地図で宿泊先をチェックしていたら二塀さんと3日ぶりにバッタリ遇ってしまった。
そうして宿泊は迷わずに今日、出発した天草ユースにした。
