思い出なるままに 本州編前編 ~18~ | のんびり行こうよ どこまでも 

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ビキナーオヤジモデラーの奮闘記

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寒中の悪夢


 11月4日天候は快晴である荷物をまとめて単車にパッキングして身支度を整えて一路丹後の天橋立に向った。

 8号線を西に走ると大津の手前で1号線に変わった1号線で大津市に入ってしばらく右手に琵琶湖を眺めながら琵琶湖から離れて京都に入ってから9号線で丹波に向うまで町全体が霧に包まれてまるで冷凍庫に入っているような寒さで寒さに耐えられなくて丹波町で喫茶店を見かけたので店の前に単車を停めて喫茶店でコーヒーを飲んで身体を温めた。


 店主は初老のオヤジさんで感じの良い人であった。

 この地方のこの時期はいつもこのように盆地特有の霧で寒いとの話を聞かせてくれた。


 私は横浜から一人旅をしていることを店主に話してしばらく旅の話をして身体を温めて店を後にして単車にまたがろうとしたときに悲劇が起きた。


 単車にまたがりサイドスタンドを外した拍子に体勢を失って単車が店の看板に倒れてしまい看板の一部分を破損してしまったのだ。音を聞きつけて店主がやってきた、事情を説明して謝ったがとりあえず看板も古くなってそろそろ買い換えようと思っていたとの話を聞いて私は多少は救われた気がしたのだが、そこは西方の商人であった。


 しっかりと看板代として代金を2万円徴収したのだ。修理で2万円なかなか手痛い出費であったが、自分の不注意でもあるので仕方ないが私にとっては6日分の旅費に当たるので痛い出費となった。



天かける橋




 丹波町から27号線で若狭湾に向って北上した27号線は峠道で結構なコーナーが続いた。


 ウネウネと曲がった27号線で舞鶴に出たところで左折して178号線に入った。

 丹後半島を海岸伝いに這うように178号線は延びていた。


 天橋立はこの丹後半島の東側の付け根にあった。

 178号線は海岸伝いに延びているので実に景観の良い道路であった。右手に若狭湾を眺めながら進むと天橋立が前方に見えてきた。


 天橋立は砂地で対岸まで繋がっていてその上を松並木が整然と立ち並んでまるで松並木の橋が架かっているような景観である。天橋立は遊歩道があって歩行者は通行可能だが車両は通行止めとなっているので私は対岸まで回った駐車場に単車を停めた。


 天橋立周辺は観光客で賑わっていた。

対岸側には山があって山頂までケーブルカーで上って山頂から天橋立を眺められるようになっているのだが私はケーブルカーの運賃の高さに驚いてケーブルカーの脇に山頂まで登れる参道兼登山口があるのでそれで登ることにした。




 かなりきつい登りであったが私は汗だくになりながら一歩づつ踏みしめて登った。ライダーブーツに革ツナギでの登頂はかなり堪えた。



登りきった所は傘松公園と言う少し開けた広場になっていた。碧い海に架かる天橋立がそこからは一望できた。


 傘松公園は崖っぷちにお立ち台があってそこから天橋立を背にして前かがみになって股越しに天橋立を眺めると逆さ松となって碧い海に架かる天橋立が天に架かる橋となって見えるのである。たわいもないことだけど私もやってみた。

まさしく天かける橋であった。


のんびり行こうよ どこまでも 


 頂上からの眺めは抜群であった。苦労して登った甲斐もあり私自身満足した。

下山して天橋立の近くにあるユースに予約を入れてあるので受付に行って宿泊手続きを済ませた。

 午後2時にはユースに到着してしまった。天橋立のユースには観光の宿泊者で賑わっていた。