大好きな 中学校の恩師
荒河先生に会いに
滋賀県に行って来ました
MちゃんとMくんと3人で
私は 20年ぶり
Mくんは30年ぶり
Mちゃんは 40年ぶり
先生は 今年90歳
とってもお元気で
お話をしていると
中学生に戻っちゃった私たち
いっぱいいっぱい お話を聞いて貰いました
10年前に
ご主人を亡くされて
息子さん二人に迷惑をかけたくないと
故郷京都を離れて 滋賀県に……
その決断力と行動力は
さすが先生です
シニアの為のマンションに入るには
身の回りの整理をして
本当に必要最低限の生活用品と
大切な想い出の品も 整理して
いつもパンタロンスーツで
お洒落だった先生
今は 大好きな服をホンの少し
終活は完璧よ………って
可愛い笑顔で 話してくれました
その潔さ………見習いたいです
中学生の頃から
私のことを
友だちが呼んでくれている呼び方
「くーちゃん」
って呼んでくれていた 先生
久しぶりに会っても
「くーちゃん」って覚えてくれていて
とっても嬉しかった
ありがとう 先生
先生の手を握り
先生の肩を抱き
母亡き私にとって
久しぶりに 母を感じることが出来ました
携帯をスマホにしたの……って先生
メールより便利なラインを教えてあげると
早速今日 先生よりラインの返信が……
まだまだ若い先生 嬉しいです
ありがとう先生
どうか 母の分も うーんと長生きしてね
私たちに 折り紙で作った箱を
おみやげにと 用意して待ってくれていた先生
1月に 会いに行きます
先生が 何度も何度も
「くーちゃん いいわね。
娘さんが二人もなんて。」って………
「私も娘が居たらなぁ。ウフフフ……」って
とっても気丈に振る舞っておられるけれども
ふと 先生の本音が
胸がいっぱいになり
辛かったです
先生 いっぱいいっぱいラインや電話するからね
90歳の先生
まだまだ新しいことにチャレンジって
何でも興味津々
その若さに 憧れます
命ある限り 精一杯 生きる
私も 先生のような
元気なおばあちゃんに なれるといいなぁ
そして 今日24日は
のんたん ショコちゃんが
お空組に入学した日ですね
二人とも 優しく可愛い女の子
甘えん坊な二人やから
今日は ママにびったんこかな
先生を……のんたんショコちゃんを想い
今夜は 二つ詩を想い出しました
生きる
谷川俊太郎
生きているということ
いま生きているということ
それはのどがかわくということ
木もれ陽がまぶしいということ
ふっと或るメロディを思い出すということ
くしゃみをすること
あなたと手をつなぐこと
(中略)
生きているということ
いま生きているということ
泣けるということ
笑えるということ
怒れるということ
自由ということ
生きているということ
いま生きているということ
いま遠くで犬が吠えるということ
いま地球が廻っているということ
いまどこかで産声があがるということ
いまどこかで兵士が傷つくということ
いまぶらんこがゆれているということ
いまいまが過ぎてゆくこと
生きているということ
いま生きているということ
鳥ははばたくということ
海はとどろくということ
かたつむりははうということ
人は愛するということ
あなたの手のぬくみ
いのちということ
おかあさんの匂い
サトウハチロー
おかあさんの匂いは どんな どんな匂い
ー朝はかまどの けむりの匂い
昼はおべんとの おかずの匂い
晩にはかすかな おふろの匂い
おかあさんの匂いは どんな どんな匂い
ー春はうれしい ちょうじの匂い
秋はやさしい もくせいの匂い
冬はひなたの ふとんの匂い
おかあさんの匂いは どんな どんな匂い
ーひざにだかれりゃ くず湯の匂い
おはなしなされば おも湯の匂い
うたをうたえば レモンの匂い
おかあさんの匂いは どんな どんな匂い
ーねえさんかいもうとに よくにた匂い
おまどに いろりに ただよう匂い
わかった わたしの おうちの匂い
今生きていることに 感謝です
皆に会えたことに感謝です
今日も1日に感謝します
大好きな皆が
元気に穏やかに元気に過ごせますように