トランクルームの日。
東京都千代田区外神田に事務局を置き、全国のトランクルーム、レンタルスペース、貸しコンテナ運営企業をサポートする一般社団法人、日本セルフストレージ協会(JSSA)が制定。慢性的な収納スペース不足に悩む家庭や企業が増え続けている中、トランクルームを生活の中に取入れることで、スッキリと便利で気持ちの良い毎日を送れることを、もっと多くの人に知ってもらい、トランクルームの利用促進を図ることが目的。日本セルフストレージ協会(JSSA)では、「トランクルームで、暮らしが変わる、人生が変わる」をテーマに掲げて活動を行なっている。日付は、10月9日の「10」と「9」で、「ト(10、十)ランク(9、九)ルーム」の語呂合わせから。個人や企業の物品を収納する貸し倉庫等の施設、トランクルームは和製英語で、英語ではセルフストレージ(Self storage)と称する。利用客は法人と、富裕層の個人客が多かったが、住宅地付近を中心に、一般層の利用が増加しており、主な利用者の約9割は個人である。
天空のスイーツの日。
大阪市中央区島之内に所在するインターネット関連企業、株式会社ドリームエクスチェンジが運営するインターネット通販ショップ、スイーツ工房フォチェッタが制定。「天空のスイーツ」とは、主にECサイト(自社の商品やサービスを、インターネット上に置いた独自運営のウェブサイトで販売するサイト)上でスイーツを販売しているスイーツ工房フォチェッタのブランドで、チーズケーキやプリン、ロールケーキ、フォンダンショコラ等、それぞれのスイーツをパティシエが1つ1つ手作りしており、贈り物としても人気。記念日を通して、初心を忘れることなく、購入者や社員、取引先への「ありがとう」という感謝の気持ちを胸に刻むことが目的。日付は、10月9日の「10」と「9」を、「天空(てん[10、ten]くう[9、九])」と読む語呂合わせから。
共に守るマスクの日。
大阪市西区阿波座に所在する、バッグやアクセサリー、ヘアアクセサリー等のファッションアイテムを販売する企業、株式会社Histoire(イストワール)が制定。日付は、「共に」の「と = 10、十」で10月、マスクは耳(3)と耳(3)に掛ける(×)ものなので、「3×3」で9日。これを合わせて10月9日とした。マスク等も手掛ける株式会社Histoire(イストワール)は、「マスクは自分を守るものであり、社会を守るもの」との思いから、日常生活においてマスクの正しい使い方を意識してもらい、感染症被害の削減に繋げると共に、より快適なマスク生活を支援していくことが目的。株式会社Histoire(イストワール)の社名は、フランス語で「 … のもの語り」という意味である。1つ1つの幸せなもの語り。シーズン毎の幸せなもの語り。全ての人が笑顔に繋がる幸せなもの語り。そんな思いが社名に込められている。株式会社Histoire(イストワール)は、「セレブマスク」の商品として「立体型セレブマスク」や「超立体セレブマスク」の他、「マスクチェーン」や「マスクチャーム」「マスクピアス」等も販売している。
とろけるクッキーの日。
宮城県石巻市恵み野に所在する、「サンタのいるケーキ屋さん」として知られる「アルパジョン」を経営する企業、有限会社益野製菓が制定。日付は、10月9日の「10」と「9」を、「と(10、十)ろけるク(9、九)ッキー」と読む語呂合わせから。2021(令和3)年に自社の焼き菓子「とろけるクッキー」が発売25周年を迎えることを記念し、さらに多くの人に、その美味しさを味わってもらうことが目的。「とろけるクッキー」は、全体の約6割にチョコレートを使用しており、口の中に入れた瞬間にとろけ出す、新食感のクッキーで、チョコレートには、ベルギー産の高級チョコ「ベルコラーデ」を贅沢に使用している。とろけ出す驚きの新食感は素材を活かし、手作りに拘った証である。
シダックス栄養士会・Talkで結の日。
東京都渋谷区神南に本社を置く、社員食堂や給食等のフードサービス事業を展開する企業、シダックス株式会社が制定。シダックス株式会社の栄養士会は、社会課題解決と健康増進に貢献することを理念とし、「知識」「専門性」の向上と、「やりがい」「自信」をもった栄養士の育成を行なっている。全国のシダックス栄養士が、「食」と「会話(Talk)」を通して仲間や顧客とのコミュニケーションを深め、「結束力(結:ゆい)」を高めるきっかけにすることが目的。日付は、10月9日の「10」と「9」を、「ト(10、十)ーク(9、九)(Talk)」と読む語呂合わせから。
字幕普及の日。
岡山県岡山市東区西大寺中に事務局を置く、難聴者の暮らしをよくするために活動する団体、岡山市難聴者協会が制定。日付は、「字幕(じ[10、十]まく[9、九])」と読む語呂合わせから10月9日を記念日としたもの。岡山市難聴者協会では、「難聴者にとってメディアに字幕は欠かせないもの」との思いから、字幕付きCMを始め、字幕の普及を目指す活動を行なっている。記念日を通じて、全てのメディアに字幕が付くようになることが目的。字幕は、映像(動画)上に表示される文字情報、及び、その技術のことである。一般的な情報の提示の他、映像本来の音声を、何らかの理由で利用できない利用者のために表示される。字幕は、映画で最初に用いられた。その後、テレビ放送、ビデオグラム(映像ソフト)、インターネットにおけるストリーミング(主に音声や動画等のマルチメディアファイルを転送・再生するダウンロード方式の一種)映像と、利用できる媒体、及び、再生機器の進歩と拡大に伴なって、使われる範囲も広がった。媒体の基盤技術の幅に応じ、媒体によって字幕表示のための技術は異なる。聴覚障害者や聴覚の衰えた高齢者が映像から情報を得る時、音声情報のみであると聞き取れない場合があるため、伝わる可能性が高くなることを図り、画面で活字情報を提供(字幕放送)する場合がある。聴者(健常者)のための字幕と異なり、必要があれば物音等も字幕として表示される。
泣菫忌。
詩人・随筆家、薄田泣菫の忌日。この日の前後には、岡山県倉敷市連島町にある生家にて、薄田泣菫を偲ぶ「お茶会」が開催される。薄田泣菫は、古語や漢語を多用した詩風で、詩人の蒲原有明と共に、泣菫・有明時代を築き、浪漫派詩人として、詩人・作家の島崎藤村、詩人・英文学者の土井晩翠後の明治後期の詩壇を代表する存在となる。明治時代の終わり頃から一時小説に興味を移すが、結局は随筆に転じ、詩作を離れる。1915(大正4)年には、随筆集『茶話』の連載を開始する。これは「茶を飲みながら喋る気楽な世間話」と言う意味で、古今東西の噂話、失敗談、面白おかしい話を幅広く紹介しており、薄田泣菫の代表作で、新聞コラムの嚆矢(ものごとの始まり)と見做されている。1917(大正6)年、手の震え・動作や歩行の困難等、運動障害を示す、進行性の神経変性疾患、パーキンソン病に罹患。病床生活の中で創作活動を続ける。1945(昭和20)年10月9日、郷里の岡山県浅口郡連島町(現在の岡山県倉敷市連島町)で尿毒症のため死去する。68歳没。1999(平成11)年、薄田泣菫の生家は倉敷市の所有となり、2003(平成15)年から無料で一般公開され、屋内には、遺族から寄贈された遺品と資料の一部が展示されている。