10月3日 記念日 その4 | スズメの北摂三島情報局

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2011/08/02 リニューアル
2019/07/14 アメブロ移動
柴犬ハルがお伝えします

センサの日。 
工場での生産ラインに使用される品質管理、及び自動化のための光電センサ、変位センサ、画像センサ、及び画像処理用LED照明等を手掛け、高品質の産業用センサの製造販売で知られる、京都市下京区中堂寺粟田町に本社を置く独創的開発型企業、オプテックス・エフエー株式会社が制定。センサの技術は、自動車、電子部品、医薬品、食品等、世界の様々な業界で使われ、多くのものづくりに貢献している。日付は、「10月3日 = 1003」で「センサ」の語呂合わせから。さらに、10月は、全国のセンサユーザーに感謝の気持ちを込めて、センサに関する特別企画を行なう期間としている。センサ(センサー、検知器)は、自然現象や人工物の機械的・電磁気的・熱的・音響的・化学的性質、或いはそれらで示される空間情報・時間情報を、何らかの科学的原理を応用して、人間や機械が扱い易い別媒体の信号に置換える装置のことをいい、センサを利用した計測・判別を行なうことを「センシング」という。センサは、現代社会のあらゆる分野で活用されている。自動車・鉄道・船舶・航空宇宙等の交通システム、機械・化学・農業・土木・エネルギー等の産業ビジネス、医療・防災・住宅・防犯等の生活環境、宇宙・ロボット等のハイテク領域において、普及が進んでいる。
飲むオリーブオイルの日。
和歌山県西牟婁郡白浜町中に本社を置き、安心、安全な食べ物を提供している食品等の販売会社、クオリティライフ株式会社が制定。身体によい成分が多く含まれているエクストラバージンオリーブオイルを飲む習慣を付け、健康と食の楽しさを提案することが目的。日付は、クオリティライフ株式会社が、トルコのエーゲ海沿岸の太陽を浴びて育ったオリーブを搾った、エクストラバージンオリーブオイルを輸入販売していることから、10月3日の「10」と「3」で、「10」が「ト(10、十)ルコ」、「3」が「サ(3)ンシャイン(陽光)」を表わす語呂合わせから。オリーブの果実から得られる植物油、オリーブオイル(オリーブ油)は、酸化されにくいオレイン酸を比較的多く含むため、他の食用の油脂に比べて、酸化されにくく固まりにくい性質を持つ(不乾性油)。果汁から遠心分離等によって直接得られた油をヴァージンオイルと呼び、その中でも果汁としての香りが良好で、油としての品質が非常に高いものを特に、エクストラヴァージンオイルと呼ぶ。クオリティライフ株式会社は、飲むオリーブオイル「エーゲの輝き」を販売している。西アジアに位置するアナトリア半島(小アジア)と、東ヨーロッパに位置するバルカン半島東端の東トラキア地方を領有するトルコ西部の都市、イズミールの農園から直輸入している商品で、食通の多いトルコの美食家達に長年愛されている、オーガニック(有機農法)オリーブオイルである。クオリティライフ株式会社では、オリーブオイルを常温で、スプーン1杯から飲み始めることを勧めている。 
アンパンマンの日。
子ども達に絶大な人気を誇る国民的キャラクター『アンパンマン』(原作:やなせたかし)の記念日で、株式会社フレーベル館(東京都文京区本駒込に本社を置く、児童書を中心とした出版社)、株式会社トムス・エンタテインメント(東京都中野区中野に本社を置くアニメ制作会社)、日本テレビ放送網株式会社(本社所在地は、東京都港区東新橋)が2016(平成28)年に制定した。日付は、テレビアニメ『それいけ!アンパンマン』が日本テレビ系列で放送を開始した、1988(昭和63)年10月3日から。『アンパンマン』には、テレビアニメ、アニメ映画、漫画、ゲームソフト、おもちゃ・グッズ等、多数の派生作品・商品が存在する。その中で、テレビアニメ『それいけ!アンパンマン』は長期に亘って放映されており、また、一貫して同じ主題歌が使用されているため認知度が高い。初期の作品では、「あんぱんまん」と平仮名で表記されており、デザインもやや異なっていた。これは、幼児向け作品という理由であったが、平仮名で書くのは違和感があったため、後の作品では片仮名に変更したという。登場キャラクターが非常に多いのも特徴の1つで、全シリーズを合算すると、1,500種類以上(変装も含めると2,000種類以上)ものキャラクターが登場したと発表されている。2009(平成21)年7月には、1988(昭和63)年10月から2009(平成21)年3月までのテレビアニメ放送分、及び2008(平成20)年までの劇場版映画・同時上映作品のエピソードに登場する1,768体のキャラクターがいるとして、「単独のアニメーション・シリーズでのキャラクター数」で、『ギネス世界記録』(イギリスの出版社、ギネスワールドレコーズが、地球上のあらゆる世界一を探求し、認定・登録してきた記録集)に認定を受けた。
榮太樓飴の日。
1818(文政元)年に創業した、現在の東京都中央区日本橋に本店、及び本社を構える老舗和菓子店、株式会社榮太樓總本鋪が制定。日付は、「榮太樓飴(えいたろうあめ)」の生みの親である細田安兵衛(幼名は、細田栄太郎)の誕生日である1832(天保3)年10月3日から。また、この頃は、七十二候の「水始涸(みずはじめてかかる)」の初日で、農産物の収穫期となり、天然の原材料だけで作られている「榮太樓飴」にふさわしい日、との思いも。株式会社榮太樓總本鋪の代表的商品である「榮太樓飴」を、さらに多くの人に知ってもらい、その美味しさを味わってもらうことが目的。江戸の庶民には高価であった砂糖を煮て作られた、南蛮渡来の有平糖(あるへいとう)をもっと気軽にと、創意工夫から生まれたのが「梅ぼ志飴」であった。まだ固まりきらない紅着色の飴を鋏で切り、指で摘んだ三角の形が梅干しに似ていると、洒落好きの江戸っ子達が「梅ぼ志飴」と名付けた。以来、有平糖の製法技術を元に、「黒飴」「抹茶飴」「紅茶飴」と続き、平成に入り、「のど飴」と国産果物使用・無香料・無着色のフルーツキャンディ「果汁飴」が榮太樓飴シリーズに加わった。株式会社榮太樓總本鋪は、2018(平成30)年で創業200周年を迎えた。江戸からの製法を受継ぎ、これからも安心して美味しく食べられる飴づくりを続ける、としている。 
交通戦争一日休戦の日。
1971(昭和46)年10月3日、東京都八王子市で毎月水曜日に、大気汚染の抑制と交通渋滞の緩和を目的に、自家用車の利用自粛、及び、公共交通機関の利用を呼掛ける「ノーカー運動」が実施された。日本初の「ノーカーデー」で、その時のスローガンが「交通戦争一日休戦の日」であった。ノーカーデーは、主に地方自治体で行なう、交通事故軽減、交通渋滞緩和、大気汚染抑制等を目的とし、公共交通機関の利用を促すキャンペーンで、ノーマイカーデーとも呼ばれる。マイカーが増加して公営の路面電車やバスの利用者が減り、一方で交通戦争や公害がピークに達した高度経済成長期(日本経済が飛躍的に成長を遂げた時期)末期に始まった。近年では、公共交通機関の一日乗車券の発行や、夜間を中心にした臨時バスの運行を行なう等、様々な取組みが進められている。その一方、実際に実施する自治体や企業、利用者数がまだ少ないことから、今後どのようにして増やしていくかが、今後の課題になっている。
データ見える化の日。
東京都港区東新橋に本店を置く、マーケティングソリューション事業等を展開し、顧客体験フィードバックシステム「見える化エンジン」の開発、運営を行なう企業、株式会社プラスアルファ・コンサルティングが制定。世の中のデジタル化が進み、ビッグデータ(人間では全体を把握することが困難な巨大なデータ群)として蓄積されていく昨今、あらゆるデータの活用には無限の可能性がある。記念日を通して、データ見える化やその活用に関心を持ってもらい、データ見える化技術の進歩を後押しをすることが目的。日付は、デジタルデータは全て「1」と「0」で表現、構成されてることから10月。また、「10」と「3」で「デー(10)タ見える(み[3]える)化」と読む語呂合わせから、10月3日としたもの。

獄中作家の日。
10月第1木曜日。国際ペンクラブが1980(昭和55)年に制定。それぞれの国の政府機関によって逮捕・投獄され、言論表現の自由を奪われ、投獄されている作家やジャーナリストを支援する為に、各国のペンクラブが活動を行なっている。イギリスの首都ロンドンに本部を置く国際ペンクラブ(International PEN)は、文学を通じて諸国民の相互理解を深め、表現の自由を擁護するための国際的な団体である。
蛇笏忌、山廬忌。
俳人、飯田蛇笏の1962(昭和37)年の忌日。別号の山廬に由来して、「山廬忌」とも呼ばれる。飯田蛇笏は山梨県出身で、山廬は別号である。俳人・作家の高浜虚子に師事し、山梨の山村で暮らしつつ、孤高とも言える格調の高い句を作り、俳人の村上鬼城等と共に、大正時代における俳句雑誌『ホトトギス』隆盛期の代表作家として活躍した。作品は、山梨の山間で創作したものが大半であるが、小説家を志望していたこともあり、第一句集『山廬集』には、小説的な発想を持つ句も多く含まれている。 俳句雑誌『雲母』を主宰した飯田蛇笏の四男、飯田龍太も俳人であり、飯田龍太は飯田家を継ぎ、飯田蛇笏の没後に俳句雑誌『雲母』主宰を継承した。1967(昭和42)年、飯田蛇笏の功績を称え、大手出版社の角川書店(現在のKADOKAWA)が「蛇笏賞」を創設した。「蛇笏賞」は毎年6月、優れた句集に授与され、俳句界では最も権威ある賞とされている。