9月8日 できごと その1 | スズメの北摂三島情報局

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2011/08/02 リニューアル
2019/07/14 アメブロ移動
柴犬ハルがお伝えします

0771年 - 父レオーン4世の死により、9歳のコンスタンティノス6世が東ローマ帝国イサウリア朝(シリア朝)の第4代皇帝として即位。生母のエイレーネーが摂政となり、政治を取仕切る。
1180年 - 後に鎌倉を本拠として関東を制圧し、弟達を代官として源義仲や平氏を倒すこととなる源頼朝が、伊豆国(現在の静岡県伊豆半島に相当)で挙兵する。 
1298年 - クルツォラ戦争: クルツォラの海戦。
1380年 - クリコヴォの戦い。モスクワ大公国(ロシア帝国の前身)のドミートリー大公が率いるルーシ(現在の北ウクライナを中心とする地域)諸侯連合軍が、現在のウクライナ南部とクリミア半島に亘る地域を支配していたママイと、それに同盟したリトアニア大公国(北ヨーロッパのバルト海の東岸、フィンランドの南に南北に並ぶ3つの国、バルト三国の中で最も南の国である現在のリトアニアを中心とした地域を支配した国家)等の連合軍とドン川(ロシア西部にある川)近くのクリコヴォ平原で戦い、モスクワ大公国が勝利する。ロシアの諸国にとって、タタール(北アジアのモンゴル高原から東ヨーロッパのリトアニアにかけての幅広い地域で活動したモンゴル系、テュルク系、ツングース系の様々な民族)に対して本格的な勝利を収めたとして特筆され、ロシアが「タタールのくびき(タタールによる支配)」から脱却する、最初のきっかけになったとして評価される。
1449年 - 土木の変。中国明朝の領土に侵攻したオイラト(モンゴル高原の西部から東トルキスタン[新疆]の北部にかけて居住する民族)の首長エセンを、中国明朝の皇帝英宗が自ら迎え討つが大敗し、英宗が捕虜となる。 
1504年 - イタリア盛期ルネサンス期の画家・彫刻家、ミケランジェロ・ブオナローティ作の彫刻『ダビデ像』の公開が始まる。『ダビデ像』は、ミケランジェロの代表作であるばかりでなく、ルネサンス期(古典古代[ギリシャ、ローマ]の文化を復興しようとする文化運動)を通じて、最も卓越した作品の1つである。人間の力強さや美しさの象徴とも見做される作品であり、芸術の歴史における最も有名な作品の1つと言える。なお、「ダビデ」とは、旧約聖書に登場するイスラエル王国の二代目の統治者である。大理石で身の丈5.17mに模られたこの像は、ダビデが巨人ゴリアテとの戦いに臨み、岩石を投付けようと狙いを定めている場面を表現している。 
1565年 - マルタ包囲戦: オスマン帝国(現在のトルコ共和国の前身)軍が、地中海中部の洋上にあるマルタ島からの撤退を開始。 
1600年 - 伏見城(木幡山伏見城、現在の京都市伏見区に所在した城)が落城し、伏見城の戦いが終結する。伏見城の戦いは、9月15日に行なわれることになる関ヶ原本戦の前哨戦であり、兵力差から考えれば、本来なら数日で落とせた筈の伏見城に、10日以上もの期間を掛けたため、西軍のその後の美濃(現在の岐阜県南部)・伊勢(現在の三重県北中部、愛知県南西部の一部)方面に対する攻略が大きく遅れる要因となったとされる。また、徳川家康が、鳥居元忠らの僅かな守備兵を伏見城に残し、会津攻めに向かったのは、石田三成ら反家康派を挙兵させる狙いがあったから、とする説もある。 
1755年 - フレンチ・インディアン戦争: ジョージ湖の戦い。
1781年 - アメリカ独立戦争: ユートースプリングスの戦い。
1813年 - 半島戦争: サン・セバスティアン包囲戦が終了。イギリスとポルトガルの連合軍が、スペイン北部のサン・セバスティアンを包囲し、フランスの駐留軍を降伏させる。サン・セバスティアンは、略奪の後に炎上して壊滅する。
1831年 - イギリス王ウィリアム4世が戴冠(国王が即位の後、公式に王冠・帝冠を聖職者等から受け、王位への就任を宣明する儀式を行なうこと)。 
1847年 - 米墨戦争: モリノ・デル・レイの戦い。
1888年 - イングランドのフットボールリーグ(イングランドのプロサッカーリーグであり、世界で初の本格的なサッカー国内リーグでもある)が発足する。 
1900年 - ハリケーン・ガルベストンがアメリカ合衆国南部、テキサス州の州都ガルベストンに上陸。高潮により市街が壊滅し、6,000名以上が死亡する。 
1907年 - 北海道空知郡南富良野町と上川郡新得町の境界にある狩勝峠を越える全長954mの鉄道トンネル、狩勝トンネルが完成し、旭川から釧路までが鉄道(現在の北海道旅客鉄道[JR北海道]根室本線)で繋がる。この狩勝トンネルは、新狩勝トンネル(全長5,790m)の開通により1966年に廃止され、封鎖されている。 
1907年 - ドイツの天文学者アウグスト・コプフにより、太陽系第四惑星、火星と、太陽系第五惑星、木星との間にある小惑星の軌道が集中している領域、小惑星帯(アステロイドベルト、メインベルトとも呼称されている)に位置する小惑星、シェヘラザード(直径約71.57km)が発見される。
1910年 - 救命具から軍用気球の製作に転じた後、飛行船の研究を始めた日本の飛行船のパイオニア、山田猪三郎が製作した初の国産飛行船「山田式1号飛行船」が初飛行。50馬力のエンジンを付け、自由飛行に成功する。
1923年 - ホンダポイント遭難事件。アメリカ合衆国西部、カリフォルニア州の沖合にある岩礁海域、ホンダポイントで、アメリカ海軍の駆逐艦7隻が位置測定の誤りにより座礁。乗員23名が死亡する。 
1926年 - ドイツが国際連盟に加盟。 
1930年 - アメリカの化学・電気素材メーカー「3M(スリーエム)」が、セロハンテープの販売を開始。セロハンテープは、基材(支持体)となるセロファンの片面に接着剤を塗り、帯状にしたものである。元々は、荷物を輸送中の湿気から守るために、防湿効果のあるセロファンを活用しようとしたものであるが、この用途では製品化されず、テープでの製品化となる。第二次世界大戦後、連合国軍最高司令官総司令部(GHQ)が事務用にアメリカ本国から輸送していたが、医療用絆創膏メーカーであった日絆工業株式会社(現在のテープ材メーカー、ニチバン株式会社)に製造を打診する。日絆工業株式会社が約1ヶ月後に試作品を持っていくと、あまりに早かったので驚かれたという逸話がある。なお、一般的に普及しているセロハンテープ の「セロテープ」という呼称は、ニチバン株式会社の登録商標である。 
1933年 - ガージー1世・ビン・ファイサルが、イラク王国第2代国王に即位。
1934年 - モロ・キャッスル号火災事故。アメリカ合衆国北東部、ニュージャージー州沖の大西洋上において、クルーズ客船「モロ・キャッスル号」(全長162m、 総トン数11,520t)で火災が発生。全搭乗者549名の内、135名が死亡する。 
1941年 - 第二次世界大戦・独ソ戦: レニングラード包囲戦が始まる。 
1943年 - 第二次世界大戦: イタリアが、連合国への無条件降伏を受諾し講和を結ぶ。 
1944年 - 第二次世界大戦: ドイツが、イギリスの首都ロンドンへの、初のV2ロケット(世界初の軍事用液体燃料ミサイル)による攻撃を行なう。第二次世界大戦末期にドイツで開発されたV2ロケットは、大戦後に核爆弾を搭載した大陸間弾道ミサイルに進化している。V2ロケットの「V2」という名称は、ナチス・ドイツ(国家社会主義ドイツ労働者党支配下のドイツ国)の体制維持に辣腕を発揮したドイツ国宣伝相、ヨーゼフ・ゲッベルスにより「報復兵器第2号」と命名されたもので、主にイギリスとベルギーの目標に対して発射されている。V2ロケットの軍事的効果は限定的で、初歩的な誘導システムは特定目標を照準できず、命中精度は、現在の基準では実用的ではない程低く、約7kmから約17kmとされる。但し、心理的効果はかなり大きく、爆撃機や特徴的な唸り音を発するV1飛行爆弾(「報復兵器第1号」)と違い、超音速で前触れもなく飛来し、既存の兵器では迎撃不可能なV2ロケットは、ドイツにとって有用な兵器たり得ていた反面、迎撃が不可能故に、V2ロケットの攻撃を阻止するには発射基地を制圧する必要があり、連合軍のドイツ侵攻を早める動機付けにもなり、そのような意味では、ドイツの敗北を早めた兵器とも言える。
1944年 - 第二次世界大戦: アメリカ第1軍第7軍団第3機甲師団が、ベルギー東部にある都市リエージュを解放する。
1945年 - 東京でアメリカ占領軍の進駐式が行なわれ、ジープで東京に進駐を開始。 
1945年 - 第二次世界大戦・ブーゲンビル島の戦い: ブーゲンビル島タロキナで、日本軍第17軍司令官神田正種陸軍中将と第八艦隊司令長官鮫島具重海軍中将が米英豪新(ニュージーランド)軍への降伏文書に署名。
1945年 - 第二次世界大戦・ミンダナオ島の戦い: 日本軍陸軍第30師団長両角業作陸軍中将が、フィリピン南部、ミンダナオ島にあるマライバライで、アメリカ第31歩兵師団に対する降伏文書に署名する。
 1945年 - 第二次世界大戦: クサイ島(現:ミクロネシア連邦コスラエ島)の日本軍陸軍第31軍南洋第2支隊長原田義和陸軍中将が、アメリカ駆逐艦『ハイマン』上でアメリカ軍に対する降伏文書に署名する(コスラエ州解放記念日)。