8月10日 記念日 その5 | スズメの北摂三島情報局

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2011/08/02 リニューアル
2019/07/14 アメブロ移動
柴犬ハルがお伝えします

ばねの日。
神奈川県横浜市瀬谷区五貫目町に本社を置く、輸送機器、光学機器、事務機器等、幅広い分野で使われる精密ばねを製造販売する企業、五光発條株式会社が制定。動作を伴なう大切な機構部品である「ばね」の重要性を、多くの人に知ってもらうことが目的。日付は、ばねやぜんまいのことを発条(はつじょう)と呼ぶことから、8月10日の「8」と「10」で、「発条(はつ[8、八]じょう[10、十])」と読む語呂合わせから。なお、「ばね」の漢字表記には、発条の他にも、弾機、発弾、発軌等があるが、いずれの漢字表記もいつ誰が当嵌めたのか明らかではなく、これら漢字表記の中では、発条のみが現在でも使用される。1972(昭和47)年に設立された五光発條株式会社では、ばねの伸縮性や柔軟性を活かした金属ばねのブロック「SpLinK」(スプリンク)も企画・製造・発売し、ばねの可能性を広げている。ばねとは、金属等の弾性体の復元力を利用し、弾性エネルギーを蓄積する機械要素である。名称は、一説に「跳ね」が語源であるという。弾性体は、弾性範囲内では掛かった力に応じて変形し、掛かった力を取去れば元の形に戻る。これを応用して、力を掛けて変形させ、或いは変形させることで力を蓄えることができる。このような性質を利用し易い形にしたのがばねである。例えば、金属の変形幅はそれ程大きくなく、これを細くすれば大きく曲がるものの、今度は、た易く降伏点を超えてしまう。そこで、細くしたものを長く使い、これに横からの力を掛けながら、しかも、その変形方向が一直線上になるようにしたものが、つるまきばね(コイルスプリング)である。円柱状の螺旋に巻いた金属は、引っ張れば各部分では、横からの力で変形するが、その力は全体に均等に架かるので、個々の部分では余り大きくなりにくい。また、各部では横への変形でありながら、全体としては伸縮する方向への長さの変化となるから、機械の部分としても扱い易い。バネはかりは、その伸縮が加重に比例することを利用したものである。金属と非金属にばね材料を分けると、金属ばねが特殊な場合を除いて、一般的に用いられている。コストが安いながらも、大きな力を受けることができたり、大きなたわみ(力が加わった時の、元の位置からの変形)量を確保できたりするのが、金属ばね全般における利点である。金属材料の中でも、強度と汎用性の高さから。特に鉄鋼材料が広範囲で用いられている。ばね用の鋼材は、「ばね鋼」という名称でも呼ばれ、弾性限度を上げるために、一般的な鋼材よりも材料中の炭素濃度が高められている。因みに、「ばね」や「ばね仕掛け」といった言葉は、日本語の比喩表現としても使われるが、比喩表現としては、「スプリング」という語は通常、用いられない。
ハートトラストの日。
大阪市中央区備後町に本社を置く、資産承継信託「ハートトラスト 心の信託」を取扱っている、信託銀行(投資家から預かった資産を信託財産として保管・管理し、実際の運用を代行するもので、長期金融と財産管理の両機能をもっている)部門併営の唯一の都市銀行(大都市に本店を構え、広域展開している銀行)、株式会社りそな銀行が制定。 将来の万一の時に必要となる資金の受取り、医療費の払出しを、大切な人に届ける信託商品をPRすることが目的。日付は、お盆のこの時期を家族で「資産の遺し方」を相談する機会としてもらいたいことと、「8」と「10」で「ハ(8、八)ート(10、十)」と読む語呂合わせから。資産承継信託とは、老後や死後の資産管理、資産の承継を円滑に進めるために利用される信託サービスで、死後に受取人に資産を渡す等の資産受渡しを請負うものである。金融資本を中心とし、昭和初期から第二次世界大戦中に発展した新興財閥の1つ、野村財閥の旧財閥系都市銀行である株式会社大和銀行(野村銀行)と、旧地方銀行・貯蓄銀行(個人の貯蓄を引受けることを主目的とする金融機関)から発足の都市銀行である株式会社あさひ銀行(旧株式会社協和銀行、旧株式会社埼玉銀行の合併行)との合併により誕生した株式会社りそな銀行の行名は、ラテン語(古代ローマ帝国の公用語であり、中世から近代の初めに至るまで、カトリック教会を中心とする全ヨーロッパの知識層の、言わば共通の文語として用いられた、ギリシャ語と並ぶ西ヨーロッパの古典語)の「resona(共鳴せよ、響き渡れ)」に由来する。他の都市銀行に比べ、店舗数は少ないが、単独で指定金融機関(地方公共団体が、公金の収納、支払の事務を取扱わせるために指定する金融機関)となっている大阪府には、113店舗が設置されている等、グループ内の都市銀行、株式会社埼玉りそな銀行や、地方銀行の株式会社関西みらい銀行と合わせると、首都圏(特に埼京)と京阪神地区に営業拠点が集中している。2000(平成12)年頃、各都道府県に存在する地方銀行を合併させ、広域地銀を作るという議論が、銀行業界で行なわれ、「スーパーリージョナルバンクの創造」と称して、「地域金融機関の連合体」という新しいビジネスモデルが検討された。2014(平成26)年になると、安倍政権において策定された成長戦略に、「日本版スーパーリージョナルバンク」構想の実現が盛込まれ、2017(平成29)年2月20日、株式会社りそな銀行等を看過に置く株式会社りそなホールディングスの中間持株会社にぶら下がる形で、完全子会社の株式会社近畿大阪銀行、及び、株式会社三井住友フィナンシャルグループの株式会社関西アーバン銀行と、株式会社みなと銀行の3行を統合することを検討していると報道がなされた。そして、株式会社りそなホールディングス連結子会社にして、株式会社三井住友フィナンシャルグループの持分法適用会社でもある金融中間持株会社、株式会社関西みらいフィナンシャルグループが、2017(平成29)年11月14日に誕生した。設立当初は、株式会社近畿大阪銀行を完全子会社として事業を開始し、2018(平成30)年4月1日、株式会社様関西アーバン銀行と株式会社みなと銀行が、新たに完全子会社となり、同日付で東京証券取引所市場第1部へ上場した。2019(平成31)年4月1日、大阪府内で営業エリアが大きく被る、株式会社近畿大阪銀行と株式会社関西アーバン銀行の両行が合併し、株式会社関西みらい銀行が発足した。
シャウエッセンの日。
大阪市北区梅田に本社を置く大手食品加工メーカー、日本ハム株式会社が制定。旨みとコクたっぷりの本格あらびきウインナー「シャウエッセン」のおいしさを、より多くの人に楽しんでもらうことが目的。日付は、8月10日の「8」と「10」で、「シャウエッセン」のおいしさのシンボルである「パ(8、八)リッ!と(10、十)」した歯ごたえと、「シャウエッセン」を食べて「パリッ!と(10、十)」心が弾ける瞬間を表わしている。日本ハム株式会社は、ハム・ソーセージ大手4社(他は、伊藤ハム株式会社・プリマハム株式会社・丸大食品株式会社)の一角で、業界首位である。1942(昭和17)年、徳島市で「徳島食肉加工場」として創業し、1963(昭和38)年には、商号を日本ハム株式会社に変更し、本店を徳島市から大阪市に移転した。1973(昭和48)年に、それまでハム業界ナンバーワンであったプリマハム株式会社を抜き、業界トップの座に躍り出た、日本ハム株式会社の最大のヒット商品は、1985(昭和60)年発売の「シャウエッセン」で、その後もトップブランドの座を保ち続けており、現在でも、日本ハム株式会社の重要な基幹商品となっている。プロ野球チーム、北海道日本ハムファイターズの親会社であり、日本プロサッカーリーグ(Jリーグ)のセレッソ大阪にも出資し、役員を派遣している。