8月5日 記念日 その3 | スズメの北摂三島情報局

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2011/08/02 リニューアル
2019/07/14 アメブロ移動
柴犬ハルがお伝えします

はしご車の日。 
大阪市中央区道修町に本社を置き、国内の約90%のはしご車の製造・販売を行なっている消防自動車のトップメーカー、株式会社モリタが制定。日付は、8月5日の「8」と「5」で、「は(8)しご(5)」と読む語呂合わせから。緊急自動車・特種用途自動車を架装・販売する企業で、消防自動車の年間需要の約5割超を生産する、日本国内トップシェア企業でもある株式会社モリタでは、国内初の屈折式はしご車を始めとして、最新型のはしご車等を開発している。はしご自動車は、高所の消火、及び救助に使用される。日本では、最低10mから最大50m(規格地上高50.3m)の高さまで届くものもある。メーカーによってラインナップは異なる。更新時期は地域によって異なり、早い所では10年弱、遅い所では20年超とばらつきがある。長期に亘り使用するため、メーカーにオーバーホール(大幅な分解修理・改造)が新規配置後7年、以降5年毎に義務付けられている。はしごが長くなるにつれ車体が大きくなり、道が狭い所には、小さなはしご車しか進入できない。市レベルの自治体では、平均で30mから40mのものが広く配備されている。また、高層ビル・マンションのある地域は40mから50m級が、道の狭い地域や小規模のニュータウンを管轄する地域には、10mから20mのタイプが配備されている。はしごの角度は仰角のみではなく、俯角、即ち、斜め下方向にはしごを伸ばす機能を有するものもあり、例えば、水難事故等で、はしご車の部署した位置よりも低い位置に要救助者がいる場合に有効である。はしご部分には、人を乗せる機構として、バスケットやリフターが設けられている。リフターは、はしご部分を上下するリフトであり、はしごを目的とする位置に一度セットすれば、連続的に消防隊員を送り込んだり、要救助者を救出することができる。バスケットは、はしご先端部に付けられた籠であり、2人から3人乗りが標準的である。消防隊員の搭乗や活動のし易さ、要救助者の安心感はあるが、人員の乗降りには、毎回、はしごを縮めて、はしご先端のバスケットを地上まで動かす必要があり、非効率な面もある。最近では、バスケットとリフターを併設するはしご車もある。最近、先端屈折機構を有するはしご車がメーカー各社から発売された。はしごの先端部分、バスケットの手前数mの位置ではしごが屈折することにより、電線等の障害物を避けて、はしごを目的とする位置に接近させることができる。はしごの部分が、横から見て、「へ」の字型に変形すると考えるとイメージし易い。また、この他に、はしごを屈折させる屈折はしご車(シュノーケル車。標準型、Σ型、先端屈折型)、はしごではなく、先端に放水銃と窓ガラス破砕用クラッシャーを装備して、隊員が近付けない場所への放水が可能な屈折放水塔車(スクアート車)があり、ダブルキャブ車をベースとすることが多い。これらの車両は、高所放水車とも呼ばれる。屈折放水塔車は、2011(平成23)年3月11日の東北地方太平洋沖地震(東日本大震災)による地震動と津波の影響により、東京電力の福島第一原子力発電所で発生した炉心溶融(メルトダウン)等、一連の放射性物質の放出を伴なった原子力事故、福島第一原子力発電所事故で、東京消防庁による使用済み核燃料プールへの放水活動に使用され活躍した。近年は、高所放水車の機能と大型化学消防車の機能を併せ持つ大型化学高所放水車も登場している。大型化学高所放水車は、高所放水車をシングルキャブ車にして化学消防車の機能を搭載するスペースを確保していることが多い。石油コンビナート火災に対応する大型化学車、泡原液搬送車、高所放水車(屈折放水塔車等)の3台を纏めて化学車3点セットと呼ばれてきたが、大型化学車と高所放水車の機能が1つになったことにより、大型化学高所放水車と泡原液搬送車の2点セット運用が可能となり、人員が限られる地方の自治体消防への導入も期待される。近年では、国内メーカー、株式会社モリタのはしご車が目立つようになってきた。株式会社モリタからは、先端が屈折するタイプの「先端屈折式はしご車」が登場し、障害物を避けて上からに接近することが可能な他、水難事故等ではしご車の位置よりも低い位置にいる要救助者の救助も可能とした。株式会社モリタは、国内トラック・バス業界最大手の自動車メーカー、日野自動車と共同で、はしご車専用シャーシ「MH型」を開発した。 また、株式会社モリタは、従来は消火活動のため、はしご車に接続した布ホースが邪魔となっていたことから、はしごの動きに合わせて動作する伸縮水路を、はしご本体下部に装備した「水路付はしご車」を開発した。株式会社モリタのグループ企業、モリタ宮田工業株式会社は、前身となる宮田工業株式会社の創業当時は製銃に従事していたが、その後、自転車製作に専念する。1952(昭和27)年には、国内で初の粉末消火器を開発して製造を開始し、後には自転車に並ぶ収益の柱とした。株式会社モリタとは資本提携関係にあったが、2009(平成21)年に完全子会社となり、現在は、自転車製造・販売事業を、会社分割により設立したミヤタサイクルが承継している。なお、株式会社モリタは、1907(明治40)年4月23日に株式会社モリタが創立した日に因んで、4月23日を「消防車の日」とし、「安全な社会を築くために欠くことのできない消防車を生産し続けてきた誇りと、信頼の1つの証となる日」としている他、消防機能と救急機能を併せ持つ世界初の消救車も開発しており、2005(平成17)年1月7日に、その第1号車が千葉県松戸市消防局六実消防署に配備されたことから、1月7日を「消救車の日」としている。 
ハードコアテクノの日。 
2006(平成18)年、国内のハードコアテクノアーティストによる音源を制作し、国内でのライブ活動や、日本のハードコアテクノを海外に紹介する活動を行なっているハードコアテクノレーベル、『HARDCORE OSAKA』を母体とする有志が中心となって制定した日。日付は、8月5日の「8」と「5」を、「ハー(8)コー(5)(HARDCOREの英語発音)」と読む語呂合わせから。『HARDCORE OSAKA』では、国内のハードコアテクノアーティストによる音源を制作し、国内でのライブ活動や、日本のハードコアテクノを海外に紹介する活動を行なっている。ハードコアテクノとは、「ハードコア」としてオランダの人々に知られており、1990年代初めから半ばにかけて、オランダ南西部のロッテルダム、アメリカ合衆国北東部、ニューヨーク州ニューヨーク、オーストラリア南東部のニューキャッスル等、多数の場所で出現した電子音楽のスタイルである。高速なテンポと、主張が強いビート、大胆かつリズミカルなサンプリングが特徴とされる。
ハコボーイ!の日。
東京都千代田区神田錦町に本社を置き、東京都と山梨県甲斐市に開発センターを構える家庭用ゲーム機のソフトウェア開発会社、株式会社ハル研究所が、2017(平成29)年に制定。株式会社ハル研究所は、ゲームソフト「星のカービィ」シリーズや、「ニンテンドウオールスター!大乱闘スマッシュブ ラザーズ」等の代表作を持つ老舗ソフトハウスで、2015(平成27)年1月15日に発売した、ニンテンドー3DSダウンロード専用ソフトの、ハコを使ったひらめきアクションパズルゲーム「ハコボーイ!」シリーズのPRが目的。日付は、8月5日の「8」と「5」を、「ハ(8)コ(5)ボーイ!」と読む語呂合わせから。このゲームの主人公である四角いキャラクターは、「キュービィ」という名前で、キュービィは自分の体と同じ大きさのハコ(箱)を出す能力を持っており、これを駆使してゴールを目指すゲームである。