7月15日 記念日 その5 | スズメの北摂三島情報局

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2011/08/02 リニューアル
2019/07/14 アメブロ移動
柴犬ハルがお伝えします

世界ユース技能デー(World Youth Skills Day)。
2014(平成26)年12月の国際連合総会で制定された国際デーの1つ。若者が職業技能を習得することの重要性を認識し、その支援を呼掛ける日で、この日を中心として、学習プログラムや討論会等のイベントが実施される。2017(平成29)年7月時点で、世界全体で若者の失業者数は約7,100万名にも達しており、経済活動に参加する若者の約4割が無職であるか、働いても貧しい暮らしを送っている。また、近年では、世界中の社会や経済において急速なデジタル化が進んでいる。そんな中で、若者への教育プログラム等の充分な対応が行なわれていない、という現実がある。そこで、世界中の若者が、質の高い仕事を得るための機会と技能を有することが重要とされている。そして、若者が新しい技能を習得するための教育訓練の制度や、若者が持続的に働くことのできる社会や経済の環境を構築することが求められ、その取組みが進められている。
世界ありがとうの日。
東京都渋谷区恵比寿に本社を置く、Q&Aサイト「OKWave」を始めとして、FAQソリューション(FAQとは、頻繁に尋ねられる質問で、予め予想される質問に対して、その質問と答えを纏めたもので、ソリューションとは解答のこと)や各種のQ&A(「質問と回答」「一問一答」)サービスで知られるコンピュータ関連企業、株式会社オウケイウェイヴが制定。株式会社オウケイウェイヴの企業理念である「世界中の人と人を信頼と満足で繋いで、ありがとうを生み出していく」を実践し、世界中を感謝の気持ちで繋いでいくことが目的。日付は、株式会社オウケイウェイヴの創業日である1999(平成11)年7月15日から。Q&Aサイト「OKWave」は、利用者同士で質問と回答を投稿することができる。質問者が感じている疑問や悩み等に対して、回答者が答えるという形である。質問項目(Q&A)は、カテゴリ別に分類されている。「OKWave」の「O」は「Oshiete(教えて)」、「K」は「Kotaeru(答える)」の頭文字を取っている。「教えて(質問)」と「答える(回答)」を仲介し、みんなが抱えている疑問や悩み、望みを「OK」な状態にし、それを「Wave(波)」のように世界に広げていく、という意味が込められている。
内航船の日。
島国日本の国内物流で重要な役割を果たしている内航船(ないこうせん)。その業務を担う人々で結成された任意団体、全日本内航船員の会が制定。内航船の存在を広く社会にアピールすると共に、海上勤務の船員からも、陸上社会との繋がりを大切にして、海上物流の社会的な意義を再確認することが目的。日付は、内航船を応援したいという人々からインターネット内で提案された、7月15日の「7」と「15」を、内航船の「内航(ナ[7]イ[1]コ[5]ウ)」と読む語呂合わせから。内航船は、日本国内の貨物輸送だけに使用される船であり、日本国内の港の間だけを航海する。外国の港にも寄港する船は、外航船(外国船)と呼ばれる。内航船は外航船と比べると、比較的に小さい船が多い。しかし近年、内航船の大型化が目立つようになっている。内航船と外航船を、外観で見分けることはできないが、幾つかの点から、例えば、巨大船であることや、船籍港が外国の港であることから、推測や判断は可能である。内航船と外航船のはっきりとした違いは、内航船は日本国内の貨物輸送だけに使われるために、国際条約の要求を満足するように建造されていないことに現われる。外航船のように、国際条約の要求を満足するような仕様で建造すると建造費が高くなる。内航船は、日本国内のみで運航される条件で安く建造できるメリットがある。国際航海に従事する船舶が守るべき国際条約の基準を満たしていない内航船が、外国籍船外航船として登録された時点で、国際条約に定められた基準を満たしていない船、つまり、サブスタンダード船となる。しかし、多くの外国人や外国人船員は、日本建造船は品質が良く、長持ちすると評価する。廃船にすると廃船コストが発生するので、FOB条件(商品の所有権が、相手国の船舶や飛行機等に荷積みされた時点で、その商権やリスクが買主に移転するという取引条件)で安く海外売船される内航船が多い。結果、外国船籍サブスタンダード船として、元内航船が外航船として運航されているケースは多く、海難を頻繁に起こすケースがある他、国際条約を満足しないだけでなく、犯罪にも使用される確率が高い、等の問題が提起されている。
ホッピーの日。 
東京都港区赤坂に本社を置き、麦芽を使った麦酒様清涼飲料水の「ホッピー」を製造販売する企業、ホッピービバレッジ株式会社が制定。「ホッピー」は、「生よりうまいホッピービア」と言われる程、60年以上に亘り多くのファンを獲得しているミキサードリンク(アルコール飲料と割って飲む清涼飲料水)の代表的存在である。日付は、ホッピービバレッジ株式会社の前身、コクカ飲料株式会社が、「ホッピー」の製造販売を開始した1948(昭和23)年7月15日に因んで。発売当時、ビールが高嶺の花であったことから、ビールの代用品の「焼酎割飲料」として爆発的に売れ、合計3度のブームが発生している。消費の主要エリアは、東京・神奈川・埼玉の一都二県で約8割を占め、2000年代以降も急速な販路規模拡大の意向は無く、関東圏を主体に地盤強化を築く展開を行なうとされている。その背景から、「東京の味」「懐かしの味」「昭和の味」等といった情緒的な味覚表現が用いられることもあり、発泡系飲料のビール・発泡酒や焼酎割飲料のサワーにはない、ホッピー独特の味を作り出すための原材料と独自ノウハウを用いて製造されている。ビールに含まれるプリン体(デオキシリボ核酸[DNA、地球上の多くの生物において遺伝情報の継承と発現を担う高分子生体物質]を形作る核酸の材料になる塩基で、動物性食品に豊富に含まれるが、体内に蓄積されると痛風の原因となると言われる)がないことや、ビタミン類・必須アミノ酸等の各種成分が含まれていることから、健康志向の焼酎の割り材とされている。他のリキュール類と相性が良く、様々な飲料スタイルに対応可能である。健康志向等も含め、業務用瓶のレトロなデザインがおしゃれ、苦味が少なく飲み易い、好みのアルコール濃度に調整できる等の理由により、2000年代からは女性の支持も広まりつつある。「ホッピー」という名前の由来は、ホッピービバレッジ株式会社の前身となる飲料水メーカー、コクカ飲料株式会社の創業者、石渡秀が「本物のホップを使った本物のノンビア」との意味を込めて「ホッビー」と名付けようとしたが、発音しづらいため、「ホッピー」となったことにある。コクカ飲料株式会社は、1910(明治43)年 に「秀水舎」として赤坂に工場を構え、清涼飲料水・サイダー・ラムネの製造販売開始していたが、1948(昭和23)年には社名を変更し、同時に「ホッピー」を発売した。なお、1970(昭和45)年には、工場を赤坂から東京都調布市に移転している。 
うらかわ夏いちごの日。
北海道の中南部に位置する日高地域を所管する日高振興局(都道府県の総合出先機関)の所在地であり、牧場とサラブレッドで有名な北海道浦河郡浦河町が制定。町の特産品である「夏いちご(品種:すずあかね)」を、より多くの人に知ってもらうことが目的。北海道浦河郡浦河町の「夏いちご」は、実が硬く、日持ちもよく、香りもよいため、ケーキ等の加工用として最適で、高い評価を得るようになった。ブランドいちごとして主に首都圏に出荷され、有名菓子メーカーやケーキ店で使用されている。日付は、7月15日の「7」と「15」で、「夏(な[7]つ)いち(1)ご(5)」と読む語呂合わせから。殆どのいちごは、11月から4月に生産され、冬から春に実を付ける。その一季成りイチゴに対し、夏から秋にも実の成る品種は、四季成りイチゴと呼ばれ、これが「夏いちご」とも呼ばれている。