7月8日 記念日 その5 | スズメの北摂三島情報局

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2011/08/02 リニューアル
2019/07/14 アメブロ移動
柴犬ハルがお伝えします

七転八起の日。
熊本県阿蘇市赤水でキクイモ商品を始め、縁起を担ぐ「くまモンの起き上がりこぼし」等を販売する食品加工業者、阿蘇壱番屋が制定。2016(平成28)年4月14日以降に、熊本県と大分県で相次いで発生した地震、熊本地震からの復興の気持ちを込めて、何度でも起き上がる心意気を表わす「くまモンの起き上がりこぼし」で、多くの人に勇気と励ましを送ることが目的。日付は、7月8日の「7」と「8」で、「七(7)転八(8)起」の数字に因んで。「七転八起(しちてんはっき)」とは、7回転んで8回立上がるという意味から、倒れても倒れても起き上がること、何回失敗しても挫けず、立直ってどこまでもやり抜くことをいい、一般に「七転び八起き(ななころびやおき)」と使われることが多い。「七」と「八」は、回数が多いことを表わしている。北アメリカ原産で、世界中に外来種として分布しているキクイモには、通常の芋類と異なり、デンプンは殆ど含まれない。塊茎を食用とする他、健康食品として顆粒やお茶として加工され、市販されている。くまモンは、熊本県庁が2010(平成22)年から「くまもとサプライズ」キャンペーンにおいて展開している、熊本県PRマスコットキャラクターで、2011(平成23)年の第2回ゆるキャラグランプリ王者となった。公式にキャンペーンキャラクターとして、コミカル、かつ軽快な動きでPR活動をすることもあれば、大阪市内の観光地を中心に、神出鬼没な行動を行なう場合もある。PRでイベントに出張する機会が増えたことから、くまモンを追掛けるような熱烈なファンも生まれており、くまモンをきっかけとして知合った友人、ファン仲間を指す、「くま友」という言葉も存在する。くまモンの日本国内での使用・流通においては、熊本県の許可があれば、個人、又は企業で、ロゴとキャラクターを無料で利用することができる。くまモンのキャラクターがとぼけた表情なのは、他官公庁のキャラクターが正統派であることに対抗して、よりインパクトを与えるためであり、その驚きの表情は、「くまもとサプライズ」というキャッチコピーにも対応している。「熊本」は、動物の漢字と読みがそのまま入っている稀有な都道府県であることから、モチーフは熊となり、熊という漢字が黒っぽい、そして、熊本城が黒を基調にしているので、色は黒となった。マスコットとして珍しく、名刺も作成されており、その名刺には「いちおう、公務員です。」「撮影可能です 肖像権は申しません。」「芸能人の友達もいます。スザンヌです。」等、自己紹介やキャッチコピーが書かれている。この名刺は、初期における近畿地方でのPR活動の度に配布されていた。2013(平成25)年に地方経済総合研究所が発表した統計では、『九州で最も印象に残る情報発信を行なっている県』という質問に対して、九州内では6位から2位、近畿では6位から3位、首都圏では7位から5位へ上昇(2010[平成22]年調査結果との比較)し、また、熊本への訪問頻度が増えたという回答が、全体で約10%増加、近畿では約23%増加しており、PR効果が出ている。くまモン誕生後、ポスターや看板は元より、地元企業による商品や、GEORGIA(日本コカ・コーラのコーヒーブランド)や麦とホップ(サッポロビールのビール[第三のビール]ブランド)等の熊本県限定パッケージにも使用されるようになり、熊本県内にくまなく普及している。2013(平成25)年7月24日には、熊本市中央区手取本町にある再開発ビル、テトリアくまもとに「くまモンスクエア」がオープンした。ファン。及び観光客等からの要望を受けて、県観光物産交流スクエアを改装したもの で、部長室を県庁より移設して、くまモンと毎日交流ができる(但し、毎週火曜・木曜は不在)施設となっており、グッズ売り場やドリンクバーも備えている。2016(平成28)年4月14日と4月16日に発生し、気象庁震度階級(地震の揺れの大きさを階級制で表わす指標で、日本で使用されている独自の震度階級)では最も大きい震度7(激震)を観測した、平成28年熊本地震を受けて、くまモンは県外も含め、全てのイベント出演を休止した。4月19日に熊本県は、くまモンのイラストの利用を特例措置として、イラストの周囲に「©2010熊本県くまモン#熊本支援」と記載する等、一定条件の下、許諾不要とすると「くまモン公式サイト」で発表した。その後は、平成28年熊本地震で自粛していた活動を、2016(平成28)年5月5日から再開している。
防犯カメラの日。
東京都港区浜松町に本社を置く、2001(平成13)年創業の、防犯カメラの開発、販売、アフターサービスまで手掛ける防犯カメラ専業メーカー、株式会社日本防犯システムが制定。防犯カメラの必要性、重要性を多くの人に考えてもらう機会を作り、防犯カメラの認知度を高めることが目的。日付は、7月8日の「7」と「8」、を「な(7)くなれ犯罪(は[8]んざい)」と読む語呂合わせから。株式会社日本防犯システムは、「社会から犯罪を撲滅させ世界平和を実現すること」という使命を掲げ、2001(平成13)年に福岡県久留米市で創業した会社である。そして、志に共感し、共に歩みを重ねる社員も増え、技術・サポート・サービス面において、防犯カメラ業界に様々な革新を起こしてきた。その代表例が、会社創業と同時に発売した、国内初となる屋外赤外線LED一体型カメラである。防犯カメラの屋内設置が当たり前であった当時、高性能な赤外線LEDを標準装備することで、暗闇でも撮影可能な防犯カメラを国内に初めて導入し、この分野のパイオニアとして、屋外カメラの普及に努めた。そして、株式会社日本防犯システムが開発・製造する防犯カメラは官公庁を始め、マンションやコンビニエンスストア、デパートや病院、各種企業に至るまで、全国のあらゆる場所に導入されている。様々な目的で監視を行なうためのビデオカメラ、監視カメラの主な用途としては、防犯、防災、計測・記録等がある。防犯目的の場合は防犯カメラと呼んだり、防災目的の場合は防災カメラ等と呼ばれる。広義には、カメラ単体ではなく、撮影した映像の伝送・処理、記録、表示機能を含むシステム全体を指すことがある。当初は、単なる画像の撮影と保管のみを行なうものであったが、近年では、続々と画像処理システムを組合わせたものが登場している。防犯カメラの主な用途は、店舗等の各種施設内や、敷地内の監視、街頭、鉄道の駅、空港、学校、個人住宅、及び踏切の監視サービスとなっている。一般の目に触れるものとしては、防犯を主な目的として、商店(小売店)や銀行等の金融機関、エレベーター、公的機関の天井等、様々な場所に仕掛けられているものがある。目的は、金融・公的機関の場合、侵入者や不審者の監視・記録はもちろん、従業員の背任行為を抑止するためでもある。施設内だけでなく、市街や盛り場の道路等に、監視カメラが取付けられることも増加しつつある。学校の通学路や校門への監視カメラ設置も行なわれている他、校内への監視カメラ設置も進んでいる。カメラが破壊されることも考えられるため、複数のカメラを組合わせて設置することがある。監視カメラ本体が、他の監視カメラによって撮影されるようにするものである。また、カモフラージュの方法として、電球のソケットに刺さる、監視カメラ内蔵LED電球も存在する。また、現金自動預払機(ATM)や自動販売機等の機械には、監視カメラ搭載のものが多い。人物に設置されたウェアラブル監視カメラは、ボディカメラ(BWV)や身体装着監視カメラ(CCTV)等と呼び、アメリカやイギリス、香港等の警察で急速に普及している。学校での使用も試みられ始め、アメリカでは、ボディカメラ(BWV)の最大手アクソンと、ドローンの最大手DJIが提携して、警察向けに監視ドローンを販売している。日本でも、民間防犯用に、監視カメラをドローンに搭載することも行なわれ始めている。また、中国の警察では、監視カメラの機能を搭載したロボットが配備されており、監視カメラの機能を搭載した、サングラス型のウェアラブルコンピュータも使用している。さらには、懐中電灯に監視カメラの機能を搭載することも行なわれている。
Come on!! 虎ノ門の日。
東京都港区にある街、虎ノ門を盛上げるために活動する地元の有志団体「カモン虎ノ門製作委員会」を運営する株式会社グー・チョキ・パートナーズが制定。オフィスワーカーが多い虎ノ門で、持続可能なまちづくりのために必要な「街への愛着」を育むことが目的。虎ノ門という街を盛上げていくために、みんなで虎ノ門のことについて考え、虎ノ門のことを想う日になってほしい、という願いが込められている。日付は、虎ノ門の「虎」という漢字に「七」と「八」が入っていることから7月8日としたもの。「虎ノ門」とは、江戸城の外堀(現在の虎ノ門交差点附近)にあった城門の名前で、1874(明治6)年に城門が撤去された後も、その近隣地域の俗称として使われ続け、交差点名や都電・地下鉄銀座線の駅名となった。虎ノ門の名が正式な地名に初めて採用されたのは、1949(昭和24)年になってからである。