4月2日 できごと その2 | スズメの北摂三島情報局

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2011/08/02 リニューアル
2019/07/14 アメブロ移動
柴犬ハルがお伝えします

1904年 - ギリシャ出身の新聞記者(探訪記者)・紀行文作家・随筆家・作家・日本研究家・日本民俗学者、小泉八雲(パトリック・ラフカディオ・ハーン)が、アメリカで怪奇文学作品集『怪談(Kwaidan)』を刊行する。小泉八雲(パトリック・ラフカディオ・ハーン)は、旧出雲国松江藩出身の士族であった小泉湊の娘、小泉セツと結婚する。『怪談 (Kwaidan)』は、小泉八雲(パトリック・ラフカディオ・ハーン)が小泉セツから聞いた、日本各地に伝わる伝説、幽霊話等を再話し、独自の解釈を加えて情緒豊かな文学作品として甦らせたもので、17編の怪談を収めた『怪談』と、3編の随筆を収めた『虫界』の2部からなっている。
1905年 - 瀬戸自動鉄道(現在の名鉄[名古屋鉄道]瀬戸線)で、蒸気動車の運行が開始される(日本初の気動車運行)。なお、気動車とは、人員や荷物(貨物)を積載する空間を有し、運転に必要な動力源として内燃機関や蒸気機関等の熱機関を搭載して自走する鉄道車両である。現在の気動車は、動力として、一般に内燃機関の中でも熱効率と安全性に優れるディーゼルエンジンが用いられている。そのため、日本では「ディーゼル動車」や「ディーゼルカー」等とも呼ばれる。1921年、ガソリンエンジン動力の「ガソリンカー」が営業運転を開始し、列車本数頻発や運行コスト低減のメリットから、1930年代には、国鉄(日本国有鉄道、現在のJRグループ)・私鉄を通じて広く普及する。1937年の日中戦争(支那事変)勃発以降、ガソリン不足によって内燃動車の新製、及び運行が年々困難となる。さらに、1940年に発生した西成線列車脱線火災事故により、ガソリンカーの火災危険性が指摘され、これに伴なって、ディーゼルカーへの転換が図られることになるが、同時期、戦時体制による燃料そのものの欠乏から、第二次世界大戦対米英戦中、及び終戦直後にかけ、内燃動車の運行自体が一時衰退する。1950年以降、ディーゼルエンジン技術と燃料供給が改善されると、第二次世界大戦前のガソリンカーに代わって、ディーゼルカーが隆盛を極めることになる。特に1953年の液体式変速機実用化は、気動車による長大編成組成を可能とし、国鉄での著しい気動車普及の原動力となる。蒸気機関車牽引列車に比して、優れた居住性と走行性能を生かし、気動車による準急・急行列車が出現し、さらに、1960年には特急列車も登場する。第二次世界大戦後暫くの間、国鉄線は、主要幹線でも電化率が低かったこともあって、気動車は全国で広範に用いられるに至る。1970年代までには、5,000両を超える大量の気動車増備が図られ、国鉄は世界最多の気動車保有数を誇った時期もあったが、同時期に主要幹線の電化が進展したことで、気動車の地位は徐々に後退する。一方で、極端な車両標準化施策、及び労使関係の悪化により、気動車技術の発達も停滞する。1980年代以降、第三セクター鉄道向け軽量気動車の開発や新型エンジンの出現、電子制御式多段変速機の実用化等の技術改良から、気動車の性能は大きく改善されたが、数を減らしつつあり、運用路線は主として、地方の非電化亜幹線とローカル線に限定されるようになっている。 
1922年 - 『週刊朝日』と『サンデー毎日』が創刊される。
1951年 - 明治維新の新政府発足時の中心人物、維新の十傑の1人である、公家出身の政治家、岩倉具視の肖像の新500円札(五百円紙幣)が発行される。 
1963年 - ソビエト連邦が、無人月探査機「ルナ4号」を打上げる。 
1979年 - テレビ朝日系列で、テレビアニメ『ドラえもん』が放送開始。『ドラえもん』は、テレビ朝日の系列局が少ない当時、全都道府県で放送される大ヒット作となる。テレビ朝日のアニメ作品の中では最長寿作品となっており、日本のアニメ作品では、最長寿の『サザエさん』に続く期間・話数をも誇り、日本を代表する国民的アニメ番組の1つとされる。なお、テレビアニメ『ドラえもん』は、これに先立つ1973年には、日本テレビ系列で放送されている。半年間という、当時としては比較的短期間の放送であったため、「不人気で打切り」という噂が一般化していたが、実際には元々、2クールの放送契約であり、小学生向けの月刊の学年誌に掲載された原作漫画作品は、少ないページ数で纏められていて、ストーリー性が薄く、アニメ化すると尺が余ってしまうため、原作を元にしつつ、アニメオリジナルの要素を随所に入れ、放送後半には、テレビアニメのオリジナル要素がかなり増えたという。 
1982年 - フォークランド紛争: アルゼンチン軍が、南大西洋上にあるイギリス領フォークランド諸島(マルビナス諸島)に進攻する。これを受け、イギリスは、南アメリカ南部に位置するアルゼンチンとの国交を断絶する。1989年10月、アルゼンチンとイギリスは、開戦以来の敵対関係の終結を宣言し、翌1990年2月5日、両国は外交関係を正式に回復したが、現在も互いに自国の領有権を主張し続けている。 
1989年 - ドキュメンタリーを中心とした特集番組『NHK特集』を改めたドキュメンタリー、報道番組『NHKスペシャル』が日本放送協会(NHK)で放送開始。報道番組『NHKスペシャル』では基本的に、最近の時事問題を中心として鋭いメスを入れた硬派のドキュメントを単発、又は数回かけて放送している他、年に2作品から3作品程度、大型のシリーズ企画や連続シリーズものを放送している。 
1989年 - エジプト出身のゲリラ指導者・政治家、ヤーセル・アラファートが、中東の地中海東岸にあるパレスチナ自治政府(2013年1月3日には、パレスチナ国への改名を宣言している)初代大統領に選任される。 
1995年 - 232日間に及ぶ、メジャーリーグベースボール(MLB、大リーグ)の選手会が決行した、プロスポーツ史上最長ストライキが終結する。
1997年 - 愛媛県靖国神社玉串訴訟で、最高裁判所が、愛媛県知事が靖国神社(東京都千代田区九段北にある、国家のために殉難した人の霊[英霊]246万6千余柱を祀る神社)等に玉串料(神社に祈祷を依頼する際に納める金銭)を公費支出したことは違憲と判決。 
2000年 - 内閣総理大臣の小渕恵三が体調不良で入院、意識不明となる。内閣総理大臣の在職中の病気を理由とした退任は、1980年6月に急逝した大平正芳以来、20年振りのこととなる。その後も小渕恵三の昏睡状態は続き、意識を回復することのないまま、倒れてから約1ヶ月半を経た同2000年5月14日午後4時7分、脳梗塞により、小渕恵三は62歳で死去する。なお、小渕恵三は奇しくも、父の小渕光平(実業界から政界入りしている)と同じ病気で倒れ、同じ病院で亡くなっている。 
2005年 - 仙台アーケード街トラック暴走事件。仙台市青葉区の商店街「中央通り」(アーケード街)にトラックが侵入して暴走、付近の歩行者7名を次々とはねる。3名が死亡、4名が負傷する。 
2007年 - ソロモン諸島沖地震 (2007年)。南西太平洋にあるソロモン諸島付近で、マグニチュード(M)8.0の大地震が発生。周辺海域で津波による被害が発生し、20名以上が死亡する。震源地近くの村落ではほぼ全ての家屋が倒壊し、数千名が避難生活を強いられる。なお、日本ではソロモン沖「地震」と表記しているが、その被害の大きさから、欧米諸国ではソロモン沖「津波」と呼ぶことが多い。 
2015年 - ガリッサ大学襲撃事件。東アフリカに位置するケニアの東北部、ガリッサに所在するガリッサ大学(ケニアの国立大学)に、銃で武装したグループが押入り、700名以上の学生を人質に取った後に147名を殺害し、79名以上を負傷させる。
2018年 - 2013年に全てのミッションを終了した後、2016年3月に制御が不能となっていた中国の軌道上実験モジュール『天宮1号』が、太平洋上空で大気圏に再突入する。